2013年3月2日土曜日

●クロロフィル [Chlorophill] 葉緑体に含まれる緑色色素

●クロロフィル [Chlorophill] 葉緑体に含まれる緑色色素
★クロロフィルa 環境用語集 http://www.weblio.jp/cat/occupation/knkyy
植物プランクトン等に含まれる葉緑素系色素の一つ,海水中のクロロフィルaを測定することにより,植物プランクトンの相対的な量を推定できます。

★クロロフィル [chlorophyll]
葉緑体に含まれる緑色色素。光合成で中心的役割を果たす。マグネシウムを含みアルコールやアセトンによく溶ける。多くの高等緑色植物では青緑色のクロロフィル a と黄緑色のクロロフィル b とがおよそ三対一の割合で含まれる。葉緑素。

★クロロフィル 生物学用語辞典 http://www.weblio.jp/cat/academic/sbtgy
同義/類義語:葉緑素
英訳・(英)同義/類義語:chlorophyll, Chloride ion channel, voltage-gated
植物が緑色を呈する原因物質で、環状のポルフィリンにマグネシウムが配位した構造を持つ。何種類かの分子種が知られており、光合成における光エネルギーの受容体として作用する。

★クロロフィル 水質用語集 http://www.weblio.jp/cat/academic/sstyg
クロロフィル(葉緑素)はクロロフィルa、b、c及びバクテリオクロロフィルに分類されますが、このうちクロロフィルaは、光合成細菌を除く全ての緑色植物に含まれるもので、藻類の存在量の指標となります。

★葉緑素 [Chlorophyll] 微生物の用語解説 http://www.weblio.jp/cat/nature/bsbyg
 クロロフィルともいい、高等藻類を含む植物、単細胞藻類、藍藻(藍菌)、光合成細菌など光合成生物の葉緑体のチラコイド(光合成細菌ではクロマトフォア)に存在する緑色の色素。基本的な構造は分子の中心にマグネシウムが配位したポルフィリン環である。一般にはクロロフィルa,b,c,dがあり、細菌にはバクテリオ・クロロフィルa,b,c,d,eがある。多くの場合はタンパク質と複合体の形で存在する。クロロフィル aは光合成細菌を除く全ての光合成生物に含まれる。クロロフィル bは緑藻と高等植物に、クロロフィルcは珪藻のほか多くの藻類に、クロロフィルdは紅藻の一部の種に含まれる。
 植物は光化学系I,IIとよばれる二つの色素集団をもち、それらの共同作用によって水を分解し、炭酸を還元して光合成を行う。それぞれの色素集団のある色素に補捉された光エネルギーは、次々に他の色素へ渡され、最終的に反応の中心にあるクロロフィルaへ渡される。そこで特定の酸化還元反応がおこり、結果としてATPが生成される。

★クロロフィル (Chlorophyll) http://p.tl/BvTH
光合成の明反応で光エネルギーを吸収する役割をもつ化学物質。葉緑素(ようりょくそ)ともいう。
 
4つのピロールが環を巻いた構造であるテトラピロールに、フィトール (phytol) と呼ばれる長鎖アルコールがエステル結合した基本構造をもつ。環構造や置換基が異なる数種類が知られ、ひとつの生物が複数種類をもつことも珍しくない。植物では葉緑体のチラコイドに多く存在する。
 
天然に存在するものは一般にマグネシウムがテトラピロール環中心に配位した構造をもつ。マグネシウム以外では、亜鉛が配位した例が紅色光合成細菌 Acidiphilium rubrum において報告されている[1][2]。金属がはずれ、2つの水素で置換された物質はフェオフィチンと呼ばれる。抽出されたクロロフィルでは、化学反応によって中心元素を人工的に置換することができる。特に銅が配位したものはマグネシウムのものよりも光や酸に対して安定であり、化粧品や食品への添加物として利用される[3]。
 
2010年にクロロフィルfの発見が報告された。NMR、質量分析法等のデータから構造式はC55H70O6N4Mgだと考えられている。

★フェオフィチン 水質用語集 http://www.weblio.jp/cat/academic/sstyg
クロロフィルの分解生成物で、クロロフィルの中心にあるマグネシウムが脱離したものです。藻類が死ぬとクロロフィルはフェオフィチンに変化するため、藻類の死細胞量の指標になります。

★フェオフィチン(Pheophytin)http://p.tl/k1fW
クロロフィル分子からマグネシウムイオンがとれて水素原子2つと置き換わったものの総称。
クロロフィルが酸性下に置かれるなどしてマグネシウムが脱落すると、代わりに水素原子が結合する事が知られており、これをフェオフィチン化と呼ぶ。クロロフィルa がフェオフィチン化したものをフェオフィチンa、バクテリオクロロフィルaがフェオフィチン化したものをバクテリオフェオフィチンaと呼ぶが、同様に天然で発見されている(バクテリオ)クロロフィルがフェオフィチン化したものの呼称は、名称の「クロロフィル」部分を「フェオフィチン」に変更したものとなっている。一般的にはクロロフィルの分解産物として理解されているが、光化学反応中心内の二次もしくは三次電子受容体としても存在することが知られている。

★マグネシウム [magnesium]
金属元素の一。2 族に属するが、普通、アルカリ土類に入れない。元素記号 Mg 原子番号一二。原子量二四・三一。菱苦土(りようくど)石・ドロマイト・滑石などを主鉱物として産出。海水中には陽イオンとしてナトリウムに次いで多量に含まれる。クロロフィルの中心金属イオンになるなど、生物体にとって必須の微量元素。精製されたものは銀白色で展性に富む。強い光を放って燃え、また、多くの金属酸化物を還元する。ゲッター・還元剤のほか、軽合金の成分として用いられる。

★マグネシウム バイク用語辞典 http://p.tl/ig79
比重1.741、融点651℃の、工業用金属ではもっとも軽い輝白色金属元素の一つ。現在は、腐食への対策も技術的にクリアされ、高性能ホイールなどに使われるようになっている。

★マグネシウム(Mg)ねじ用語集 http://p.tl/K3Aa
マグネシウム(Magnesium)は、元素記号 Mg で表され、原子番号は12、原子量は約24.31、比重は1.74(g/cc)である。銀白色で展性に富む。海水中には陽イオンとしてナトリウムに次いで多量に含まれる。
産業用の金属,非鉄金属の中で最軽量であり、リサイクルに要するエネルギー消費が少ない循環型素材として用途拡大が進んでいる。

★マグネシウム 生物学用語辞典 http://p.tl/moqu
英訳・(英)同義/類義語:magnesium
原子番号12のアルカリ土類金属に属する典型元素。マグネシウムイオンが多くの酵素反応に必要であるため、生存に必須の元素である。

★マグネシウム(Mg)水質用語集 http://p.tl/wAuz
マグネシウムは生物にとって必須金属で、神経の伝達や酵素反応などさまざまな働きをしています。地殻中には約2.3%、海水中には約1300mg/リットル含まれています。主な用途としては、金属マグネシウムとして、断熱材、アルミニウム合金、鉄鋼材料等、マグネシウム塩として食品の豆腐の凝固剤や農業用等があります。

★マグネシウム 健康用語辞典 http://www.weblio.jp/cat/healthcare/kygjn
読み方:まぐねしうむ
【英】:Mg
人体に必要なミネラルの一種で、リンやカルシウムとともに骨を形成するほか、体内のさまざまな代謝を助ける機能を持つ。
 人体に必要なミネラルの一種です。成人では、体内に約20g~30gが存在し、その約6割はリン酸マグネシウムや炭酸水素マグネシウムとして骨や歯に含まれ、残りは筋肉や脳・神経に存在しています。300種類以上の酵素を活性化する働きがあり、筋肉の収縮や神経情報の伝達、体温・血圧の調整にも役立っています。
 マグネシウムが不足すると骨の形成に影響が出るほか、不整脈や虚血性心疾患、高血圧、筋肉のけいれんを引き起こします。また、神経過敏や抑うつ感などが生じることもあります。
 健康な人の場合、余分なマグネシウムは腎臓で排出されますが、腎臓に疾患があると血液中のマグネシウム濃度が高くなることがあります。通常の食事では摂り過ぎることはありませんが、それ以外にサプリメントや薬でマグネシウムを摂り過ぎると下痢を起こすことがあります。

★マグネシウム 馬の用語事典 http://www.weblio.jp/cat/nature/umygj
読み方:まぐねしうむ
【英】:magnesium, Mg
馬に必要なミネラルのひとつ。マグネシウムは体構成要素の0.05%を占め、その60%が骨中に存在する。骨と歯の重要な構成要素であると同時に、体内の多くの酵素の活性化に関与している。マグネシウムの欠乏により、神経過敏、筋肉組織の損傷、虚脱、呼吸困難などの症状があらわれる。一方、マグネシウムの過剰は報告されていないが、飼料中の許容上限は0.3%と考えられている.マグネシウム含量の高い飼料として、フスマ、油粕、麦類、ヒマワリの種子がある。 

★マグネシウム お酒・飲料大辞典 http://www.weblio.jp/cat/food/sunos
からだの中で約300種類にのぼる酵素の働きを助け、カルシウム・リン・ナトリウム・カリウム・ビタミンCの代謝に必要なミネラル。糖分をエネルギーに変換するのも助けます。アーモンドなどのナッツ類、ひじき、納豆、ホウレンソウ、トウモロコシ、バナナ、ココアなどに含まれています。

★マグネシウム (ラテン語: magnesium) http://p.tl/hkNh
原子番号12の金属元素。元素記号は Mg。 周期表第2族元素の一種で、ヒトを含む動物や植物の代表的なミネラル(必須元素)であり、とりわけ植物の光合成に必要なクロロフィルで配位結合の中心として不可欠。

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