2013年3月16日土曜日

●動力車操縦者

●動力車操縦者
★運転理論 民鉄用語辞典 http://www.weblio.jp/cat/engineering/mntyg
大量輸送機関である鉄道は、安全かつ効率よく運行しなければなりません。そこで列車を走らせるための「動力」と、走行を妨げようとする「列車抵抗」と、自由にスピードを落としたり停止させたりする「制動力(ブレーキ)」の3つのバランスをとることが重要です。この三者の組み合わせ、使い分けを科学的に追究するのが運転理論です。
「動力」は電車が動き出すとき、高速で走行しているとき、カーブやこう配区間を通過しているなど、状況によって異なります。「列車抵抗」はこの動力によって進行しようとする力を妨げる抵抗のことで、例えば次のようなものがあります。
(1)列車の車輪とレールとの摩擦、(2)車輪と軸受の間の摩擦、空気抵抗、車輪の揺れによって起こる抵抗、(3)列車が発車するときに車軸受けの摩擦で起こる抵抗、(4)上り坂やカーブ区間を通過する際に起こる抵抗、(5)トンネルでの風圧、(6)列車加速時の抵抗などです。
最近の大手民鉄は鋼製車体に比べ大幅な軽量化が可能なアルミニウム合金車両を導入するなど、列車抵抗を抑える工夫をしています。
また、列車は力行(りっこう)と惰行を繰り返しながら走行します。力行とはノッチ(自動車のアクセルに相当)を入れて列車を加速走行させ、惰行はノッチを切って走らせることです。


★運転注意力モニタ MDAS 日本の自動車技術240選  http://www.weblio.jp/cat/engineering/njsgs
世界初の白線認識を利用し,運転者の注意力レベルに応じた色でモニタ表示。必要に応じて警報音で注意力の喚起を促す。
また,注意力の推定結果を利用し,注意力が低下するに従って早めのタイミングで車間距離警報を行う世界初のシステムである。
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保管場所 : 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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製作(製造)年 : 1996
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製作者(社) : 三菱ふそうトラック・バス㈱(当時 三菱自動車工業㈱)
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資料の種類 : 量産品
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現状 : 非公開
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形式名 : MDAS(第1世代),MDASⅡ(第2世代)
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通称名 : MDAS(第1世代),MDASⅡ(第2世代)
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技術用途 : 居眠り運転に起因する事故の予防,車間距離警報による追突の防止
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適用車種 : 大型トラック
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製造時期 : 1996
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実用化年 : 1996
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設計者 : 三菱ふそうトラック・バス株式会社(当時 三菱自動車工業㈱)
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協力者 : 三菱電機㈱
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装置構成 : 検出部:白線認識用CCDカメラ(車室内天井),レーザーレーダ(フロントグリル)
解析部:車間距離警報ECUおよび注意力推定ECU(運転席)
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表示部 : 表示部:運転注意力モニタは,インパネ中央部に注意力レベルを多重表示,必要に応じて芳香剤の散布や警報ブザーで注意車間距離表示は,ディスプレイユニットに表示
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性能機能 : 前方障害物検出距離:100m
運転注意力モニタ:1分毎の注意力推定結果をモニタ表示
車間距離警報:注意力情報を利用して最適なタイミングで吹鳴し,警報頻度を1/7~1/8に抑制
注意力維持機能:香りの種類,呈示間隔,呈示時間を最適化し,香りによる注意力維持機能を持たせている
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効果 : 運転注意力モニタによる運転者の注意力喚起で注意力低下に起因する事故の防止に貢献。
注意力情報を利用した車間距離警報は,最適なタイミングで吹鳴するため、運転者との信頼感が向上し,追突事故の防止に資する。
さらに,香りによる注意力維持機能によって、注意力維持時間を最大限に延長可能としている。
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エピソード・話題性 : 香りによる注意力レベルの維持も世界初のシステムであり,テレビ・ラジオ・新聞・雑誌など多くのメディアで採り上げられた。
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特徴 : 1. 白線認識を利用して車両の蛇行を検出
2. ファジィ推論を利用してドライバの注意力レベルを推定
3. 1分毎の注意力レベルの推定結果を棒グラフ表示でドライバに伝達
4. ドライバの注意力レベルの推定結果を利用して車間距離警報のタイミングを調整
5. 香りを利用して注意力レベルの維持
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参考文献 : K Yamamoto et al. 「Estimate of Driver's Arousal Level using Fuzzy Method」 SAE Truck & Bus Meeting(1994)
K.Yamamoto et al. 「Correlation between vehicle's meandering and driver's alertness level」 JSAE Review 16 49-54(1995)
K Yamamoto et al. 「Development of driver's alertness monitoring system」 Proc. Third Annual World Congress on ITS(1996)
山本惠一ほか 「運転注意力モニタに関する研究」 日本機械学会第6回交通・物流部門大会講演論文集(1997)
山本惠一ほか「注意力適応型車間距離警報システムの開発」 自動車技術会学術講演会前刷集 No.60-00, 271(2000)
K Yamamoto 「Active Safety Improvement through Effective Use of Driver's Alertness Level Information」 Proc. 7th Annual World Congress on ITS(2000)
山本惠一 「運転注意力モニタ」 Motoring No.10(2000)
K.Yamamoto 「Development of alertness-level-dependent headway distance warning system」 JSAE Review 22 325-330(2001)
山本惠一 「運転注意力モニタのヒューマンインターフェイス」 自動車技術 Vol.56,No.3(2002)
山本惠一 「注意力適応型車間距離警報システムの開発」 自動車技術会論文集 Vol.32,No.4
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紹介 : 世界初の白線認識を利用したシステムであり、車両の蛇行、修正操舵の量とウインカ等の操作頻度からファジィ推論によってドライバの注意力レベルを推定し、1分毎に棒グラフ表示でドライバへ伝達する。注意力レベルに応じて表示色を変化させ、必要に応じて音による警報で注意力の喚起を促す。
また、注意力の推定結果を車間距離警報のタイミング調整に利用しており、注意力が低下するに従って早めのタイミングで警報を行う。この点においても世界初のシステムである。
さらに、単調運転時に香りを1/fゆらぎをもった時間間隔で呈示し、不快なく注意力維持時間の延長を可能としている。
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その他事項 : 製造時期:1996年~1999年(第1世代)、2000年~(第2世代)


★動力車操縦者(どうりょくしゃそうじゅうしゃ)http://p.tl/sJEV
動力車操縦者運転免許に関する省令で定める一定の動力車を操縦する資格がある者のことである。


★軌道法 http://p.tl/LpNg(きどうほう、大正10年4月14日法律第76号)は、一般公衆(公共)の運輸事業を目的とする道路に敷設される鉄道に適用される日本の法律である。1921年(大正10年)4月14日公布、1924年(大正13年)1月1日施行。
軌道条例に代わって制定された。一般公衆用ではなく道路に敷設される鉄道はすべて国土交通省令による(第1条第2項)。元来は主として路面電車を対象としてきたが、近年ではモノレール、新交通システム等に適用例がある。また大阪市営地下鉄の大半と、近鉄けいはんな線の大阪府側の大半も軌道法が適用されている。なお2011年現在、2006年5月31日改正が直近の改正となっている。


★きかん-し 【機関士】
(1)鉄道の、機関車や気動車の運転・整備を行う職員。
(2)船舶の、機関の運転・整備を行う職員。海技士(機関)の資格を必要とする。
→航空機関士
★機関士『ウィキペディア(Wikipedia)』 http://p.tl/3jTM
・鉄道の機関士は動力車操縦者
・海技従事者である機関士は海技士 (機関)


★電車運転士 日本標準職業分類 http://p.tl/HSwc


★動力車操縦者養成所 民鉄用語辞典
列車の運転士は、乗客の安全輸送に直接携わる大きな任務があり、厳しい訓練と、日常のチェックが欠かせません。運転士は国家試験に合格しなければなりませんが、大手民鉄の中には、国土交通大臣の指定を受け、それに必要な所定の教習や、国家試験を実施する、動力車操縦者養成所と呼ばれる施設があります。
この施設では、公共輸送を担う者としての責任の重さを認識しながら、技能ばかりでなく、人間養成もテーマとなります。約9カ月間の教習の後、養成所が行う試験に合格すると、国から運転士の免許が交付されます。車掌や駅務員の教習は国家試験ではなく、各社が独自の課程で実施します。
民鉄各社の従業員は、多くの乗客の生命を預かる仕事だけに、その教育の過程は厳しく、内容も多岐にわたっています。例えば、乗務員の場合、運転技術や機械の操作ばかりでなく、鉄道法規、交通地理、利用者への接遇や負傷、病気の応急手当の方法まで会得しなければなりません。
民鉄各社には教習所、研修所、養成所など名称はさまざまですが、それぞれ独自の運転士や車掌の人材養成機関があります。


★動力車操縦者養成所『ウィキペディア(Wikipedia)』 http://p.tl/hsk2
動力車操縦者養成所(どうりょくしゃそうじゅうしゃようせいじょ)とは、動力車操縦者運転免許に関する省令第17条の規定に基づき、動力車の操縦に関する講習を行う施設として国土交通大臣に指定された施設のことである。

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