2013年3月23日土曜日

・かみなり

・かみなり
★いかずち いかづち 【雷】
〔「厳(いか)つ霊(ち)」の意。「つ」は助詞〕
(1)かみなり。なるかみ。[季]夏。
「鼓の音は―の声と聞くまで/万葉 199」
(2)魔物。
「上に八色(やくさ)の―あり/日本書紀(神代上訓)」
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・かみなり 【雷】
(1)〔「神鳴り」の意から〕雲と雲との間、あるいは雲と大地との間の放電によって、発光と音響を発生する自然現象。かんなり。かむなり。いかずち。[季]夏。
(2)雷を起こす神。鬼のような姿で虎の皮のふんどしをしめ、太鼓を輪形に連ねて背負い、これを打ち鳴らす。人間のへそを好むという。雷神。なるかみ。かみなりさま。
(3)(比喩的に)腹を立ててどなりつけること。
「先生の―が落ちた」
» (成句)雷が落ちる
» (成句)雷を落とす
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・かみなり 【雷】
狂言の一。雲を踏みはずして地上に落ちた雷が、通りかかった旅の医者に治療をうけ、薬代の代わりに天候の順調、五穀の豊穣(ほうじよう)を約束する。
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・らい  【雷】
かみなり。いかずち。[季]夏。
「雷」に似た言葉»
   雷神  雷光  稲光  叱る  怒る

★雷 気象庁 予報用語 http://www.weblio.jp/cat/occupation/jmayh
分野:
  雷に関する用語
意味:
  雷電(雷鳴および電光)がある状態。
備考:
  電光のみは含まない。
用例:
  雷が発生する。雷が鳴る。落雷。

★雷 島嶼名辞典 http://www.weblio.jp/cat/culture/ntsmj
読み方:ライ
九十九島に属する五島灘の無人島
所在 長崎県佐世保市相浦町
位置・形状 北松津半島西岸

★島嶼 【トウショ】
《「島」は大きなしま、「嶼」は小さなしまの意》大小のしまじま。しま。


★雷 隠語大辞典
読み方:かみなり
1.叱言の事、又は監督者、親爺等を云ふ。
2.⑴小言のこと。⑵〔犯〕賭博場へ其筋の手が入つたこと。
3.⑴叱言のこと。又は監督者、親爺等をいう。
  ⑵屋根伝いにて明取窓等より忍込む窃盗犯をいう。
分類 犯罪者
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・雷
読み方:かみなり
博徒の隠語、巡査のこと。賭博場へ巡査の踏み込むを「-が落ちる」といふ。
分類 東京/博徒

★雷 季語・季題辞典
読み方:ライ
積乱雲によって起こされる空中の放電現象
季節 夏
分類 天文

★雷 歌舞伎・浄瑠璃外題辞典 http://www.weblio.jp/cat/dictionary/nkbjj
読み方:カミナリ
初演 文化12.3(江戸・市村座)

★雷(かみなり)http://p.tl/4kWt
電位差が発生した雲または大地などの間に発生する光と音を伴う大規模な放電現象
★語彙と語義 http://p.tl/qQK8
雷を発生させる雲を雷雲と呼び、その時に雲は帯電状態となっている。雲の中で起こる放電、雲と雲の間の放電をまとめて雲放電と呼び[2]、雲と地面との間の放電を対地放電または落雷と呼ぶ[2]。
 
雷(かみなり)に際して起こる光は稲妻であり、雷電の「電」である。それに対して雷に際して起こる音は雷鳴であり、雷電の「雷(らい)」である。
 
光と音を伴う雷放電現象を雷電と呼ぶ。現代日本語でいう雷(かみなり)は雷電とほぼ同義語であるが、遠方で発生した雷は光は見えるものの、風向きの影響などで音が聞こえない事がある。そのため、日本式天気図においては「過去10分以内に雷電または雷鳴があった状態」を雷としている。気象庁の定義によると「雷」とは「雷電(雷鳴および電光)がある状態。電光のみは含まない。」とされている。
 
なお、雷は主に風と雨を伴う雷雨時に氷の粒子で形成される雷雲によっておこる雷を指す場合が多いが、そればかりではなく、火山の噴火時や砂嵐時に砂の粒子で形成される雷雲によっておこる火山雷なども雷に含む。
・語源
「いなずま」(歴史的仮名遣いは「いなづま」。ただし「いなづま」は現代仮名遣いでも許容されている。)の日本語の語源は稲が開花し結実する旧暦(太陰暦)の夏から秋のはじめにかけて雨に伴い雷がよく発生し、その落雷によって大気中の窒素が田畑に固着されるため、落雷した稲穂は雷に感光することで実るという理解が生まれ、雷を稲と関連付けて稲の「つま(=配偶者)[3]」と解し、「稲妻」(いなづま)、あるいは「稲光」(いなびかり)などと呼ぶようになったといわれている[4]。
 
「かみなり」の日本語の語源は、昔、雷は神が鳴らすものと信じられていたため「神鳴り」と呼ばれた為。さらに古語や方言などでは、いかづち、ごろつき、かんなり、らいさまなどの呼び名もある。
★雷と神話  http://p.tl/muZh
古来より、雷は神と結びつけて考えられることが多かった。
日本神話においても雷は最高神という扱いこそ受けなかったが、雷鳴を「神鳴り」ということからもわかるように雷を神々のなせるわざと見なしていた。天津神の1人で天孫降臨の前に葦原中国を平定したタケミカヅチ(建雷命、建御雷、武甕槌)はそういった雷神の代表である。雷(雷電)を祭った神社に「雷電神社(板倉雷電神社など)」「高いかづち神社」などがあり、火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)・大雷大神(おおいかづちのおおかみ)・別雷大神(わけいかづちのおおかみ)などを祭神としている。
 
日本では方言で雷を「かんだち」ともいうが、これは「神立ち」すなわち神が示現する意である。先述した稲妻の語源が示すとおり、雷は稲と関連づけられている。日本霊異記や今昔物語にあるように雷は田に水を与えて天に帰る神であったため、今でも農村では雷が落ちると青竹を立て注連縄(しめなわ)を張って祭る地方がある。
 
雷神は平安時代になると、天神の眷属神として低い地位を占めるようになった。


★かみなり  【雷】
(1)〔「神鳴り」の意から〕雲と雲との間、あるいは雲と大地との間の放電によって、発光と音響を発生する自然現象。かんなり。かむなり。いかずち。[季]夏。
(2)雷を起こす神。鬼のような姿で虎の皮のふんどしをしめ、太鼓を輪形に連ねて背負い、これを打ち鳴らす。人間のへそを好むという。雷神。なるかみ。かみなりさま。
(3)(比喩的に)腹を立ててどなりつけること。
「先生の―が落ちた」
» (成句)雷が落ちる
» (成句)雷を落とす
   ・・・・・・・・・・
・かみなり 【雷】
狂言の一。雲を踏みはずして地上に落ちた雷が、通りかかった旅の医者に治療をうけ、薬代の代わりに天候の順調、五穀の豊穣(ほうじよう)を約束する。


★かみなり(さん) 大阪弁
・訳語  かみなり
・解説
雷様。語源は「神鳴り」で、「鳴る神」の転倒語。近畿、北陸、越後、西奥羽、南四国、九州、南関東などに分布。標準語となった。丹後や丹波、若狭では「はたがみ」、播磨、但馬、丹波、美濃、尾張、三河、南信濃などでは「夕立(様)」と言う。東奥羽、北武蔵、下野、常陸では、音読みの「(お)らい(さま)」、西中国で「鳴る神(様)」、東中国、北四国で「どんどろ(様)」。

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