2013年3月13日水曜日

●火山

●火山
★火山の一覧 (日本)  http://p.tl/J26Y
日本にある主な第四紀火山のリストである。太字は活火山で、活動ランクを(A)(B)(C)(N/A) = ランク外で記載してある。

★第四紀 http://p.tl/I3OE(だいよんき、Quaternary period)は地質時代の一つで、258万8000年前から現在までの期間。
他の地質時代が生物相の大幅な変化(特に大量絶滅)を境界として定められたのに対し、第四紀は人類の時代という意味で決められた。したがって、古人類学の進展に伴い次々に古い原人が発見されるとともに第四紀の始まる年代も変化していった。現在ではヒト属の出現を基準とし、地質層序や気候変動を併用して決定している。

★火山(かざん、英: volcano)http://p.tl/ymMW
地殻の深部にあったマグマが地表または水中に噴出することによってできる、特徴的な地形をいう。文字通りの山だけでなく、カルデラのような凹地形も火山と呼ぶ。
★火山の分類 http://p.tl/sDfB
・地形による分類(過去)
1911年、ドイツのカール・シュナイダーは、火山地形を次のように分類した。
・地形による分類(現在)
火山地形は、形成過程や内部構造も考慮して分類されている。
★関連項目 http://p.tl/Qzzj
★火山学(かざんがく、英: volcanology)http://p.tl/htAs火山に関係する地質学的現象を研究する学問。

★火山帯(かざんたい、volcanic belt)http://p.tl/VNxi
火山がある程度の幅をもって列をなしているもの。日本では過去に国内の火山を地理的な観点から7つの火山帯に区分していたが、火山学的には全く関連のない火山までもまとめていることもあり、現在では用語自体があまり使われない傾向にある。使う場合でも環太平洋火山帯のように規模の大きなものに用いることが多い。

★海底火山(かいていかざん、英: submarine volcano)http://p.tl/upQI 海底に存在する火山。

★火山島(かざんとう)http://p.tl/BwrE
・火山島 - 火山活動によって作られた島。島#火山島http://p.tl/bSdyを参照。火山島の一覧についてはCategory:火山島を参照。
・火山島 (小説) - 金石範が1981年から1988年にかけて雑誌『文学界』に掲載した長編小説。

★島(しま)http://p.tl/iiPt
オーストラリア大陸の面積より小さく、四方を水域に囲まれた陸地をいう。オーストラリア大陸以上の面積を持つ陸地は大陸と呼ばれる。

★Category:火山島  http://p.tl/W8F2

★噴火(ふんか、英: eruption)http://p.tl/1-s6
火山からマグマなどが噴き出すことである。火山活動(かざんかつどう、英: volcanic activity)の一つで、マグマの性質によって、規模や様式にさまざまなものがある。気象庁では、火口から固形物が水平あるいは垂直距離でおよそ100 - 300mの範囲を越したものを「噴火」として記録することになっている。
噴火はマグマ溜まりから発生することが多い。

★マグマ(magma)http://p.tl/FynK
地下にある流動性を有する高温のケイ酸塩混合物で、岩石成分と、揮発性成分(主に水)で構成される。岩漿(がんしょう)ともいう。英語の magma は、ギリシャ語の μάγμα (のりの意)からきている。

★マグマ溜りhttp://p.tl/dmtg(マグマだまり、英: magma chamber、magma reservoir)とは、地殻内でマグマが蓄積されている部分である。ここにマグマがあるとき、マグマは高圧下にあり、その中でマグマは次第に分化していく。そして、このマグマが地上に現れるとき、それを噴火と呼び、主として火山にて見られる。

★火成岩 http://p.tl/JXbD(かせいがん、英: igneous rock)は、マグマが冷えて固まった岩石(若干の異物を取り込んだものを含む)。
火成岩は大きく分けて、火山岩(マグマが急激に冷えて固まったもの)と深成岩(マグマがゆっくり冷えて固まったもの)の2つに分類される。以前はその中間として半深成岩という分類もあったが、現在では使われない。火山岩と深成岩の分類において重要なのは、冷え固まったスピードであり、どの場所で固まったかは分類に関係しない。

★火山岩 http://p.tl/PGQ6(かざんがん、英: volcanic rock)は、マグマ由来の岩石(火成岩)のうち、急激にマグマが冷えて固まったもの。多くは火山から噴出されてできるため、噴出岩(ふんしゅつがん、effusive rock)ということもある。同じ火成岩の深成岩に比べ、岩石中の鉱物の粒が小さいことと、石基を持つ点が異なる。
火山岩という名称は火成岩とまぎらわしいが、火成岩は火山岩や深成岩を含む、マグマからできた岩石の総称である。

★火山砕屑物 http://p.tl/tb0Y(かざんさいせつぶつ、英: pyroclastic material)とは、火山から噴出された固形物のうち、溶岩以外のものの総称。火砕物(かさいぶつ)、ともいう。溶岩を含めないという点で、火山噴出物(かざんふんしゅつぶつ)とは異なる。
火山砕屑物が固まった岩石を火山砕屑岩という。

★火口(かこう、英: crater)http://p.tl/NsV2
地下のマグマや、火山ガスに運ばれた岩塊など、固体~液体が地表に噴出する(または過去に噴出した)穴。噴出するものが泥や湯であっても規模によっては火口と呼ばれることがある。噴火口(英: eruptive crater)ともいう。
ガス(気体)のみを噴出する穴は噴気口と呼ぶことが多いが、実際のところサイズによって大まかに区別され、ガスのみであっても直径数メートルともなると火口と呼ばれることが多い。過去現在の噴火の有無は問われない(大分県伽藍岳の泥火口の例など)。

★火山爆発指数 http://p.tl/9BrS(かざんばくはつしすう、英語: Volcanic Explosivity Index, VEI)は、1982年にアメリカ地質調査所のクリス・ニューホールChristopher G. Newhallとハワイ大学マノア校(英語版)のステフェン・セルフ (Stephen Self) が提案した火山の爆発の大きさを示す区分。火山そのものの大きさではなく、その時々の爆発の大きさの指標である。
区分は、噴出物の量でなされる[1]。0から8に区分され、8が最大規模である。VEI=0はテフラの量が104立方メートル未満の状況を指す。VEI=8はテフラの量が1012立方メートル以上の爆発を指す。それぞれの区分には噴火の状況を示す名称(「小規模(gentle)」など)が付けられている。
注意すべきことは、VEIの決定にはテフラの種類は影響しないということである。噴出物には火山灰、火山弾、イグニンブライトなどさまざまなものがあり、同じ量であってもその噴出に必要とするエネルギーは異なる。従って、VEIは噴火のエネルギーの大小は意味しない。また、静かに流れるマグマの量は、どれだけ多くても考慮されない[2]。これがVEIという区分の欠点である。一方で、有史以前の噴火の規模を、噴火の機構がよく分かっていなくても決められるという利便性がある。

★火砕流 http://p.tl/gM6j(かさいりゅう、pyroclastic flow、火山砕屑流)とは、火山現象で生じる熱い、気体と固体粒子からなる空気よりもやや重い密度流である。多くの場合、本質物を含む数百度以上の高温のものを指す。ただし水蒸気爆発で発生するような本質物を含まない高温でない密度流も火砕流と呼ばれることがある。最近では、温度や本質物の有無を定義から取り払い、火砕流と火砕サージなどを重力流の一種とみなして、火砕物密度流(pyroclastic density current)とすることも多い。
高温の火山ガスと混合一体化しているため地面との摩擦が少なく、流れ下るスピードは100km/時を超えることもあり、一気に遠くまで流れ下る。またガス成分が多い場合は比重が小さいため海面上を流走することもある。
古い文献には熱雲(ねつうん)などとして紹介されている。

★山体崩壊 http://p.tl/xVzB(さんたいほうかい、sector collapse)とは、火山などに代表される脆弱な地質条件の山体の一部が地震動や噴火、深層風化などが引き金となって大規模な崩壊を起こす現象である。

★ラハール http://p.tl/iKac(インドネシア語: lahar)とは、火山噴火の際に大量の水分を含んだ火山灰などの噴出物が山の斜面を流れ下る現象である。火山泥流(かざんでいりゅう、英: volcanic mud flow)とも呼ばれる。1919年、インドネシアのケルート山の噴火で初めて科学的に調査され、現地語から命名された。
火山の山頂部が雪や氷河に覆われていた時に噴火が起こり、その高熱によって雪や氷河が融解した際に発生する(火口湖の水で満たされている時も同様)。大量の水分を含んでいる為に流下スピードは極めて速く、時速100kmを超えることもある。
また、大量の火山灰が周辺に降り積もった後に豪雨などで流下する場合もラハールと呼ぶ(日本では土石流と呼んでいる)。
★土石流 http://p.tl/e99k(どせきりゅう、英語:debris flow)とは、土砂が水(雨水や地下水)と混合して、河川・渓流などを流下する現象のこと[1]。土砂災害の原因の一つ。山津波(やまつなみ)ともいう。
なお、日本の法令上は「土石流」について「山腹が崩壊して生じた土石等又は渓流の土石等が水と一体となって流下する自然現象」と定義されている(土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律2条)。


★地熱(ちねつ、じねつ)http://p.tl/nakL 地球内部の熱源に由来する熱エネルギーである。
★地中熱(ちちゅうねつ)http://p.tl/KjcH 地下(約5~200m)の低温熱エネルギーである。
★地熱発電(ちねつはつでん、じねつはつでん)http://p.tl/b376
 地熱(主に火山活動による)を用いて行う発電のことである。再生可能エネルギーの一種であり、太陽の核融合エネルギーを由来としない数少ない発電方法のひとつでもある。ウランや石油等の枯渇性エネルギーの価格高騰や地球温暖化への対策手法となることから、エネルギー安全保障の観点からも各国で利用拡大が図られつつある。

★温泉(おんせん)http://p.tl/1wZQ
地中から湯が湧き出す現象や湯となっている状態、またはその場所を示す用語である。その湯を用いた入浴施設も一般に温泉と呼ばれる。人工温泉と対比して「天然温泉」と呼ぶ場合もある。
熱源で分類すると、火山の地下のマグマを熱源とする火山性温泉と、火山とは無関係の非火山性温泉に分けられる。含まれる成分により、さまざまな色、匂い、効能の温泉がある。
広義の温泉(法的に定義される温泉):日本の温泉法の定義では、必ずしも水の温度が高くなくても、普通の水とは異なる天然の特殊な水(鉱水)やガスが湧出する場合に温泉とされる(温泉の定義参照)。温泉が本物か否かといわれるのは、温泉法の定義にあてはまる「法的な温泉」であるのかどうかを議論する場合が一般的である(イメージに合う合わないの議論でも用いられる場合がある)。アメリカでは21.1度、ドイツでは20度以上と定められている。

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