2013年3月13日水曜日

●【野辺送り】

●【野辺送り】
★宮型霊柩車 【みやがたれいきゅうしゃ】 葬式用語 http://p.tl/8v2e
霊柩車の一種。宮型を象った特殊仕様車で主として火葬場への遺体搬送に用いる。特別車。霊柩車の日本への登場は大正4年。アメリカの装飾型霊柩車の輸入から。大正9年頃に輿を荷台に載せて運んだことから造形。昭和初期から利用が増えたが戦前の利用は大都市のみ。戦後の1955年以降に全国に普及。これにより葬列が廃されるようになる。霊柩車を先頭に車を連ね火葬場へ行くことを「葬列」と称することもある。

★かご【駕籠】 霊柩自動車の種類
明治初期頃まで使用された駕籠 http://www.westatic.com/img/dict/rkjns/1.jpg

★こし  【輿】
(1)二本の轅(ながえ)に屋形を乗せて人を運ぶ乗り物。肩に担いだり腰の辺りに手で支えたりした。平安時代には、天皇・皇后・斎宮などに限られ、鳳輦(ほうれん)・葱花輦(そうかれん)や腰輿(たごし)などが主なものであったが、平安後期以後、使用者の範囲も広がり、種類も増えた。
(2)棺をのせる上輿(あげごし)の称。
(3)神輿(しんよ)。みこし。
   ・・・・・・・・・・
・よ  【輿】
こし。たごし(手輿)。
「ゆる―を舁(か)かせて来たので/寒山拾得(鴎外)」
★【輿】  霊柩自動車の種類
遺体を納めた棺を置き、担いで運ぶ。http://www.westatic.com/img/dict/rkjns/2.jpg
屋根は唐揚破風となっており、宮型霊柩車の原点となっている。

★れいきゅう-しゃ【霊柩車】
遺体を納めた柩(ひつぎ)を運ぶ車。

★霊柩車 【れいきゅうしゃ】 葬式用語 http://www.weblio.jp/cat/life/sskyg
遺体を運ぶことを専用にした自動車のこと。病院から自宅への搬送に主として使用されるバン型(「寝台車」と通称)、式場から火葬場への搬送に用いられることを主とした用途の装飾を施した特殊仕様車である宮型と洋型、それにマイクロバスタイプで人と同乗するバス型とがある。「宮型霊柩車」「洋型霊柩車」参照。

★洋型霊柩車 【ようがたれいきゅうしゃ】葬式用語
霊柩車の一種。洋型の特殊仕様車で主として火葬場への遺体搬送に用いられる。特別車。戦後にアメリカの霊柩車は装飾型から寝台型へと変化。これが輸入されて使用されることから始まった。当初の使用は少なかったが、90年代になり人気が高まった。戦後は皇族も使用、昭和天皇の葬儀でも使用された。

★きぐるま 【轜車】
「じしゃ(轜車)」に同じ。
「其の葬らむ時…―有れ/日本書紀(孝徳訓)」
   ・・・・・・・・・・
・じしゃ  【轜車/輀車】
貴人の葬儀に、棺を載せて運ぶ車。きぐるま。喪車。

★轜車 歴史民俗用語辞典
読み方:じしゃ キグルマ ジュシャ
貴人の遺体を納めた棺を載せて墓所まで運ぶ車のこと。霊柩車。天皇の崩御に際して行われる「大喪の礼」などで使用される。

★しんだい-しゃ  【寝台車】
(1)夜行列車で、寝ながら旅行できるように車室内に寝台を設けてある車両。
(2)病人を横たえながら運搬できるような設備をもった自動車。

★寝台車 【しんだいしゃ】 葬式用語
通常は病人や高齢者をストレッチャに載せたまま移送できる車のことであるが、葬儀では病院等で亡くなった場合に自宅等に移送することを主たる目的とした車のこと。式場や火葬場への移送にも使える。通常の寝台車は旅客運送用、死後用いるのは貨物運送用で霊柩車に分類される。一般にバン型霊柩車という。

★葬列 【そうれつ】
列を組んで遺体を火葬場または墓地に運ぶこと。運搬機能としては霊柩車に代替され、死の告知・告別という機能としては告別式に代替された。告別式に中心の座を譲る以前には葬列は葬式のメインイベントであった。「野辺送り」参照。

★のべおくり  【野辺送り】 【のべ(の)おくり】
なきがらを火葬場や埋葬地まで見送ること。葬送。とむらい。野辺の送り。野辺。野送り。

★葬儀(そうぎ)、葬式(そうしき)http://p.tl/Z1SR
人の死を弔うために行われる祭儀、葬制の一部である。

1 件のコメント:

  1.  現在の機械工学における構造材料の耐久性に対する主な問題点は強度ではなく、摩擦にある。島根大学の客員教授である久保田邦親博士らが境界潤滑(機械工学における摩擦の中心的モード)の原理をついに解明。名称は炭素結晶の競合モデル/CCSCモデル「通称、ナノダイヤモンド理論」は開発合金Xの高面圧摺動特性を説明できるだけでなく、その他の境界潤滑現象にかかわる広い説明が可能な本質的理論で、更なる機械の高性能化に展望が開かれたとする識者もある。幅広い分野に応用でき今後48Vハイブリッドエンジンのコンパクト化(ピストンピンなど)の開発指針となってゆくことも期待されている。

    返信削除