2013年3月10日日曜日

● 結 界

● 結 界
★けっかい【結界】
(1)仏道修行に障害のないように、一定地域を聖域として定めること。寺院などの領域を定めること。
(2)密教で、一定の修法の場所を限って印を結び、真言を唱えて護り浄めること。
(3) (ア)寺院の内陣と外陣との境の柵。
(イ)外陣中に僧俗の席を分かつために設けた柵。
(4)帳場格子。商店などで帳場の囲いに立てた、二つ折りまたは三つ折りの低い格子。結界。
(5)茶道具の一。風炉先屏風の代用品。道具畳の向こうに客畳のある広間などで、その仕切りに置くもの。

★結界 歴史民俗用語辞典
読み方:ケッカイ
(1)僧侶の修行のために一定の区域を定めたこと、またその区域。
(2)四至牓示。シシボウジ
(3)帳場格子。ちょうば-ごうし

★四至牓示 歴史民俗用語辞典
読み方:シシボウジ
古代・中世の荘園所領の東西南北の境界を示す杭や石。

★牓示(ぼうじ)
交通の要所や市場、所領などの土地の四至あるいは境界のうち重要な地点に立てた掲示のこと。


★結界 隠語大辞典 http://www.weblio.jp/cat/dictionary/ingdj
読み方:けっかい
1.他人を嫌つて近づけぬことをいふ。結界は密教にて、一定の境界を結護して魔障の入らざるやうにすることをいふ。それから来たものである。「高野山七里結界」の如きはそれである。訛つて「けつぱい」ともいふ。〔情事語〕
2.他人を嫌つて近づけぬことをいふ。結界は密教にて、一定の境界を結護して魔障の入らざるやうにすることをいふ。それから来たものである「高野山七里結界」の如きはそれである。訛つて「けつぱい」ともいふ。
3.他人を嫌つて近づけないこと。仏教語で、一定の境界を作つて魔障の入らないようにする意から出た語。訛つて「ケツパイ」ともいう。
分類  情事語

★結界(けっかい、Skt:Siimaabandha)http://p.tl/WoZl
聖なる領域と俗なる領域を分け、秩序を維持するために区域を限ること。本来は仏教用語であるが、古神道や神道における神社なども、同様の概念があることから、言葉として用いられている。大和言葉では端境(はざかい)やたんに境ともいう。


★境内絵図 歴史民俗用語辞典 http://www.weblio.jp/cat/academic/nrkmj
読み方:ケイダイエズ
寺社の結界および寺社領域を明確にし、あわせて堂塔・伽藍などの景観を描いたもの。
別名  寺社境内図


★お清め
読み方:おきよめ
別表記:お浄め
浄化する、清浄にすること。特に神事にまつわる物事を指す。
★お清め 【おきよめ】葬式用語 http://www.weblio.jp/cat/life/sskyg
来は死の穢れけがれを払うという行為。死穢は伝染すると考えられ、これを払うために飲食を行った名残で葬儀後や通夜後の飲食を指して関東方面で使用されることが多い。

★祓(はらえ/はらい)http://p.tl/KnP1
神道上において犯した天津罪・国津罪などの罪や穢れ、災厄などの不浄を心身から取り除くための神事・呪術のこと。なお、祓の神事を行うことを修祓(しゅばつ、しゅうほつ)という。

★お‐はらい〔‐はらひ〕【御祓】
1 災厄を除くために神社などで行う儀式。「交通安全の―を受ける」
2 毎年6月と12月のみそかに、神社で行う祭事。大阪の天満宮・住吉神社などの夏越(なご)しの祓(はらえ)が有名。お祓祭り。
3 神社から出す災厄よけのお札。特に、伊勢神宮からの大麻(たいま)。また、それを入れる箱。
[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]


★(禊ぎ)禊(みそぎ)http://p.tl/rMUa 神道用語で2つの意味がある。
1.神道で自分自身の身に穢れのある時や重大な神事などに従う前、又は最中に、自分自身の身を氷水、滝、川や海で洗い清めること。類似した水垢離(みずごり)と呼ばれるものがある。
用例は万葉集より「君により言の繁きを 故郷の明日香の河に禊しにゆく」 (巻4-626)
2.禊祓(みそぎはらえ)の略。俳句や短歌などでは、夏の季語に用いられる。
★参考 http://p.tl/f04t
1.御衣木(みそぎ)とは、神仏の像を作るのに用いる木材のこと。檜(ひのき)・百壇(びゃくだん)・栴檀(せんだん)・朴(ほお)の類の木が用いられる。
2.大祓(おおはらえ)とは、古来6月及び12月の晦日(つごもり)に、親王以下在京の百官を朱雀門の前に集めて、万民の罪や穢(けがれ)を祓った神事。現在も、宮中をはじめ全国各地の神社で行われる。中臣の祓とも呼ばれる。また、これらの神事から、俳句や短歌では夏や冬の季語に用いられる。
3.禊や大祓(おおはらえ)は、太平洋戦争中、日本の軍国主義的全体主義を正当化する考え方として、使われた。


★きよめ http://p.tl/AlMt(伎欲米、清、浄、清目など)の語が汚穢・不浄の物の清掃に従事した特定の身分の人々の呼称として使われだしたのは、京都からで、遅くとも平安時代末期からである。「きよめる」事それ自体は、元来「きよめ」の理念が極めて重んじられていたのに対応して重視され、それに携わる人が卑賎視を蒙るものではなかった。しかし宮廷での野犬掃討の任務である「犬狩り」が次第に下層の身分の官人の職務へと移り、最終的には都市の賎民の専業となりきったのと同様に、身分的に極度の卑賎視を蒙った人々の専業と化していく。
...]]が撒く塩、料理店の入り口に盛る塩など、「清塩」「盛塩」などを「きよめ」と略称する風習もそれであるといい�


★しおばらい【塩払い】
葬式から帰ったとき、家の入り口で塩をふりかけて身を清めること。

★主な演目 http://p.tl/NO-5
現在は娯楽要素の強い華やかな演目が好まれ、また演じられる事が多い。旧来からの儀式舞・神事的な演目は省略されるなど廃れていく傾向にある。下記以外にも多数の演目があり、各団体により創作された演目も存在する。
・塩祓(四方祓い)
現在の石見神楽において最も基本であり、最も大事にされている儀式舞。かつては「神楽」が奉納神楽の第一演目だったが現在ではほとんどの団体が省略し、これが第一演目となる。神を招く為に神楽殿を清め祓う意。演者は大抵その団体で一番上手な者が選ばれる。基本的には1人か2人で、神楽面は付けずに演じる。神楽競演の大会でも(基本的に1団体1演目で競う)この塩祓だけは競技としての演目ではなくあくまで儀式として扱われ、その演ずる団体も特に選ばれた(特別出演とされる)団体だけが舞う事を許される。これは団体にとっては非常に名誉なことであるとされる。


★石見神楽(いわみかぐら) http://p.tl/5PY3
神楽の様式のひとつである。島根県西部(石見地方)と広島県北西部(安芸地方北部)において伝統芸能として受け継がれている。日本神話などを題材とし、演劇の要素を持つ。地元では「舞(まい)」「どんちっち」(囃子のリズムから)とも呼ばれる。

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