2013年3月15日金曜日

● じゅふ 【呪符】

● じゅふ  【呪符】
★じゅふ  【呪符】
(1)災難を防ぎ、守護するとされるお守り札。おふだ。
→護符 http://www.weblio.jp/content/%E8%AD%B7%E7%AC%A6
(2)災厄をよけ、幸福をもたらすと信じられている、石、木の枝、葉、動物の爪、人形など。

★鎮札 歴史民俗用語辞典 http://www.weblio.jp/cat/academic/nrkmj
読み方:チンサツ
家屋などの災厄を除くために新設などに対し棟札とともに釘打ちしておく呪符の一種。

★棟札 歴史民俗用語辞典
読み方:ムネフダ
建物の建立・造営や修理のさい、棟木に打付けたり、屋根裏に納めたりする木製の札。
★むなふだ  【棟札】
棟上げの際、施主・施工者・年月日・工事の由緒などを記して棟木に打ちつける札。棟木に直接書いたもの(棟木銘)もある。むねふだ。
★棟札(むなふだ) 神道用語 http://www.weblio.jp/cat/culture/sntyg
社寺の殿舎造築の上棟祭に造営修復の由来や寄進者以下関係者、工匠等の姓名、起工竣工の年月日等を記し、棟木に打ち付けて後世への記念とする木札。
★棟札(むなふだ、むねふだ)http://p.tl/bJvL
寺社・民家など建物の建築・修築の記録・記念として、棟木・梁など建物内部の高所に取り付けた札である。
典型的には、木の札または銅の板に記して釘で打ち付ける。
中には建物の部材に直接記されることもあり、これを梁上銘と呼ぶこともあるが、趣旨は同じである。

★お札
・(おさつ)紙幣
・(おふだ)神社・寺が出す神札・護符
★神札(しんさつ)  http://p.tl/uoyz
神社が頒布する護符である。通常お札(おふだ)と呼ばれるが、お守りとも呼ばれる守札も神札である。神符と呼ばれることもある。
神札は、神名や神社名・天照皇大神宮(アマテラスこうたいじんぐう)また神を象徴する物を紙、木札、金属片などに記したものである。一年の家内安全・無病息災などを祈る。
神宮大麻伊勢神宮が直接頒布し、又は神社本庁経由で頒布する神宮大麻(じんぐうたいま)(または単に大麻(おおぬさ、たいま))が代表的である。
通常、年末に神社が頒布(神宮大麻、氏神大麻、竈荒神札、大歳神様、戸口・柱・天井の関札など)し、各家庭で神棚に納める。
神社で祈祷を受けた時に受ける神札は、祈祷神符と呼ばれることもある。祈祷神符は神棚に納めず右側に安置するとされる。(もちろん神社や地域によって違いがある。) また、神宮大麻や各神社の大麻以外は、門や柱に貼ることもある。特に切り札と呼ばれるペラペラの神札がこれに該当する事が多い。
熊野三山で頒布される熊野牛王符(牛王宝印)は、平安時代から近世には裏面が起請文に用いられた。
★守札
守札は通常「お守り」と呼ばれ、錦などで作られた袋に入れられた状態で頒布されている。元々は陰陽道や寺院で作られたものが神道にも導入されたものである。今日でも、寺院でも神社と同様の守札が頒布されている。お札が家庭の守りであるのに対し、守札は個人的に神の利益を願うものである。身につけるものであるとされる。

★神宮大麻(じんぐうたいま)http://p.tl/uRwe
祓い具である祓い串の御真(ぎょしん)を包んだ伊勢神宮の神札(おふだ)である。

★神宮教(じんぐうきょう)http://p.tl/ViXV
伊勢信仰である伊勢講を母体とした教派神道の一派である。正式には1882年に教派神道の一派となり1899年に神宮奉賛会へと発展改組した。

★神宮暦(じんぐうれき)http://p.tl/EpP7 伊勢神宮の神宮司庁が奉製し頒布している暦である。

★皇大神宮(こうたいじんぐう)http://p.tl/Kxof
三重県伊勢市にある神社。伊勢の神宮の2つの正宮のうちの1つである。一般には内宮(ないくう)と呼ばれる。式内社(大社)。

★伊勢和紙(いせわし)http://p.tl/TTeX 三重県伊勢市で漉かれた和紙のこと。
神宮御用紙を製造し、伊勢神宮の神宮大麻用途をはじめとし、多くの寺社に和紙を提供している。1994年、三重県指定伝統工芸品に認定(伊勢紙として)。

★お蔭参り(おかげまいり)http://p.tl/mQPX
江戸時代に起こった伊勢神宮への集団参詣。数百万人規模のものが、60年周期(「おかげ年」と言う)に3回起こった。お伊勢参り または抜け参りともいう。
お蔭参りの最大の特徴として、奉公人などが主人に無断で、または子供が親に無断で参詣したことにある。これがお蔭参りが抜け参りとも呼ばれるゆえんである。大金を持たなくても信心の旅ということで沿道の施しをうけることができた時期もあった。
江戸からは片道15日間、大阪からでも5日間、名古屋からでも3日間、東北からも、九州からも参宮者は歩いて参拝した。岩手の釜石からは100日掛かったと言われる。

★お化け暦(おばけごよみ)http://p.tl/mq72 明治以降、民間で違法に発行された暦のことである。
1873年(明治6年)の太陽暦採用以後、政府が発行する官暦である本暦では一切の迷信的な暦注を掲載しなくなり、明治末年には旧暦の記載も中止された。しかし、一般庶民の間では吉凶付きの暦注や旧暦に対する要求が高かった。
そこで、吉凶判断などを記載した偽暦(ぎれき)が、官憲の追及を逃れて神出鬼没的に多数出版され、これらの暦は「お化け暦」と呼ばれるようになった。お化け暦には、従来の暦にあった暦注のほか、六曜、三隣亡、九星などの、それまで暦に掲載されたことのない暦注が記載されるようになった。
1945年(昭和20年)以降、暦類は一般の出版物と同じように自由に編集出版が行えるようになり、「お化け暦」はなくなった。

★三枚のお札(さんまいのおふだ) http://p.tl/L4Iu   http://p.tl/m_Za
青森県の昔話。呪的逃走譚の代表的な物語。鬼婆と小僧(おにばばとこぞう)、たべられたやまんばとも言う。

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