2012年11月1日木曜日

【おいしい小豆は土鍋で煮る】転載掲載

【おいしい小豆は土鍋で煮る】転載掲載
寺社下(じしゃげ) 由紀さんのブログ
マイ日本のebiさんの紹介です。寺社下(じしゃげ) さんには無断です。
http://www.okaasan.net/index.php?itemid=13598
【おいしい小豆は土鍋で煮る】
私は小豆が大好きです。
市販の甘~いあんこは苦手なので、
あんこやおぜんざいが食べたい時には自分で煮ます。
小豆をおいしく煮るコツは、土鍋を使うこと、
ふたをしないこと、ゆでこぼし・あく取りをしないこと、
塩を入れるタイミングをまちがえないことです。
[ おいしい小豆の煮方]
①豆を水洗いし、土鍋に入れ、
3倍の水を加えて火にかける。ふたはしない。
(浸水しなくてよい)
②沸騰したら火を弱める。
(小豆が絶えず踊るぐらいの火加減)
③水が少なくなったら差し水をし、一時間ほど煮る。
小豆がやわらかくなったら、少量の差し水とともに塩少々を加える。
土鍋を使うと遠赤効果でまろやかになります。
マクロビオティックでは、アク抜きは必要ありません。
ただし、ただアク抜きをしないだけでは、
苦味・えぐ味が残ってしまいます。
アクをうま味に変えてしまうんです。
ふたをして煮ると、アクがふたにはね返って
鍋の中にもどってしまうので、ふたをしないで煮ましょう。
そうすると、苦味や臭みなどは、加熱により飛び、
成分だけが鍋に残るので、うま味・甘味が濃くなります。
砂糖を加えなくても小豆の甘味だけでおいしいあんこができます。
もっと甘いあんこにしたい方は、好みで米あめや甜菜糖、
刻んだレーズンなどで甘味を加えます。
塩を加えるタイミングは、火を弱めた後、
または少量の差し水とともにです。
お料理は、陰陽の繰り返しをすることでおいしくなります。
沸騰したところ(陽)に差し水をする(陰)のもその一つです。
一般的な調味料を入れる順番の
「さしすせそ」もちゃんと陰陽の順になっています。
塩は陽性なので、沸騰した陽性の状態で入れてしまうと、苦くなるのです。
差し水をして一度陰性にしてから陽性の塩を入れると甘くなります。
昔の人は、毎月1日と15日に神様にお供えをし、
赤いもの(小豆や赤米など)を食べて邪気を祓ったそうです。
小豆にはサポニンや食物繊維が含まれているので、
体のお掃除をしてくれます。
また、腎臓の働きもよくしてくれます。
小豆の形は、何だか腎臓の形に似ているでしょう?
かぼちゃと一緒に煮た「小豆かぼちゃ」は糖尿病の方のお薬にもなります。
小豆が大好きな私は腎臓が弱いのかなぁと思いながら、
お鍋いっぱいほんのり甘い小豆を煮て、
娘と「おいしいねぇ」とおやつに食べています。
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2010年01月31日 13:05 : 高山 愛子 : お母さん業界新聞 可児市版(2010年8月終了)

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コメント

小豆を灰汁抜きしないで煮ると、デトックスになると聞いていましたが、苦味やえぐみが出るので、遠のいていました。
ぜんざいは大好きですが、紹介していただいた土鍋でトライしてみます。
2010年02月01日 22:14 : つみ

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