● さ や
★さや 【佐屋】三省堂 大辞林
愛知県西部、海部郡の町。近世、東海道脇往還の佐屋路の宿場町。
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・さや 【〈匣鉢〉】
陶磁器を焼くとき、保護のために素地(きじ)を入れる耐火粘土製の容器。
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・さや 【▼莢】
マメ科植物の種子のはいっている殻。
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・さや 【▼鞘】
(1)刀剣の刀身の部分を入れる筒。
「―を払う」
(2)物を保護するためにかぶせる筒。サック。キャップ。
(3)売り値と買い値の差。また、ある銘柄の市場による相場の差。差合い。
「―をかせぐ」「利―」
» (成句)鞘を取る
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・さや 【▼紗▼綾】
平織りの地に綾織りで文様を織り出した光沢のある絹織物。サアヤ。
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・さや 【▽明/▽清】
(副)
(多く「に」を伴って)
(1)あざやかなさま。はっきりしているさま。
「背なのが袖も―に振らしつ/万葉 3402」
(2)清らかなさま。さっぱりしているさま。
「菅畳(すがだたみ)いや―敷きて我が二人寝し/古事記(中)」
(3)音が静かな中にひびくさま。木の葉などがざわめくさま。さらさらと。ざわざわと。
「笹の葉はみ山も―にさやげども/万葉 133」
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★鞘(さや) 商品先物取引用語集
英字-spread
相場の変動による売り値と買い値の開き、または同一時刻における銘柄間、限月間、あるいは場所間の値段の開きをいいます。
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★鞘(さや)
糸巻太刀拵の多くは金梨子地塗とされるが、中には、より装飾性を高めた金沃懸地塗に家紋を盛上蒔絵した例、あるいは金の切金(金熨斗板)で表わした華麗な作があり、この際の家紋は金具類と紋所を一にするものである。桃山時代から江戸初期までの作には、無紋の鞘も多い。
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・鞘(さや)
刀身を雨露や埃から保護する鞘は木地に漆塗としたものだけでなく、皮製あるいは鞘の上に竹や籐を巻いて堅牢さを高めたものも作られた。一方、上級武士の差料としては、室町時代の文化の影響を受けて朱塗鞘や金梨子地塗鞘あるいは金蛭巻鞘等華やかな地模様の作が好まれ、特に桃山文化の影響を受けた派手好みの作はその時代性から桃山拵と呼ばれている。江戸期に至っては式制に適った大小拵に代表される黒漆塗の鞘の他、石目地塗・青貝微塵塗・珊瑚象嵌・卵殻散・金唐皮・変わり塗等、多様な素材と意匠によって鞘の装飾とされた。
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★さや
酢の事を云ふ。
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・さや
1.手数料。清水 闇屋仲間。
2.手数料。〔闇屋〕
分類 闇屋仲間、香具師
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・さや
1.玉蜀黍。清水 闇屋仲間。
2.とうもろこし。〔闇屋〕
分類 闇屋仲間、香具師
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・鞘
読み方:さや
1.1 価格又は利率の差違。
2 定期売買受渡しの限月の差異より生ずる相場の差違を称し、通例受渡しの期日の近きものより遠きものが高きものなる故、これを順鞘又は本鞘といひ、期日の近いもの遠きものより高きことあり是れを逆鞘といふ。
3 ちつ(膣)の卑称。
2.⑴普通には商品価格、又は金利率の差をいう。取引用語としては定期の売買に於ける受渡期の相違による相場の差額をいう。
⑵女の膣のこと、男根を納める鞘の意。
3.ア.女の陰部。形態連想。〔俗〕
イ.手数料。刀の鞘(さや)は刀身より余裕(幅)をもつところから連想。〔俗〕
ウ.とうもろこし。皮が鞘の連想。〔闇〕
エ.さやえんどう。省略語。〔業〕
分類 俗/闇/業/商人/一般、取引所
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・鞘
読み方:さや
1.相場に値開きのあること。
2.相場の値違ひのことをいふ。値鞘の条を見よ。〔相場語〕
3.サヤ。相場の値開きを云ふ。
4.一口にいへば値開きのことである、当限と中限の値開きを当中の鞘といひその期間の金利を見てなほ当限を買つて中限に売繋ぐといふ風な商内を鞘取商内といふ。
分類 相場、相場語
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・鞘
読み方:さや
1.鞘。女陰。特に腟道を意味す。けざや。「古鞘へまたおつぱめる馬鹿亭主」。
2.陰膣。
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・鞘
読み方:さや
1.家。住居を云ふ。
2.家、住居のこと、これを倒語して「やさ」ともいう。
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★佐谷
姓 読み方
佐谷 さや
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・茶屋
姓 読み方
茶屋 さや
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★さや(サヤ) http://p.tl/elLK
1.鞘(さや)とは、刀剣類の刃を保護するための筒のこと。
2.価格・利率の差を表す相場用語。差也を参照。(例:逆ざや・利さやなど)
3.豆の殻。莢。
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