2012年11月28日水曜日

● ぶ ● む 

● ぶ ● む 
★計算尺  http://p.tl/I-8F  http://p.tl/Vte5
★ぶ http://p.tl/YuCb   三省堂 大辞林
「ふ」の濁音の仮名。両唇破裂音の有声子音と後舌の狭母音とから成る音節。
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・ぶ  【分】 http://p.tl/9lMq
(1)単位の名。http://p.tl/zmbf
(ア)尺貫法 http://p.tl/aeFX における長さの単位。寸 http://p.tl/D2gJ の一〇分の一。尺 http://p.tl/xdll の一〇〇分の一。
(イ)数の単位。一〇分の一。「五―五―」
(ウ)歩合(ぶあい) http://p.tl/bW5m の単位。割の一〇分の一。すなわち一〇〇分の一の意。歩。
(エ)目方 http://p.tl/TMgP の単位。匁(もんめ) http://p.tl/YXjlの一〇分の一。〔多く「ふん」と読んだ〕http://p.tl/uYcH
(オ)江戸時代の貨幣単位。両の四分の一。
→両(りょう)  http://p.tl/nIeQ
→銖(しゆ) 銖とは重さの単位で1銖は0.65グラムである。http://p.tl/TtLD
(カ)足袋(たび) http://p.tl/3HOV ・靴などの大きさで、文(もん) http://p.tl/pnCZ の一〇分の一。
(キ)体温の単位。度の一〇分の一。http://p.tl/tIDl
(2)うまくいく度合。有利な情勢。 http://p.tl/pMlp
「―がある」
(3)厚さの度合。厚み。 http://p.tl/66KI
「―が厚い」
» (成句)分が悪い
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・ぶ 【▽夫】
(1)徴用されて労役に従事する人夫 http://p.tl/trkM 。夫役(ぶやく) http://p.tl/bp3h の人夫。
「千人の―どもを奉るにも/栄花(疑)」
(2)(「歩」とも書く)歩卒 http://p.tl/y_WY 。雑兵 http://p.tl/zmpT
「貌(かたち) http://p.tl/VsMq をやつし―になり/太平記 10」
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・ぶ  【武】武士(ぶし)http://p.tl/2Fuh
(1)武術 http://p.tl/EA7h や兵法 http://p.tl/Dklj 。武芸 http://p.tl/smrI
「文武 http://p.tl/VlkT の道」「―を尚(とうと)ぶ」
(2)武力 http://p.tl/TxPd 。軍事力 http://p.tl/rSIu
「―に訴える」
(3)勇ましいこと。武勇 http://p.tl/TYHX
「―を九泉の先に耀す/太平記 19」
(4)武官 http://p.tl/8EWh 。武人 http://p.tl/60qw
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・ぶ  【歩】 http://p.tl/K9wD
(1)単位の名。
(ア)中世まで用いられた距離の単位。一歩 http://p.tl/cIXE は六尺(1.75~1.80メートル)。
(イ)「坪(つぼ)http://p.tl/luzi (2)」に同じ。
(ウ)土地の広さを表す「町」「段」「畝(せ)」の下に付けて、端数のないことを表す。
「一町二段歩」
(2)〔「ぶ(分)」からの転〕
(ア)元金に対する利息の割合。歩合。
「―のいい貯金」
(イ)金利。利回り。
(3)「ぶ(分)(1)(ウ)」に同じ。
(4)「ぶ(夫)(2)」に同じ。
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・ぶ 【部】
 1 0 (名)
(1)全体をいくつかに分けたそれぞれの部分。
「午前の―」「上(じよう)の―にはいる」
(2)官庁・会社などの、組織上の一区分。普通、課より大きく局より小さい。
「経理―」
(3)学校・会社などのクラブ活動やレクリエーションのための団体。
「図書―」
(4)歌集などで、全体を区分けしたそれぞれの部分。部立て http://p.tl/VIPO
「秋の―」
(接尾)http://p.tl/3iS2
助数詞 http://p.tl/V87n 。書物・出版物などの数を表す。分冊ものは一揃(そろ)えで一部とする。
「初版一万―」「一―三冊」
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・ぶ 【不】
(接頭)
名詞に付いて、それを打ち消し、否定する意を表す。
(1)「…でない」「…しない」の意を添える。
「―器用」「―調法」「―用心」
(2)「…が悪い」「…がよくない」の意を添える。
「―気味」「―器量」「―細工」
〔「不」は漢音フウ・呉音フで本来ブの音はなく、ブ(無)に影響されて生じたものと思われる。「無」とも書く〕
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・ぶ 【無】http://p.tl/tnsK
(接頭)
名詞に付いて、それを打ち消し、否定する意を表す。
(1)「…がない」「…しない」の意を添える。
「―遠慮」「―風流」
(2)「…が悪い」「…がよくない」の意を添える。
「―愛想」「―作法」
〔「不」とも書く〕
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・ぶ
(接尾)
〔上二段型活用〕⇒びる
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・む  【無/▼无】
(1)何もないこと。存在しないこと。
⇔有(ゆう) http://p.tl/6wj4
「―に等しい」「―から有を生じる」
(2)〔仏〕
(ア)事物も現象も全く存在しないこと。
→有(う)
→空(くう)  http://p.tl/3aNG
(イ)禅宗で、世界の絶対的な真の姿。有と無の対立を超越した悟りの世界。絶対無。
(3)〔哲〕
(ア)有(存在)の否定または欠如。実在・はたらき・規定などがないこと。
⇔有(ゆう)
(イ)有や「無(3)(ア)」を超越し、有を有たらしめる絶対的無限定的なもの。老子や西田哲学など東洋思想で説かれる。絶対無。
→空
» (成句)無に帰する
» (成句)無にする
» (成句)無になる

★無
出典:『Wiktionary』 (2011/05/17 15:33 UTC 版)
発音
 音読み
   呉音 : ム
   漢音 : ブ
   唐宋音 : モ
訓読み : な-い
名詞
  (ム)存在の対立概念。哲学や宗教において根本的なテーマとなる。類似の概念に「空」がある。
熟語
   無実  http://p.tl/B42V

★無(む、无) http://p.tl/tnsK
否定を一般化した表現。対義語は有。「定義されていない(未定義)」事とは意味合いが異なる場合がある。
指す対象を取って形容詞または接頭辞として使われることが多く、その場合は単に対象(の存在)の否定である。

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