●あきんど●あきない
★あきんど 【▽商▽人】 三省堂 大辞林
〔「あきびと」の転〕物の売買を職業とする人。しょうにん。あきゅうど。
» (成句)商人の空誓文
» (成句)商人は腹を売り、客は下より這う
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★あきんど
・大阪弁 あきんど
・訳語 商人(しょうにん)、商売人 商人。
・解説
「あきびと」「あきうど」の転。江戸時代の大坂の商人は、士農工商の身分の中では最も低い身分であったが、実質的には武士にお金を貸すなどして最高位に立っていた。沖縄首里の「あちょーどぅ」も「あきんど」に同じ。
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★アキンド 隠語大辞典
読み方:あきんど
1.掏摸仲間デ云フ「モサ」ノ意デ、例ヘバ大阪ノ者ヲ「阪ノアキンド」、仕立屋一味ノ者ヲ「仕立屋ノアキンド」ト云フガ如シ。
2.掏摸常習者。特に明治四十二、三年の大検挙以前からずーっとやっている老掏摸。〔掏摸〕
3.すり同志が仲間を呼ぶ言葉。「あきない」(※「あきない」)の項参照(商人)。〔す〕
分類 す/犯罪、掏摸
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★あきない ―なひ 【商い】 三省堂 大辞林
(1)品物を売買すること。商売。
(2)売り上げ。
「―が少ない」
» (成句)商いは牛の涎
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★飽きない、厭きない
読み方:あきない
カ行上一段活用の動詞「飽きる」「厭きる」の未然形である「飽き」「厭き」に、打消の助動詞「ない」が付いた形。
終止形
飽きる » 「飽きる」の意味を調べる
厭きる » 「厭きる」の意味を調べる
●商い
読み方:あきない
ワ行五段活用の動詞「商う」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。
終止形
商う » 「商う」の意味を調べる
用例
商いは牛の涎、見ぬ商いはできぬ
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★あきない
・大阪弁 あきない
・訳語 商売
・解説
商い。「あき」は「秋」、「ない」は「行い」の意。秋になって農作物や織物などを交換することから。
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★商 隠語大辞典
読み方:あきない
窃盗行為の総称。商売。仕事とも云う。
窃盗の総称。「商売」又は「仕事」ともいう。
・商売
読み方:あきない
〔犯〕すり取ること。
すり(掏摸)をするの意。「商い」は商売で仕事をする意味、すりと商いの事物連想。〔す〕
分類 す/犯罪、犯罪者
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★あきうど 【▽商▽人】 三省堂 大辞林
⇒あきゅうど(商人)
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・あきびと 【▽商人】
商人。あきんど。
「商賈(しようこ)の―は百族満ちにぎはひ/海道記」
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・あきゅうど あきうど 2 【▽商▽人】
〔「あきびと」の転〕商人(しようにん)。
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・あきんど 2 【▽商▽人】
〔「あきびと」の転〕物の売買を職業とする人。しょうにん。あきゅうど。
» (成句)商人の空誓文
» (成句)商人は腹を売り、客は下より這う
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・しょうにん しやう― 1 【商人】
(1)商業を営む人。あきんど。
(2)〔法〕 商法上、自己の名をもって商行為を行うことを業とする者、店舗などの設備により物品販売を業とする者、鉱業を営む者および民事会社をいう。
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★商人(しょうにん、しょうひと、あきびと、あきんど、あきゅうど) http://p.tl/b1yc
1.しょうにん。商業を職業とする者。商売を商い(あきない)ともいうことから「あきんど」と読むこともあるが、くだけた読みであり、公式の場では用いない。本稿で後述。
2.しょうにん。商法学における基本概念の一つ。
3.しょうひと。中国の古代王朝の一つである商(殷)の国民若しくは出身者、又は彼らの子孫。中国で最も早くから、ある場所で安価で購入した物資をその物資に乏しい別の場所で高価で売却して差益を稼ぐことを生業とする者が現れた民族といわれており、上述した「しょうにん」の語源となったと言われているが、これは俗説のようである。
4.比喩或いは皮肉として、利己主義、お金にがめつい人物を「商人」と評することがある。
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★商業(しょうぎょう、英: Commerce) http://p.tl/7Sdf
財やサービスなどの商品を所有している人やまたは存在している場所と、必要としている人または必要としている場所を結びつけることにより利益を得る職業または経済活動である。
多くは貨幣の媒介を経て市場や個々の店舗において取引(商取引)という形式をとって行われる。
ただし、貨幣や市場などを媒介しないケースを含める場合には「交換」と呼ぶこともある。
また、「商業的」という場合、「営利を目的として」という意味になる(例:商業的生産)。商業を生業としている人を「商人」という。
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★職業(しょくぎょう、英: job)(生業から転送) http://p.tl/CkRP
日常的に従事する業務や労働など、技能、知識、能力などをまとめた一群の職務のこと。職、生業、仕事とも呼ばれ、職業に就くことを就職、就労という。生計を立てるための仕事も職業とされる。
職業の目的は人それぞれではあるが、ほとんどの場合、生計を立てるため、つまり生活するのに必要な(衣食住などの)物資やサービスを得るため、現代であれば主としてそれを得るために必要な金銭を得るためになされている。被雇用者の場合は、主としてそれを給与の形で、個人事業主(自営業)の場合は利益 の形で得ている。
被雇用形態は正社員、アルバイト、パートタイムなど様々。通常の意味での職業ではないが、主婦、学生さらには無職を、便宜上、職業の1つとみなすこともある。
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★なり‐わい〔‐はひ〕【生=業/家=業】大辞泉
1 生活を営むための仕事。「小説を書くことを―とする」
2 五穀が実るようにつとめるわざ。農業。また、その作物。
「―は天下の大きなる本なり」〈崇神紀〉
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