2014年8月2日土曜日

●詩吟

●詩吟 ◆し ぎん 【詩吟】 漢詩を読み下したものに節をつけて吟ずること。 剣舞を伴うこともある。 幕末以降,書生の間で流行した。   ◆詩吟   歴史民俗用語辞典 読み方:シギン 漢詩に節をつけて吟詠すること。   ◆詩吟(しぎん)http://is.gd/J6379C 漢詩や和歌などを独特の節回しで吟ずる(歌う)芸能。吟詠(ぎんえい)、吟道(ぎんどう)とも。   ◆石原詢子 詩吟 「川中島」 (武田節)  https://www.youtube.com/watch?v=olguD6WJ3Qc   ◆川中島  <賴 山陽>   <らい さんよう> http://is.gd/Ubwt6G 鞭聲肅肅夜河を過る べんせいしゅくしゅく よるかわをわたる 曉に見る千兵の大牙を擁するを あかつきにみる せんぺいの たいがをようするを 遺恨なり十年一劍を磨き いこんなり じゅうねん いっけんをみがき 流星光底長蛇を逸す りゅうせいこうてい ちょうだをいっす   ◆白虎隊(詩吟入り)  小芝陽子 .  https://www.youtube.com/watch?v=T3dJtehwrcc   ◆白虎隊 作詞:島田磬也 作曲:古賀政男   戦雲暗く 陽は落ちて 弧城(こじょう)に月の 影(かげ)悲し 誰(た)が吹く笛が 知らねども 今宵(こよい)名残(なごり)の 白虎隊   紅顔可憐(こうがんかれん)の 少年が 死をもて守る この保寒(とりで) 滝沢(たきざわ)村の 血の雨に 濡(ぬ)らす白刃の 白虎隊   詩吟 「南鶴(みなみつる)ヶ城を望(のぞ)めば 砲煙(ほうえん)あがる 痛哭(つうこく)涙(なみだ)を飲んで 且(か)つ彷徨(ほうこう)す 宗社(そうしゃ)亡(ほろ)び 我事(わがこと)終(おわ)る 十有九人(じゅうゆうくにん) 屠腹(とふく)してたおる」   飯盛山(いいもりやま)の 山頂(いただき)に 秋(あき)吹く風は 寒けれど 忠烈(ちゅうれつ)今も 香(か)に残す 花も会津の 白虎隊   ◆詩吟学院  【是非、御視聴ください。】http://is.gd/TbP69H 現代詩吟のルーツは、江戸時代後期に武家の子弟を教育した私塾や藩校において、漢詩を素読するときに独特の節を付けて詠んだことに求められます。それらの門人が全国に広め、文士風の格調高い吟調を基調とする諸流派が生まれました。一方、幕末の志士が悲憤慷慨を激しく吟じ上げた勤皇節という吟調も盛んになります。 明治、大正、昭和を通じて文士調、勤皇調の二つの吟調は共存しながら伝えられ、当時の青年たちはそれぞれの魅力にひかれ、その特徴に基づく新しい流派も次々に生まれました。 その中で、近代吟詠の発展に大きく貢献したのが、近代吟詠の祖と称えられる「木村岳風」です。岳風は大正から昭和にかけて会津・水戸・萩・土佐・福岡・熊本など全国を巡り、各地にのこる詩吟を研究し、独自の吟法を確立しました。そして全国を行脚して吟詠の普及活動に努め、昭和十一年には「日本詩吟学院」を創設、優れた吟詠家を育てるために生涯情熱を注ぎました。

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