2014年8月27日水曜日
●おせわ
●おせわ
◆せ わ 【世話】
( 名 ) スル
① (人や生き物に対して)気を配って面倒をみること。手数をかけて援助すること。 「植木の-」 「孫の-をする」 → 御世話
② 中に入って取り持つこと。仲介。斡旋(あつせん)。 「就職の-」 「嫁を-する」
③ 手数がかかって苦労すること。 「 -がかかる」 → 御世話さま
④ 日常的なこと。卑近なこと。 「 -物」 「 -場」
⑤ 世間でよく口にする話や言葉。世間の言いぐさ。下世話。 「誠に-にも,建長寺の庭を鳥帚で掃いた様なと申すが/狂言・鐘の音 虎寛本」
⑥ 世俗で使う言葉。俗語。話し言葉。 「 -ニヤワラゲタル平家ノ物語/天草本平家 扉」
[句]世話がない ・ 世話が焼ける ・ 世話に砕ける ・ 世話になる ・ 世話を掛ける ・ 世話を焼く ・ 世話を病む
◆世話(せわ)
1.相手の身の回りのことをあれこれと面倒をみること。援助すること。
2.その人の希望に添うよう紹介、斡旋すること。
3.面倒で手がかかること。
4.世間一般の人の言ったり、行ったりする事柄または様子。
5.噂。
◆お世話 丁寧表現の辞書
読み方:おせわ
名詞「世話」に、接頭辞「お」がついたもの。
◆お せわ 【御世話】
( 名 ・形動 )
① 世話を丁寧にいう語。 「病人の-をする」 〔「お世話になっています」 「お世話になりました」などの形で,挨拶(あいさつ)の言葉として持続的な恩恵に対する感謝の意を表すのにも用いる。「日頃何かと-になっております」〕
② 御面倒。 「 -でもよろしくお願いします」 〔「大きなお世話だ」 「余計なお世話だ」 「いらぬお世話だ」の形で,自分にとって必要ない,お節介な助けに対して,わずらわしく思う気持ちをも表す〕
◆
◆余計なお世話
自分にとっては必要のない相手の手助けや差し出口をいう語。
» 余計
◆げ せわ 【下世話】
( 名 ・形動 )
世間でよくいう言葉や話。また,俗な・こと(さま)。 「…と-にも言う」 「 -な話」
◆下世話 隠語大辞典
読み方:げせわ
平民的という意、「下卑様の話」という意味から出た語。
◆
◆世話がな・い
① 手数がかからない。 「あの子は本当に-・い」
② あきれはててどうしようもない。 「皮肉を言われて喜んでいるとは-・い」
» 世話
◆世話に砕(くだ)・ける
① 歌舞伎で,時代物の調子で進行していた舞台が,台詞(せりふ)・態度とも急に砕けた世話物の調子になる。
② 言葉や態度がうちとけて格式張っていない。
» 世話
◆世話が焼・ける
ある人について手数がかかる。面倒だ。 「ずいぶん-・ける子供だ」 「世話の焼ける赤ん坊」
» 世話
◆世話を病(や)・む
心から世話をする。 「 - ・んで病み死にの母様の恩をはや忘れ/浄瑠璃・生玉心中 上」
» 世話
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