2014年7月15日火曜日
●今日は何の日 7月15日 中元(ちゅうげん)
●今日は何の日 7月15日 中元(ちゅうげん)
◆中元(ちゅうげん)http://is.gd/SbvlfZ
道教に由来する年中行事である。三元の1つで、本来は旧暦7月15日である。
ただし日本では、新暦7月15日または8月15日とされ、このころに、世話になった人々に贈り物をする。
この習慣を特にお中元とも呼ぶ。
◆歴史
「三元」および「盂蘭盆会」も参照
中元は三元の一つで、地官大帝(もしくは赦罪大帝。舜と同一視される)の誕生日であり、さまざまな罪が赦される贖罪の行事が催される。また、地官大帝は地獄の帝でもあるため、死者の罪が赦されるよう願う行事も催される。
中国仏教では、この日に祖霊を供養する盂蘭盆会を催すようになった。仏弟子の目連が毎年、亡母を供養した日とされるが、原始仏教には祖霊供養の習慣はなく、中国で生まれた創作話であり、日付も中元に付会させた後付けとされる。なおインド仏教には盂蘭盆(ウランバナ、倒懸)という用語はあるが、これは年中行事とは関係ない哲学的概念であり、行事としての盂蘭盆会は中国起源である。盂蘭盆会は中元と習合し、一体化した。
日本では、盂蘭盆会は神道と習合し、お盆の行事となった。江戸時代には、盆供(先祖への供物)と共に、商い先や世話になった人に贈り物をするようになり、この習慣を特に中元と呼ぶようになった。
◆三元(さんげん)http://is.gd/TMZjLw
1年の中で上元(じょうげん)・中元(ちゅうげん)・下元(かげん)の3つの日の総称である。雑節とすることがある。
元々は中国の道教の行事である。
◆盂蘭盆会(うらぼんえ、ullambana、उल्लम्बन)http://is.gd/MLE6eo
安居(あんご)の最後の日、旧暦7月15日を盂蘭盆(ullambana)とよんで、父母や祖霊を供養し、倒懸(とうけん)の苦を救うという行事である。これは『盂蘭盆経』(西晋、竺法護訳)『報恩奉盆経』(東晋、失訳)などに説かれる目連尊者の餓鬼道に堕ちた亡母への供養の伝説による。
◆安居(あんご)http://is.gd/RKwOwB
それまで個々に活動していた僧侶たちが、一定期間、一カ所に集まって集団で修行すること。及び、その期間の事を指す。
また、法臘は夏安居に参加するごとにひとつ増えるとされた。
◆とう けん 【倒懸】
① 逆さまにかけること。
② 手足を縛って逆さまにつるすこと。転じて,非常な苦痛のたとえ。
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