2014年7月26日土曜日

●戦犯

●戦犯 ◆せん ぱん 【戦犯】 「戦争犯罪人」の略。   ◆戦犯(せんぱん) http://urx.nu/arQ1 ・戦争犯罪および戦争犯罪者の略。   戦争犯罪#定義された戦争犯罪 ・太平洋戦争終戦後の極東国際軍事裁判に関する戦争犯罪者。   A級戦犯 - A項「平和ニ対スル罪」で有罪とされた戦犯   BC級戦犯 - B項「戦争犯罪」、C項「人道に対する罪」で有罪とされた戦犯   戦犯者 - 不起訴者を含む戦争犯罪容疑者   ◆   ◆戦争犯罪(せんそうはんざい) 戦時国際法に違反する罪のことで交戦法規違反をさす。 通常は戦闘員や司令官(交戦者)、あるいは非戦闘員の個人の犯罪行為を対象とし、交戦規則を逸脱する罪が問われる。国際軍事裁判所条例制定に関わる議論のなかでこの概念は拡張されており、国家犯罪(国際的懸念事項)としての平和に対する罪や人道に対する罪が創設された。 戦時反逆罪は戦争法規を犯して敵対行為を働く罪であり、戦時重罪犯、戦時刑法犯として国際法の保護の対象とされない。敵国軍人や占領地住民の違法な敵対行為は戦時反逆罪として軍の処分に委ねられ、軍法会議にかけることなく、軍が自ら定立した刑罰法規で処断し得る(軍律)。軍律及び軍律会議は国際慣習法上認められて来たものでありハーグ陸戦法規第三款42条以下は占領地における軍律・軍律会議を認めたと解されている。軍律や軍律会議は軍事行動であり戦争行為に含まれる。   ・経緯 かつて戦争犯罪と定義されていたのは、捕虜の虐待を禁じた「ジュネーブ条約」や、非人道的兵器の使用を禁じた「ハーグ陸戦条約」など、戦時において守られなければならないとされる国際法(戦時国際法)違反行為のみであった。   ◆ジュネーヴ条約 http://urx.nu/arQk (ジュネーヴじょうやく、仏:Conventions de Genève, 独:Genfer Konventionen, 英:Geneva Conventions) 戦時国際法としての傷病者及び捕虜の待遇改善のための国際条約である。戦地軍隊における傷病者の状態の改善に関する条約、または赤十字条約とも呼ぶ。   ◆ハーグ陸戦条約 http://urx.nu/arQp (ハーグりくせんじょうやく) 1899年にオランダ・ハーグで開かれた第1回万国平和会議において採択された「陸戦ノ法規慣例ニ関スル条約(英: Convention respecting the Laws and Customs of War on Land, 仏: Convention concernant les lois et coutumes de la guerre sur terre)」並びに同附属書「陸戦ノ法規慣例ニ関スル規則」のこと。1907年第2回万国平和会議で改定され今日に至る。ハーグ陸戦協定、ハーグ陸戦法規、陸戦条規とも言われる。 交戦者の定義や、宣戦布告、戦闘員・非戦闘員の定義、捕虜・傷病者の扱い、使用してはならない戦術、降服・休戦などが規定されているが、現在では各分野においてより細かな別の条約にその役割を譲っているものも多い。 日本においては、1911年11月6日批准、1912年1月13日に陸戰ノ法規慣例ニ關スル條約として公布された。他の国際条約同様、この条約が直接批准国の軍の行動を規制するのではなく、条約批准国が制定した法律に基づいて規制される。   ◆戦時国際法 http://urx.nu/arQu (せんじこくさいほう、Jus in Bello、英: Law of War) 戦争状態においてもあらゆる軍事組織が遵守するべき義務を明文化した国際法であり、狭義には交戦法規を指す。戦争法、戦時法とも言う。ただし現代では国際連合憲章により法的には「戦争」が存在しないため、武力紛争法、国際人道法(英: International humanitarian law, IHL)とも呼ばれる。ここでは戦時国際法という用語を用いる。戦時国際法は、戦時のみに適用されるわけではなく、宣戦布告のされていない状態での軍事衝突であっても、あらゆる軍事組織に対し適用されるものである。   ◆極東国際軍事裁判 http://urx.nu/arQR (きょくとうこくさいぐんじさいばん、The International Military Tribunal for the Far East) 第二次世界大戦で日本が降伏した後の1946年(昭和21年)5月3日から1948年(昭和23年)11月12日にかけて行われた、連合国が「戦争犯罪人」として指定した日本の指導者などを裁いた一審制の裁判のことである。東京裁判(とうきょうさいばん)とも称される。   ◆A級戦犯(エーきゅうせんぱん)http://urx.nu/arRp ポツダム宣言六條に基づき、極東国際軍事裁判所条例第五条(イ)項により定義された戦争犯罪に関し、極東国際軍事裁判(東京裁判)により有罪判決を受けた者である。日本が主権を回復した1952年4月28日のサンフランシスコ平和条約発効直後の5月1日、木村篤太郎法務総裁から戦犯の国内法上の解釈についての変更が通達され、戦犯拘禁中の死者はすべて「公務死」として、戦犯逮捕者は「抑留又は逮捕された者」として取り扱われる事となり、戦犯とされた人々のために数度にわたる国会決議もなされた。   ◆B級戦犯(ビーきゅうせんぱん)およびC級戦犯(シーきゅうせんぱん) http://urx.nu/arR0 第二次世界大戦の戦勝国である連合国によって布告された国際軍事裁判所条例及び極東国際軍事裁判条例における戦争犯罪類型B項「通例の戦争犯罪」、C項「人道に対する罪」に該当する戦争犯罪または戦争犯罪人とされる罪状に問われた一般の兵士ら。 日本のBC級戦犯は、GHQにより横浜やマニラなど世界49カ所の軍事法廷で裁かれ、のちに減刑された人も含め約1000人が死刑判決を受けたとされる。なお、極東国際軍事裁判(東京裁判)においてもA項目の訴追事由では無罪になったが、B項、C項の訴追理由で有罪になった人がいた(松井石根)。なお、日本ではB級戦犯で裁かれたものの方が多く、C級戦犯は少ない。   ◆戦犯者(せんぱんしゃ)http://urx.nu/arRa 第二次世界大戦で日本が降伏した後、連合国から戦争犯罪容疑者としての扱いを受けた人々を総称する言葉。これに対して「戦犯」という言葉は厳密には「戦争犯罪者」として有罪判決を受けた者を指す。 調べの結果、戦犯者(戦争犯罪容疑者)の一部は起訴され、国際軍事法廷で裁かれ、「戦争犯罪者」とされた。容疑によって、A級戦犯、BC級戦犯に分けられる。 ただし、戦犯者(戦争犯罪容疑者)として逮捕・取り調べ後に不起訴釈放された者までも、慣習的に「戦犯」という呼称が使われる場合がある。 また「戦犯」、「戦犯者」のほか、「戦争受刑者」、「昭和殉難者」、「殉国烈士」という表現が用いられた場合もある。   ◆   ◆【戦犯(戦争犯罪者)とは】 http://kenjya.org/tokyo3.html そもそも「戦犯」「○級」とはどういうことなのか。 ●戦争犯罪とは何か?… いくら戦争自体は犯罪ではないといっても、戦争中なら何をやってもいいというわけではない。特に第一次大戦で空爆や毒ガス等が登場、戦場の被害が悲惨を極めたことから、欧米諸国は「戦時国際法」で「交戦法規」を定めた。その要旨は次の4点である…  ①一般住民・非戦闘員に危害を加えてはならない。  ②軍事目標以外を攻撃してはならない。  ③不必要な苦痛を与える残虐な兵器を使ってはならない。    ④捕虜を虐待してはならない。 …原爆は①~③まで当てはまる。                  《小林よしのり 「いわゆるA級戦犯」》    ・・・・・・・・・・ ◇A級戦犯…侵略戦争の計画・開始・遂行など「平和に対する罪」を犯したと認定される者。(28名起訴、7名死刑、18名終身禁固刑、2名裁判中に死亡、1名精神鑑定で公判停止) ◇B級戦犯…従来の戦時国際法に規定された(捕虜虐待など)戦争犯罪者。 ◇C級戦犯…殺害・虐待などの「人道に対する罪」を犯したと認定される者。(B・C級は連合国各国が、東京以外の場所で軍事法廷を開いて裁いた)               《井沢素彦 「なぜ中国人韓国人に媚びるのか」 他の著書「困った隣人韓国の急所」》   ◆戦犯とは  http://urx.nu/arSf 戦犯とは戦争犯罪人の事です。 この戦犯には大きく分けて三つの種類があります。 ここで注意しなくてはいけないのは、この三つは罪の重さを分けたものではなく、ただ単に罪を三種類に分けただけだということです。 ですからABCを甲乙丙と言い換えてもいいですし、イロハでもなんでもいいのです。 A級だから罪が重い、C級だから罪が軽いではありませんので注意が必要です。 A級戦犯 A級戦犯の罪状は 1.平和に対する罪 日本が侵略戦争をすることに対する計画を立てた罪。 2.殺人の罪 日本が宣戦布告をする以前に行った戦闘(真珠湾奇襲、マレー半島での戦闘)での殺人。 しかし、この罪は開戦日時そのものがあやふやで、真珠湾奇襲についてもアメリカ側が日本の電報を傍受して事前に察知していたとも言われ、日本軍も騙し討ちにする気はなかった事が明らかであり、判決時は問題にされませんでした。 3.通常の戦争犯罪及び人道に対する罪 つまり戦争を始めた事、それに関して共同謀議を行った事に対する罪。 であり、最終的に(2)以外が争点となりました。

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