2014年7月25日金曜日

●瞞し(まやかし)

●瞞し(まやかし) ◆まやかし [瞞し] まやかすこと。ごまかすこと。いんちき。にせもの。 「そんな-にだまされるものか」 「まやかし」に似た言葉» テンプラ 天麩羅 如何様 紛い いかさま   ◆贋   隠語大辞典 読み方:まやかし まぎらはしく、見せかけたるもの、真ならぬ、にせもの、くはせもの、贋物。「-もの」。 分類 東京   ◆   ◆テンプラ 〔ポルトガル tempero「天麩羅」「天ぷら」などとも書く〕 ① 魚・貝・肉・野菜などに,小麦粉を水で溶いたころもをつけて油で揚げた料理。江戸中期以降に普及した。 ② 見掛けと中身が異なるもの。めっきしたものやにせものなど。 「くさりはきんの-と見えたり/安愚楽鍋 魯文」 「 -学生」   ◆   ◆いか さま [3] 【〈如何〉様】 一 ( 名 ) 〔いかにもそのものらしい,の意〕 偽物。まがいもの。また,いんちき。ぺてん。 「 -に掛ける」 「あの試合は-だ」 「 -博打(ばくち)」 二 ( 副 ) ① かなりの確信を抱きながら,推測する場合に用いる。いかにも。きっと。恐らく。 「 -是は祇といふ文字を名について/平家 1」 ② 決意を表す語。何はともあれ。何としてもきっと。 「 -取りて帰り…家の宝となさばやと存じ候/謡曲・羽衣」 三 ( 形動ナリ ) どのよう。いかよう。 「 -に思ほしめせか/万葉集 162」 四 ( 感 ) 相手の言葉に賛意を表す語。なるほど。いかにも。 「 -知らぬ人が見たらさう思ふであろ/狂言記・止動方角」    ・・・・・・・・・・ ・いか よう 【〈如何〉様】 ( 形動 ) [文] ナリ どんなふう。どのよう。 「 -な御注文でも承ります」 「 -にも受け取れる」 「如何様」に似た言葉»   欺騙 ぺてん 瞞着 いかさま 詭弁   ◆如何様 読み方:いかよう どのようにも、どんなふうでも、といった意味の表現。    ・・・・・・・・・・ ・イカサマ 別表記:いかさま、如何様 いかにも正しい感じだが、不正であること。騙しやごまかしが含まれているさま。ペテン。イカサマを行う人は「イカサマ師」などと呼ばれる。ペテン師とも。   ◆いかさま【如何様】  鳥取弁辞書 《品詞》間投詞、副詞 《標準語》(間投詞として)ほんとうにまあ、なんとまあ。(副詞として)たいへん、非常に。 《用例》「そりゃ、いかさま、きょうてえなあ」(それは、ほんとうにまあ、恐ろしいですね)。 《用例》「いっかさま!」(へえ、そりゃあまた、なんと!)。 《用例》「そら、いかさま、きょうてえ話しだなあ」(そりゃあ、たいへん恐い話しだねえ)。 《補遺》「かっさま」が優勢か?   ◆イカサマ、いかさま   さもその様に見える、いかにも本物らしいといった意味で、まがい物あるいは偽物と言うことを指し、古くは手品と同義語で「カラクリ、仕掛けや小細工」という意味もありこれらを売ったり、行う者を「いかさま師」という。   ◆   ◆まがい まがひ 【紛い】 ① 本物に似せて作ってあること。また,そのもの。にせもの。いんちき。 「 -の鼈甲(べつこう)」 ② まざって区別しにくいこと。 「あしひきの山下光るもみち葉の散りの-は今日にもあるかも/万葉集 3700」 ③ まちがい。しくじり。 「手の-・足の-なさしめずして/祝詞 大殿祭」 ④ 名詞の下に付いて,見まちがえるほどよく似せてあること,また,そのものの意を表す。 「カウボーイ-の服装」 「ワニ皮-のハンドバッグ」 [句]紛いも無い

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