2014年7月26日土曜日

【胸がスーッとする躾(シツケ)のできない親の出来事】

【胸がスーッとする躾(シツケ)のできない親の出来事】 小さい男の子を連れた30代くらいの母親が電車に乗って来ました。 母親はスマホを夢中でやっており、子供が電車内で騒いだり暴れても注意すらせず。この時点で乗り合わせていた乗客はイライラでした。 さらに子どもが座席に靴のまま跳び乗ってジャンプするエスカレートぶりにも、母親はスマホをいじったまま「うるさい」と軽く言うだけ。 誰が最初にキレるか、という緊張状態の中、近くに座っていた女子高生が立ち上がりました。 そして、その親子に近づくと、ニコニコした笑顔で 「ねえ、僕。ここは僕のおうちじゃなくて皆の場所だから静かにしようね」と注意しました。 母親が「ちょっとあなた何?」 ようやくスマホをやめて女子高生に食ってかかるも、女子高生はスルー。 「靴のまま椅子に乗ってるけど、これじゃ椅子が汚れちゃうよね?汚れた椅子に座ったらお洋服も汚れちゃうよ?僕もお洋服汚れたら嫌じゃない?」 子供は「・・・やだ」 「そうだよね、嫌だよね!そしたらどうしたら良いか分かるかな?」 笑顔のまま優しい言葉でさとす女子高生に、男の子は大人しく座席から下りました。 「そう、良く分かりましたー!僕は何歳かな?」 「ごさい!」 「そっか五歳か!じゃあもうお兄ちゃんだよね。僕はもうお兄ちゃんなんだから、かっこよくしてないと。赤ちゃんみたいにバタバタしていたらかっこ悪いよ?かっこ悪くて良いの?」 「やだ!かっこいい方が良い」 「そうだね。かっこいい方が良いよね。そしたら、皆の場所では静かに。挨拶をきちんとする。好き嫌いせずしっかり食べる。この3つがちゃんと出来たら僕もかっこいいお兄ちゃんになれるよー。出来るかな?」 「出来る!」 「よし、じゃあ約束!」 という感じで、あれよあれよと男の子を静かにさせてしまったのです。 本当に見事な子どもの扱いに感心していたら、彼女のすごい所はこれからだったのです。 母親に向き直りました。 「失礼ですが、あなたはこの子の母親ですよね?母親なら自分の子どもに最低限の躾くらいしたらどうですか?」 「は?何あんた!ガキが口出すんじゃないわよ!」 顔を真っ赤にして母親がわめきました。 「そのガキに非常識を指摘されてるあなたは少なくともガキ以下ですよね!」 自分は少子化に貢献してるだの、意味不明な言い訳を色々まくしたてるが、片っ端から女子高生に鼻で笑われ。 「何が少子化対策だ。無計画にポンポン産むだけなら犬にだってできるわ。産んだ子どもをきちんと躾け、一般常識を身につけさせ、一人前の人間に育て上げる事が親の仕事だろうが。ガキがガキを産むな!」 言葉にする人こそいなかったが、車内の空気は完全に女子高生に同調。私も心の中で女子高生に拍手をしてました。 言い返せなくて居たたまれなくなったのか、母親は男の子を連れて次の駅で、逃げるように降りていきました。 母親が叱りつけられていたのに、男の子が降りざまに女子高生に手を振っており、女子高生も笑顔で手を振っていたのが印象的でした。 母親に対する言葉遣いは多少DQNかも知れないですけど、男の子を優しく諭す笑顔と、母親に注意する表情と、 親子が降りた後に連れの男子高校生と会話する照れた表情のギャップがとても微笑ましいお嬢さんでした。 おっちゃん、おばちゃんのゆるゆる倶楽部

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