2012年12月1日土曜日

●かわらけ〈土器〉

●かわらけ〈土器〉
★かわらけ かはらけ  【〈土器〉】
〔「瓦(かわら)笥(け)」の意〕
(1)釉(うわぐすり)をかけてない素焼きの陶器。
(2)素焼きの杯(さかずき)。
(3)酒宴。酒盛り。
「御―始まり御箸下りぬる程に/宇津保(祭の使)」
(4)〔近世語〕女性が年頃になっても陰毛のないことをいう俗語。また、その女性。
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・どき  【土器】
粘土を焼成して作る素焼きの容器。陶器や磁器にくらべ、焼成温度は一般に低い。日本では縄文土器・弥生土器・土師器(はじき)が多量に出土し、考古学研究上の貴重な資料となっている。かわらけ。

★無毛女陰   隠語大辞典
読み方:かわらけ
1.〔鷹筑波〕毛のない物をかはらけといふ、その頃は采女の年や十二三。
2.女陰の毛なきをいふ。
3.土器。川原毛。男女成年になりても陰毛生ぜざるもの。概して女子に多し。俗語。「おちやわん」に同じ、但し南方熊楠氏の説に拠れば「かはらげ」は稍々毛のあるものにしてかの河原毛駒の如きをいひ、「おちやわん」は全然無毛なるをいふとあり。古来商家にてかかる不毛の女子の入嫁を、もう毛(儲け)がないとて甚だ忌み嫌ひし所なり、されど亦反対に「大生殖宗」には「カハラケ女房をもてば出世すとの俗信あり、且相場師は無毛女を見るとき幸先よしと信ずることケガナシの洒落ならむか」と出でたり。「松屋筆記」巻九十五に「体源抄練習事条ニ、少御前ガ歌ハカハラケ音ニテ非愛モヒタタケテ誠ノ悪音也然而モ毎調ニ愛敬アリテメデタク聞エシハ本性ノ心賢キ上ニヨク力ノ入レルガイタス処也」云々。此かはらけ声といふも瓦器の如くつやけもけしきもなきにいふ也、男女陰の毛なきをかはらけといふ、はた同じ心也」とあり。「かはらけはさつぱりとした片輪なり」「かはらけと茄子夜湯に誘ひ合ひ」「毛はへ薬は土器で黒く焼き」「土器の豆をつつつく鳩の杖」「かはらけ町は草深いところでなし」「かはらけもままあるものと湯番いひ」「かはらけの深草になる縁遠さ」。
4.陰部に毛のない女のことをいふ。おちやわんに同じ。〔情事語〕
5.あるべき所に毛のない女のことをいふ。茶碗のこと。
6.〔隠〕あるべき処に毛なきこと。
7.男女ともあるべき所に毛のない者のことをいふ。
8.無毛のこと、おちやわんに同じ。但し南方熊楠氏の説に拠ればカハラケは毛少しくあるものにて彼の河原毛駒のそのごときを云ひ、オチヤワンは全然局毛なきを云ふとある。
9.隠語。陰部に毛のない女のこと。
10.女の陰部に毛がないこと。
11.局部無毛症。空毛。〔俗〕
分類  俗語、俗/一般、情事語、東京

★赤土器
読み方:アカドキ
瓦器(かわらけ)一種。

★土器 (どき) 防府歴史用語辞典
粘土で形を作った後に乾かし、焼いたものです。縄文時代から形や作り方を変えながらも、ずっと作られます。

★土器
読み方:ドキ
粘土を主素材に成形し焼き上げた器物。日本では縄文土器、弥生土器、土師器などがある。焼成温度は600~900度と低く、施釉して1200度以上で焼く陶器や1350度以上で焼成する磁器と区別される。

★土器(どき) http://p.tl/Q_rW
土を練り固めて成形し、焼き固めることで仕上げた器である。

★土器
姓   読み方
土器  かわらけ
土器  すえど
土器  どき

★山口県防府市の歴史と文化財 http://p.tl/IVbi

★かわらけ投げ(かわらけなげ、土器投げ、瓦投げ) http://p.tl/JM8E
厄よけなどの願いを掛けて、高い 場所から素焼きや日干しの土器の酒杯や皿を投げる遊びである。 京都市の神護寺が 発祥の地とされる。
★やきもの-かわらけ  http://p.tl/-ppE
皿の形をしたくすりをかけていない素焼きの土器(どき)をいい、表面の色は 、肌色(はだいろ)とだいだい色の中間です。平泉でいちばんたくさん出土する遺物で、 一般的にはものを盛るための器です。

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