2012年12月18日火曜日

●呪詞(じゅし)、呪言(じゅごん)

●呪詞(じゅし)、呪言(じゅごん)
★■国文学の発生1 / 唱導的方面を中心として■呪言から寿詞へ■呪言の神 http://p.tl/ItPe
信仰に根ざしある事物だけが、長い生命を持つて来た。ゆくりなく発した言語詞章は、即座に影を消したのである。

★じゅし  【寿詞】
賀寿の意を述べた詩歌や文章。よごと。
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・よごと  【寿詞/吉言】
(1)天皇の治世が長く栄えるようにと祝う言葉。賀辞。
「巨勢大臣をして―奉らしめて曰さく/日本書紀(孝徳訓)」
(2)祈願の言葉。
「―を放ちて起ち居、泣く泣くよばひ給ふ事/竹取」

★寿詞  難読語辞典 http://www.weblio.jp/cat/dictionary/nndgj
読み方:ヨゴト
天皇の治世が長く栄えるようにと祝う言葉

★寿詞  歴史民俗用語辞典 http://www.weblio.jp/cat/academic/nrkmj
読み方:ヨゴト
古代、臣下から天皇の治世の長久・繁栄を祝うことば。
別名 賀詞、吉言

★神事の故事来歴 ■若水の話 http://p.tl/1J4V
先祖の村々で、予め考へる事の出来る時間があるとしたら、作事(サクジ)はじめの初春 から穫(ト)り納(イ)れに到る1年の間であつた。

★歌謠俳書選集 八   萬葉集楢の杣 全 文献書院発行、2圓四十銭、1928.2.20 http://p.tl/5A0C

★吟遊詩人 麦秋 夢の旅人: 文化・芸術 オカリナ演奏 http://p.tl/DisG
天の原ふりさけみれは春日なる 三笠のやまに出し月かも 安倍仲麿
 
あせ水をながしてならふ剣術のやくにもたたぬ御代ぞめでたき  江戸狂歌 元木綱
 
しなへよく畳へ置や藤の花 太祇
 
ぺちゃくちゃと寡婦のお喋り藤の花


★祝詞  http://p.tl/hloR
1.のりと - 神道において行われる習俗の一。以下に詳述する。
2.しゅくし - 祝いの言葉。多く祝賀のためのスピーチの婉曲語。
・祝詞(のりと)は、神道において神徳を称え、崇敬の意を表する内容を神に奏上しもって加護や利益を得んとする文章。通常は神職によって独自の節回しによる朗誦が行われ、文体・措辞・書式などに固有の特徴を持つ。
★祝詞(のりと)の語源は「のりとごと」(宣之言・宣処言・宣呪言)であるとする説が従来もっとも一般的であったといえる。
 
神職などの奉仕者が祭神に祭祀の意義や目的を奏上する言葉(人間が神に対してみずからの祈願するところや、神を称えるこころを表現するために記した文章)を意味するものであるが(奏上体)、古くは祭祀の場に参集した人々に宣り下される言葉でもあった(宣命体)。「のりと」の「のり」には「宣り聞かせる」という意味が考えられることから、宣命体の祝詞が本義を伝えるものであると考えることもできる。

★疣取地蔵尊(いぼとりじぞうそん) http://p.tl/2nA2
疣地蔵ともいう。祈れば疣がとれると信仰されている地蔵。... 民間療法(とくに俗信)が多く、心意伝承を知る一つの手掛りになる。盆のオガラでなでるといった類もあるし、「いぼ橋渡れ」といった呪言(じゅごん)を唱えるというものもある。 ...

★沖縄文学 http://p.tl/wIvC
... 言霊(ことだま)信仰に基づいた呪言(じゅごん)によって唱えたり謡ったりするもので、奄美のクチ(口) ... 例を沖縄諸島にとれば、ここに伝わる呪詞、呪言のうち、もっとも古いと思われているものはミセセル ...

★オモロ  http://p.tl/0eOy
オモロは沖縄、奄美(あまみ)諸島に伝わる古歌謡で、これを首里(しゅり)王府で採録編纂(へんさん)したものが『おもろさうし』である。... オモロは、発生起源をウムイ、クェーナ、さらにはオタカベ、ミセセルなどとよばれる呪詞(じゅし)、呪言(じゅごん)につなげて考えることができ、また叙情的傾斜をみせた琉歌(りゅうか)形式に ...
★おもろさうし  http://p.tl/nmrA

★カレバラ  http://p.tl/x6UF
フィンランドの民族叙事詩。50詩、2万2795行からなる。
... 国土開墾、農耕起源、異族抗争、地下国訪問、事物の起源を説く呪言(じゅごん)などの説話に古代信仰色が濃い。また ... そのため、叙事詩、昔話、呪言そのほかの口承文芸を豊かに伝承してきた。 ...

★のろい【呪・詛】 http://p.tl/2Yhm
恨みのある人に災いがあるように願うことをいう。... いちばん原始的なのは相手に対して呪言(のろいごと)を発することで、すでに『日本書紀』の雄略(ゆうりゃく)紀に、御馬皇子(みまのみこ)が官軍に捕らえられたとき ...

★一言主神(ひとことぬしのかみ) http://p.tl/WOXB
記紀に、雄略(ゆうりゃく)天皇が葛城(かつらぎ)山に遊んだときこの神が現れ、ともに猟を楽しんだのち神は天皇を宮近くまで送ったと語る。... これはこの神の呪言神たる性格を示す。またこの神は、『日本霊異記(にほんりょういき)』では鬼神として賀茂役公(かもえのきみ)に使役されて呪縛(じゅばく)され ...

★一言主(ひとことぬし)(一言主神すら転載) http://p.tl/8C8L
『古事記』(712年)の下つ巻に登場するのが初出である。460年(雄略天皇4年)、雄略天皇が葛城山へ鹿狩りをしに行ったとき、紅紐の付いた青摺の衣を着た、天皇一行と全く同じ恰好の一行が向かいの尾根を歩いているのを見附けた。雄略天皇が名を問うと「吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ神。葛城の一言主の大神なり」と答えた。天皇は恐れ入り、弓や矢のほか、官吏たちの着ている衣服を脱がさせて一言主神に差し上げた。一言主神はそれを受け取り、天皇の一行を見送った、とある。


★呪い(のろい) http://p.tl/qXAL
人あるいは霊が、物理的手段によらず精神的・霊的な手段で、他の人、社会や世界全般に対して、悪意をもって災厄・不幸をもたらす行為をいう。「呪う」という言葉は「祝詞(のりと)」と語源的には同じで、「宣(の)る」に反復・継続の助動詞「ふ」が接続したものであり、古代の言霊信仰に由来するものと思われる。
 
日本では既に死んだ人・動物や神霊がなす呪いを特に「祟り」と呼び分けることが多い。呪術(まじない)とも関係が深いが、呪術という言葉は意図および結果の善悪にかかわらず用いられるのに対し、呪いという言葉はもっぱら悪い意味で用いられる。
 
呪いは生きた人間による場合には、呪文、祈祷、その他の言語的、呪術的または宗教的な行為によって行われるとされることが多い。具体的には宗教・文化的背景によって様々な違いがあり、神・悪魔その他の強力な霊の力を借りてなされると考えられたり、あるいは自己の霊能力によると考えられたりする。日本では、丑の刻参りが呪術的な行為によるものの代表的なものである[1]。
 
また神話・伝承・物語などにおいては、登場人物(特に王子・王女など)が魔法使いなどによって呪いをかけられ、動物に変身したり(白鳥の湖)、眠りに落ちたり(眠れる森の美女 )する例が多くみられる。
 
俗に、単なるジンクスを何かによる呪いと考えて、「何々の呪い」と呼ぶこともある(都市伝説の呪い)。

★呪術(じゅじゅつ、magic) http://p.tl/ta-j
人類の初期社会や初期文明において、押並べて発生したとされる、祈祷や占いなど神託としての運命の決定やそれらを指針とした政(まつりごと)、民間治療ともいわれる呪術医療(呪術医)と生活の糧を得るための「狩り・漁り」による薬草や毒草の知識や使用、または呪い(まじない)や呪い(のろい)や祓い(はらい)といわれる祈祷師による神霊の力の利用をさし、原始宗教でもある文化人類学におけるシャーマニズムとアニミズム、それぞれの観念や行為にともなう呪文に代表される形式や様式や儀式をさす

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