●「お」のつく言葉 ●女房達の言葉遊び
那由多 さんのコメントです。
頭に「お」が付くのは、その殆どが平安時代の宮中で働く女房達の言葉遊びから始まりました
「お」が付くのは可愛い、と言う風潮だったそうです
例えば田楽
冬の鍋料理の代表格である田楽は、関東煮の他に、西日本では『おでん』と呼ばれています(宮中が京都にあったため)
これは、宮中女房達が生んだ『ギャル語』(「お田」)
他には『お箸』、『お玉』(玉杓子のこと)、『おしゃも』(しゃもじのこと)などなど
なので、『お』が付く言葉は『女言葉』となります
昔の女性の名前に『お』が付くのが多いと思いませんか?
あれは、名前なのではなく、今で言うところの『~ちゃん』と言う意味なのです
男性にも『お』(於)が付く人も居ますが、それは親が『~ちゃん』と言う意味で呼んでいたからです
ですから、時代劇によくある間違いで、「おみつちゃん」は現代語では「みつちゃんちゃん」と言うことになるんです(苦笑
正しくは『於みつ』
これが今の「みつちゃん」に当たります
おでんの美味しい季節になりましたね
女性が教養を得ることが禁じられた時代の、教養溢れた女性達の逆襲、でしょうか(笑
1000年昔の女性達が生んだ言葉は、現代にもしっかり生きています
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★『●「お」のつく言葉、「ご」のつく言葉、「御」の付く言葉』 http://amba.to/OWrbCp
★『◆「お」の付く言葉 からの流れ ◆屁 ◆「お鳴ら(おなら)」』 http://amba.to/VTlGIU
★『●日本語の語彙(ごい)・意味』 http://amba.to/VTlZTW
★『●ゆるり ●ごゆるりと』 http://amba.to/QP1Pxx
★『●お呪い(おまじない)●まじ‐こ・る【蠱凝る】●まじ‐く・る【蠱る】●蠱る【マジコル】』 http://amba.to/VTmhKB
★『●呪符●御符●神符●御守り●御札●六芒星●五芒星』 http://amba.to/XWPVSv
★『●古語(こご)●古語拾遺(こごしゅうい)』 http://amba.to/VTmtcP
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★雑学アポロン>女房言葉 http://p.tl/kJ1U
女房言葉(女房詞)
女房言葉(にょうぼうことば)は、宮中に仕える女房たちが使った隠語で、室町時代の初期頃から 文書に見られるようである。語の頭に「お」を付けたり、語尾を「もじ(文字)」に変えたりしてできた造語。
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★女房ことば|闇の杜倒れ http://p.tl/u-gr
女房ことばです。 ... ただし、現代ではそれらの言葉は一般 的に広まっており、既に固有名詞になっている物もあるので特別感は無いが、昔の人も 様々な言葉遊びで表現を豊にしていたとなると… 強ち現在のギャル語 ...
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★色はにほへ都 その五十九 あけぼのぐさ http://p.tl/f6Y6
「静岡のおでんは串にささっている」。静岡人にとってはあたりまえのことが、全国的にみると珍しいことだと聞いたときには、とても驚きました。
そもそも、おでんというのは、豆腐などを串にさし、味噌などを付けて焼く田楽から来ているので、本来のおでんは串があったと考えていいのではないでしょうか。その後、田楽も串にささないで、煮込む調理法が生まれ、それがおでんの新しいカタチをつくったと考えるのが自然でしょう。
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★藤の花の匂う頃 作者:yuki << 前の話 次の話 >>松の葉 http://p.tl/jSRr
そんな日々の中、北の方は暗い気持ちを紛らわせようとでもするかのように、毎日を琴や 、物語や、巻物の絵や、碁、すごろく、言葉遊びを女房達と繰り広げ、華やかに、賑々しく 過ごしておられた。
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★古典の先生にお貸しする約束をしました http://p.tl/NOBz
「山は」って言うと、「小倉山」「三笠山」って次々に女房たちが言う。言葉あそびというか連想ゲームというか、そんなふうに昼間の会話を夜になって、自分が紙に書いてまとめるんだ、という発想です。私などは、漠然と、ふう~ん、清少納言が自分で題を課して、考えていったのだろうなあくらいにしか思っていませんでしたが、たしかに、こうやって女房たちがゲーム感覚でやっていたっ思う方が合点がいく。複数の人間の視点が入っていると思った方が適切だと思うくらい、本文での視点が固定していないから。
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★「女房ことば」 http://p.tl/tQYE
センニチコウ(千日紅)一昨日、ぬまごろうさんが「杓文字」のことを書いていた。この杓 文字ということばは「女房ことば」であり、宮中や将軍家などに仕える女官たちが使った ことば。彼女たちの仕事部屋を“女房&rdqu...
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★枕草子 http://p.tl/UZEY
全体的に「~なのは,何と何と・・・」という構成が多いのですが,これは当時宮中の 女房 たちの間で連想式の言葉遊びが盛んだったことによるらしいです。 それが清少納言 という女性の感性を通じて平安時代の貴族社会と価値観を垣間見ること ができる, という ...
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★財団法人日本玩具文化財団 おもちゃとは http://p.tl/GT0l
手に持って遊ぶ」ということを指し、平安王朝の時代には「もて(ち)あそぶもの」、また 略して「あそびもの」と呼んだ。 この「もて(ち)あそび」を語源とし、室町時代の御所などに 仕える女房たちの間で「女房詞(ことば)」(日常生活の言葉に 省略や接頭語を用いて ...
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★歴史小説「三条の家の子1」:紫苑の出衣
2012年6月24日 - その姿があまりにも自信に満ちあふれているので、女房たちはからかい半分に「四位 少将の時刻になってしまった」などと ... 女房たちは公教が来ることを決して嫌がってい たわけではなかった。 .... 女房達との言葉遊びが遠い日の思い出となり、 ...
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★狭衣訳12 http://p.tl/sDXq
後世の例になるように、と意識して用意され た上﨟女房たちの衣装、車の飾りなど、 言葉で書き尽くせないほどである。 その中で、少し小ぶりな ..... そんなことを言い合って いるうちに、若公達が遊びに来て、美しい女房たち も集まりだした。狭衣は、くさくさした 気分 ...
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