2012年12月2日日曜日

●わらべ●【童】●わらわ

●わらべ●【童】●わらわ
★わらべ  【童】
〔「わらわべ」の転じた「わらんべ」の撥音「ん」の無表記〕
(1)子供。小さい子。
「里の―」
(2)子供の召し使い。わらわべ。

★わらべは、
 わらわ(童)の複数形で、子供たちの意。
    日本の伝統的な童謡(わらべ歌)。

★わらわやわらは(童、私、妾) http://p.tl/pIb2
わらわらとしたオカッパ頭の髪型をした10歳前後の子供。複数形は「わらべ」。
「童」は目の上に入れ墨をされ、重い袋を背負わされた奴隷の意味を表し、転じてわらべの意味をも表す。辛+目+重という形声。辛は入れ墨の針をかたどり、重は重い袋をかたどる。「妾」は、貴人に近づき奉仕する入れ墨をほどこされた女性・腰元(侍女)の意味。辛+女という会意[

★子供(こども) http://p.tl/2vdo
 次のような意味で使われている言葉である。
・自分がもうけた子。親がもうけた子。親と一対になる子。親に対する子。
・幼い者。年齢のいかない者。(児童、小児)
考え方によっては、胎児も出生前発育(英語版)をしている生命として子供に含める場合もある

★童謡(どうよう) http://p.tl/REeR
広義には子供向けの歌を指す。
狭義には日本において大正時代後期以降、子供に歌われることを目的に作られた創作歌曲を指す。厳密には創作童謡(そうさくどうよう)と呼ばれる。この意味で用いる場合は、学校教育用に創作された唱歌や、自然発生的に作られたわらべ歌(自然童謡、伝承童謡)は含まれない。日本国外の子供向け歌曲についても、同様の傾向をもつものを「童謡」と呼ぶことがある。

★文部省唱歌(もんぶしょうしょうか) http://p.tl/gaYc
明治から昭和にかけて文部省が編纂した、尋常小学校、高等小学校、国民学校及び学制改革後の小学校の唱歌、芸能科音楽の教科書に掲載された楽曲の総称である。文部省が定めた正式名称ではない。

★唱歌(しょうか)(唱歌 (教科)) http://p.tl/sI2O
第二次世界大戦前の日本における尋常小学校、高等小学校の教科の一である。現在の音楽にあたる。

★童歌(わらべうた) http://p.tl/a2DT
こどもが遊びながら歌う、昔から伝えられ歌い継がれてきた歌である。
 伝承童謡(でんしょうどうよう)、自然童謡(しぜんどうよう)ともいう。
民謡の一種ととらえられるものもある。
その歌詞には、意味不明のものや、よく考えると恐ろしいものも多い。
推理小説の分野では、童歌を元にした殺人と言うのがいわゆる見立て殺人の一つの型としてある。
代表的な作品としてヴァン・ダインの『僧正殺人事件』やアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』などのいわゆるマザー・グース殺人事件がある。
日本では横溝正史の『悪魔の手毬歌』や高木彬光の『一、二、三 - 死』があり、これらは上記作品に触発されたものであった。

★高木 彬光 http://p.tl/7WbE(たかぎ あきみつ、1920年9月25日 - 1995年9月9日)
日本の推理小説作家。本名は高木 誠一。津軽方言詩人・医師の高木恭造の甥に当たる。
『一、二、三 - 死』童歌を元にした殺人と言うのがいわゆる見立て殺人の一つの型

★魔童子論争(まどうじろんそう) http://p.tl/g22Q
関西探偵作家クラブ会報『KTSC』誌上にて、匿名批評子“魔童子”と大坪砂男との間で戦わされた文学論争。1952年3月発行の『KTSC』第49号から、5月発行の同誌第51号まで3回にわたっておこなわれた。
・経緯
発端は、魔童子と名乗る匿名子が『KTSC』第49号掲載の「暗中鬼語」において、当時の探偵作家クラブ賞を「タライ廻し」「輪番制」と批判したことだった。このとき名指しで「関東の奇妙な幽霊」と揶揄された大坪は第50号に反駁文を発表し、「魔童子というオッサン、名を名乗れ!」「匿名批評なんて高等技術は、貫禄でするもんだ」「三下が頬ッ被りで、薪ざっぽう振廻してるなァあたり迷惑」「正体なしのスッコケ野郎」と反撃した。

★見立て殺人(みたてさつじん) http://p.tl/v-Zh
あるものに見立てて事件が装飾された殺人のこと。推理小説におけるテーマの1つである。
見立てる対象によって「童謡殺人」「筋書き殺人」などとも呼ばれる。


★横溝 正史 http://p.tl/-sBo(よこみぞ せいし、1902年(明治35年)5月24日 - 1981年(昭和56年)12月28日)
日本の小説家、推理作家。本名は同字で「よこみぞ まさし」。当初は筆名も同じ読みであったが、誤読した作家仲間にヨコセイと渾名(あだな)されているうちに、セイシをそのまま筆名とした(エッセイ「本名と筆名」による)。現在の兵庫県神戸市中央区東川崎町生まれ。
金田一耕助を探偵役とする一連の探偵小説で有名。また、薬剤師免許を持っていた。

★『悪魔の手毬歌』 http://p.tl/nHCt
推理作家・横溝正史が著した長編推理小説。およびそれを原作とした映画・テレビドラマ作品である。2009年1月までに映画2本、テレビドラマ5作品が制作されている。

0 件のコメント:

コメントを投稿