2012年12月15日土曜日

●ひたむき 【直向き】

●ひたむき  【直向き】
★ひたむき  【直向き】
(形動)[文]ナリ
一つの事に熱中するさま。一つの事に一生懸命になるさま。いちず。
「―な態度」「―におしすすめる」
[派生] ――さ(名)

★ひたむき
出典:『Wiktionary』 http://p.tl/6Mfg
名詞
・ひたむき【直向き】
  一つのことに熱中する様子。
形容動詞
 活用
  ダ型活用
   ひたむき-だ
関連語
   ひたすら
翻訳
   英語:earnest

★いっこう ―かう  【一向】
1.(名)
「一向宗」の略。
2.(副)
(「いっこうに」の形も用いる)
(1)(下に打ち消しの語を伴って)まるきり。少しも。
「しかっても―こたえない」「―に驚かない」
(2)全く。
「―平気だ」「口が―に無調法な女であった/新世帯(秋声)」
(3)ひたすらに。ひたむきに。
「唯本願をたのみて―に称名すれば/一遍上人語録」
(4)いっそのこと。むしろ。
「―に重忠と刺し違へて死なんとは思ひしが/浄瑠璃・出世景清」
(5)すべて。全部。
「大小事―なんぢにこそ言ひ合はせしか/平家 10」
3.(形動)
全くひどいさま。
「こつちらは―なものだ、とんだねき物(=売レ残リ)だ/洒落本・通言総籬」
   ・・・・・・・・・・
・ひたすら  【〈只管〉/〈一向〉】
1.(副)
(1)ただその事だけに心が向かうさま。いちず。ひたぶる。
「―平和に尽くす」「―謝る」「―隠し通す」
(2)すっかり。全く。
「かの維時がなごりは―民となりて/増鏡(新島守)」
2.(形動)[文]ナリ
 (1) に同じ。
「―な思い」「―に励む」「―に祈りをささげる」
   ・・・・・・・・・・
・ひたぶる  【頓/〈一向〉】
(形動)[文]ナリ
(1)もっぱらそのことに集中するさま。いちず。ひたすら。
「―に追い求める」「―な努力」
(2)すっかりその状態であるさま。全く。
「よそ目には―狂人と人や見るらん/謡曲・清経」
(3)向こう見ずなさま。粗暴なさま。
「海賊の―ならむよりもかの鬼しき人の/源氏(玉鬘)」

★一向  歴史民俗用語辞典
読み方:イッコウ
いちず。ひたむき。
別名 只管、平

★一向
出典:『Wiktionary』
副詞
 一 向(いっこう)
1.全く。全然。
2.ひたすら。
3.(下に打ち消しの語を伴い)少しも~ない
形容動詞
 一 向(いっこう)
  全くひどいさま。
活用
 ダ型活用
  一向-だ
略語
 一 向(いっこう)
  一向宗の略。
発音
  いっ↗こー

★真摯さ
読み方:しんしさ
  形容動詞「真摯だ」が、接尾語「さ」により体言化した形。
終止形
  真摯だ

★真摯さ
読み方:しんしさ
  ひたむきに、誠実に事に当るさま。またはその度合い。

★只管
出典:『Wiktionary』
副詞・形容動詞
 只管
1.(しかん:宋代の中国語より)ひたすら、~だけをする。
    只管打坐:曹洞宗における宗教の姿勢を示す語。
2.「ひたすら」の漢字表現。明治期から戦前にかけ多く用いられる。
    己が業が兒戲に類するかどうか、兎にも角にも早く其の人に會つて腕を比べたいとあせりつつ、彼は只管に道を急ぐ。(中島敦 『名人傳』)

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