●ぶ 【武】たけ
★ぶ 1 【武】
(1)武術や兵法。武芸。
「文―の道」「―を尚(とうと)ぶ」
(2)武力。軍事力。
「―に訴える」
(3)勇ましいこと。武勇。
「―を九泉の先に耀す/太平記 19」
(4)武官。武人。
★たけは、http://p.tl/Xdwe
植物の竹。http://p.tl/wvAH
菌類の茸。キノコ(茸、菌、木野子)http://p.tl/uY4P
長さの一つ。丈(たけ)を参照。http://p.tl/iM40
漢字の部首である竹部(ちくぶ)の略称。http://p.tl/0rJx
日本の姓の一つ。主に竹や武(ぶ)http://p.tl/6_mD と表記されることが多い。
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★武(ぶ) [ 日本大百科全書(小学館) ] .
古代中国南朝の史書にみえる、5人の倭王(わおう)(讃(さん)、珍(ちん)、済(せい)、興(こう)、武)の1人。雄略(ゆうりゃく)天皇に擬せられる。
★武水別神社(たけみずわけじんじゃ) http://p.tl/Yz6N http://p.tl/7TAq
長野県千曲(ちくま)市八幡(やわた)に鎮座。武水別大神(たけみずわけおおかみ)、誉田別命(ほんだわけのみこと)、息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)、比売大神(ひめおおかみ)を祀(まつ)る。創建は孝元(こうげん)天皇の御代(みよ)と伝えるが不詳
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★武左衛門一揆(ぶざえもんいっき) http://p.tl/Jfuh
1793年(寛政5)伊予国(愛媛県)吉田藩(宇和島藩の分家で3万石)で紙専売制に反対して起こった百姓一揆。指導者の上大野村(現鬼北(きほく)町)百姓武左衛門は、祭文(さいもん)語りに身をやつして組織にあたったといわれる。吉田藩紙騒動ともいう。
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★武悪(ぶあく) http://p.tl/Qy2t
狂言の曲名。大蔵(おおくら)流では大名狂言、和泉(いずみ)流では雑狂言。不奉公者の武悪(シテ)を討つよう主人に命じられた太郎冠者(かじや)は、太刀(たち)を受け取り討っ手に向かう。冠者は、武悪に川魚の進上を勧め、生け簀(す)に入ったところを後ろからだまし討ちにしようとする ...
★ぶあく 【武悪】
(1) 狂言の一。主人に朋輩の武悪を討てと命ぜられた太郎冠者は討つに忍びずひそかにこれを逃がす。ところが、道で武悪は主人の目にとまってしまい、太郎冠者は武悪を幽霊に仕立てて切り抜けようとするが、幽霊に化けた武悪は図に乗って主人をさんざんに愚弄する。
(2) 狂言面の一。鬼の面だが滑稽味のある相貌の面。「節分」の鬼や「八尾」「朝比奈」の閻魔などに使用。
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★武甕槌神(たけみかづちのかみ) http://p.tl/2n51 http://p.tl/J7xi
日本神話に登場する神。雷神、かつ剣の神とされる。相撲の元祖ともされる神である。
建御雷神とも記す。記紀神話に出てくる剣神。国譲りの使者となって大国主命(おおくにぬしのみこと)に国譲りを承諾させ、また神武(じんむ)天皇が熊野(くまの)上陸の直後に失神した際に、命ぜられて平国の剣の霊(ふつのみたま)を降(くだ)し、建国の事業を助けた。 ...
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★甕(かめ) http://p.tl/FWsp http://p.tl/WiEm
瓶とも書く。口が大きく底の深い陶磁器の容器で、古くは酒・しょうゆなど、後世は広く水を入れる容器として用いられた。普通、甕より口の小さい小形のものを壺(つぼ)という。ただし、考古学では、形の大小にかかわらず深くて口の大きな深鉢形土器を甕とする。甕は人類がつくった最初の土器とみられ、 ...
★壺(つぼ) http://p.tl/Zkmc http://p.tl/fTZe
胴部が球形に張り出し、底辺と口頸(こうけい)部がつぼまった容器。口頸があまりつぼまっていないのは甕(かめ)という。胴部の下半と上半で曲面の屈曲率の異なるもの、口頸から上部に直立した口唇部をもつもの、外湾した口唇部をもつもの、まったく口唇部を欠くものなど、さまざまな形態の壺がある。
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★雷神(らいじん) http://p.tl/hgZE http://p.tl/uqHa
雷鳴と稲妻を神格化したもの。雷(かみなり)をおこす神。津村淙庵(そうあん)の『譚海(たんかい)』(1795)によれば、東西南北の中央に雷神があり、その名号(みょうごう)は『最勝王経』にあるとあり、その名号を書いた札を天井に貼(は)っておくと雷が落ちないという。稲妻というように稲の豊作をもたらす神とされ、落雷の多い関東平野などでは、田畑に落雷があるとその場所は1年だけ作物をつくらず注連(しめ)を張っておくという。
「雷様(かみなりさま)」「雷電様(らいでんさま)」「鳴神(なるかみ)」「雷公(らいこう)」とも呼ばれる。
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★大国主命(おおくにぬしのみこと) http://p.tl/BFqI http://p.tl/U6KZ
出雲国造(いずものくにのみやつこ)の祖神。出雲(いずも)大社の祭神。大穴牟遅神(おおなむちのかみ)(大己貴神)、葦原色許男神(あしはらのしこおのかみ)、八千矛神(やちほこのかみ)、宇都志国玉神(うつしくにだまのかみ)などの別名がある。根(ね)の堅州国(かたすくに)(死者の国)の須勢理毘売(すせりひめ)ほか、八上比売(やがみひめ)、沼河比売(ぬなかわひめ)など多くの女性を妻とした。
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★出雲国造(いずものくにのみやつこ) http://p.tl/nddu http://p.tl/C372
古代における出雲の豪族。出雲東部の意宇(おう)平野を本拠として台頭し、5世紀末から6世紀なかばには、出雲全域にわたる地域国家を形成し王として君臨した。しかし、6世紀後半から大和(やまと)国家の制圧が、まず西部に、ついで意宇平野の東部から及んでくると、国造の地位を受け入れた。出雲国造神賀詞(かんよごと)は、祭祀(さいし)権の貢上の形をとった服属のようすを語っている。
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