●アンコウ(鮟鱇)
★アンコウ(鮟鱇)/日本の名物特産品 http://p.tl/PNqh
◇アンコウ(アンコウ)は、西のフグ・東のアンコウと言われる冬の味覚の代表です。有名な産地は福島県から茨城県にかけてですが、山口県下関も有数の漁場です。西日本ではアンコウを食べる習慣があまりなかったので、重要視されていませんでした。最近では下関でもフグとともにアンコウに力を入れているので、下関の冬の2大味覚になるでしょう。
★アンコウ(鮟鱇) http://p.tl/k0tu
肉食性で、口が大きく、歯が発達している。海底に潜んで他の魚を襲うのに適するため、口はやや上を向いている。口の上には棒状の突起がついており、これを動かして獲物をおびき寄せる。魚の他にも、たまに水面に出て海鳥を襲うこともあり、食べるために解体したら胃の中にカモメやウミガラス、ペンギンなどが入っていたという報告もある。
★あんこう鍋 - Wikipedia http://p.tl/VSPU
アンコウは『西のフグ(河豚)、東のアンコウ(鮟鱇)』と並び称されている高級魚である。
★キアンコウ/鮟鱇 市場魚貝類図鑑 http://p.tl/7VGd
■一般的に「鮟鱇」として売られているのは本種。晩秋から、厳冬までの入荷が多いし、値段も高い。これが春には劇的に値を下げる。また国産、輸入とあり、輸入の方が多くて安い。
鍋/ともあえ(肝と身を和えたもの)/唐揚げ/ムニエル
北海道以南東シナ海にまで棲息する。
★鮟鱇(あんこう)鍋 作り方とレシピ http://p.tl/FTnu
★あんこ 1 【▼鮟▼鱇】
「あんこう(鮟鱇)(1)」に同じ。
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あんこう ―かう 1 【▼鮟▼鱇】
(1)アンコウ目アンコウ科の海魚の総称。全長1.5メートルを超えるものがある。体形は楽器の琵琶(びわ)に似て、頭は著しく大きくて平たく、口がきわめて大きい。背部前方にある背びれが変形した釣り竿(ざお)のようなものを動かし、小魚をおびきよせて食べる。非常に貪食で、大量の餌(えさ)をとる。冬、肉のほか皮や内臓などを鍋料理などにして美味。肉が柔らかく扱いにくいので、つるして調理する。熱帯から温帯にかけての深海に広く分布。日本産の種ではアンコウ(クツアンコウ)・キアンコウが代表的。アンコ。[季]冬。《―の骨まで凍ててぶち切らる/加藤楸邨》
(2)〔動作が鈍いところから〕愚鈍な人。とんまな人。
(3)「呼(よ)び樋(どい)」に同じ。
» (成句)鮟鱇の餌待ち
» (成句)鮟鱇の吊し切り
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鮟鱇(あんこう) 三州瓦豆辞典
軒樋の落し口と呼び樋が一体となったもので、軒樋と竪樋をつなぐ部分。魚のあんこうの形と似ていることから、あんこうと呼ばれる。
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鮟鱇(あんこう) 隠語大辞典
読み方:あんこ
1.口。〔第二類 人物風俗〕
2.口。(鮟鱇は口大なりよつてかく云ふ)。
3.口のこと。「あんこう」という魚は口が大きいから。
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★あん‐こう〔‐カウ〕【×鮟×鱇】
1 アンコウ目アンコウ科の海水魚の総称。キアンコウ(ホンアンコウ)とアンコウ(クツアンコウ)の2種がある。全長約1メートル。大きな口をもち、体は縦扁し、丸く、尾は小さい。骨は軟骨が多く、肉は弾力に富む。上唇の上部にある細長い突起を動かして小魚を誘い寄せて捕食。日本の沿岸の海底にすむ。冬季に鍋料理にする。肝臓は特に美味。《季 冬》「―の骨まで凍ててぶち切らる/楸邨」
2 《1の動きが鈍いところから》愚かな人。
「この祐経、―らしくだしぬかれ」〈浄・加増曽我〉
3 「呼樋(よびどい)」に同じ。鮟鱇の餌待ち
鮟鱇がえさを待つときの姿のように、ぼんやりと口を開けているようす。
・あんこうがた【鮟鱇形】
1 「あんこがた」に同じ。
2 竹の一重切りの花器で、口の大きく開いたもの。
・あんこうなべ【鮟鱇鍋】
鮟鱇の身・肝などに焼き豆腐・シイタケなどを加え、だしで煮た料理。《季 冬》「―箸(はし)もぐらぐら煮ゆるなり/虚子」
・あんこうのつるしぎり【鮟鱇の吊るし切り】
鮟鱇のおろし方。下顎(したあご)に鉤(かぎ)を通してつるし、口から水を入れておいて、皮をはぎ、肉をそぎ、はらわたを取り、骨を切る。全体にやわらかく、包丁を入れにくいために行う。
・あんこうむしゃ【鮟鱇武者】
大言壮語するくせに臆病な武者をあざけっていう語。あんこうざむらい。
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★図解建築用語 生き物編 鮟鱇(アンコウ) http://p.tl/lBYB
★鮟鱇の七つ道具【あんこうのななつどうぐ】和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典
俗にあんこうの可食部分を7つ挙げていう。肉・肝・水袋(胃)・ぬの(卵巣)・えら・ひれ・皮をいうことが多いが、尾ひれ・あご・ほお肉(柳肉)などを入れることもある。あんこうは骨以外、捨てるところがないむだのない魚といわれる。
★鮟鱇の吊るし切り【あんこうのつるしぎり】和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典
あんこうをおろす方法。かぎで下あごをひっかけてつるし、口から水を注いで魚体を安定させ、皮をはぎ、身や内臓を切り取る。あんこうは、からだが大きく、また全身がゼラチン質でおおわれていてやわらかく、まな板の上ではさばけないため、つるし切りにする。
★鮟鱇形【アンコガタ】デジタル大辞泉
相撲で、太って腹の突き出た力士の体形のこと。魚の鮟鱇(あんこう)の体形に似ているところからという。あんこ。あんこう形。→ソップ形
1.「あんこがた」に同じ。
2.竹の一重切りの花器で、口の大きく開いたもの。
3.太い竹の一節に大きく生け口を切り開けた花入れ。
★チョウチンアンコウ(提灯鮟鱇)【チョウチンアンコウ】世界大百科事典
アンコウ目チョウチンアンコウ亜目Ceratiinaに属する海産魚の総称。またはそのうちの1種をも指す。この類は太平洋,大西洋の温帯から熱帯にかけての深海に広く分布する。体は側扁形ないし球形で,全身が紫黒色を呈する。眼はきわめて小さく,背びれ第1棘(きよく)は長くのび,その先端が膨らんで,この部分に発光器があることからチョウチンアンコウの名がつけられた。暗黒の深海底で,これをゆり動かして小魚その他の餌動物を誘引し,捕食しているものと考えられる。
★鮟鱇の餌待ち【アンコウノエマチ】
鮟鱇がえさを待つときの姿のように、ぼんやりと口を開けているようす。口を開いてぼんやりしているさま。
★蛙鮟鱇【カエルアンコウ】
アンコウ目カエルアンコウ科の海水魚。全長約10センチ。体は球形に近く、黄褐色で地に黒褐色の斑紋が散在。胸びれと腹びれを使って海底を移動する。アンコウのように釣りざお状の突起を動かして小魚を誘って食べる。日本中部以南に分布。イザリウオとよばれていたが、日本魚類学会が平成19年(2007)1月に改名した。
★鮟鱇(あんこう) 常陸路冬の風物詩(大洗観光協会 よかっぺ大洗) http://p.tl/pdXe
★あんこう奉納庖丁式「祭事之鮟鱇」 大洗磯前神社に奉納 http://p.tl/x5zl
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