●木型(きがた)
★木型(きがた) http://p.tl/vTTv 【木型】 紙器関係専門用語辞典 http://p.tl/J2Id
製品の外観の検討や機能の確認のためにつくられる原型。基本的には木製。モックアップ(mockup)とも言う。
木型は商品の外観デザインや使い心地、可動部の検討用に用いられる。木で作られる理由は低価格、丈夫、切削(修正)が可能と言ったところである。
玩具の原型に木型が用いられることが多かったが、小型の家電製品や自動車、新幹線、航空機のデザイン・機能検討用にも用いられていた。
玩具の原型の場合は、木型の段階で可動部のギミックなどを再現、パーツごとの分解も可能にしておき、そのまま製品の原型とすることが多かった。微妙なカーブの修正や隙間の修正には、天然木材以外に、おがくず(木の砕片)を樹脂で固めたものなども用いられる。
旧来は職人による手作業に負うことが多かったが、近年は3Dプリンタ(3Dプロッタ)の発達でCADデータをそのまま立体として成形できるようになったため、呼称はそのままでも、木材を用いず、FRPや合成樹脂で代用されることが多くなっている。自動車や携帯電話など、デザインが販売に大きく影響する商品においては、今でもモックアップが使われている。
★きがた 0 【木型】
(1)鋳型(いがた)を作るときに用いる、木製の型。
(2)木製の型。特に、靴・足袋などを作るときに用いるもの。
★木型(きがた) [ 日本大百科全書(小学館) ] .wooden pattern、pattern http://p.tl/dD4U
鋳型をつくるときに用いる木製の製品模型。普通は上下二つの部分に分けてつくり、それぞれ上型用、下型用に用い、砂を詰めてから模型を抜き取り、上型、下型をあわせて組み立てると、製品の形の空洞をもつ砂型ができる。これに溶融金属を鋳込んで鋳物をつくる。木材は加工しやすく価格も安いので模型としてもっとも多く使われるが、摩耗しやすいので、ヒノキやホオノキを十分乾燥し、また木目を交互に組み合わせ、さらに防湿塗料を塗るなどして寸法の変化を防ぐ。寸法は、金属の凝固後、室温までの収縮を見込み、その分大きくつくっておかねばならない。 [ 執筆者:井川克也 ]
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★秋田諸越(あきたもろこし)http://p.tl/RWoc http://p.tl/EZgl
秋田市の銘菓。小豆(あずき)粉を原料とした落雁(らくがん)の一種... 小豆粉を煎(い)り、砂糖を加えて木型に押し、表面をきつね色に焦がしたもの。歯を当てたときの、響きの高い堅さと、口中に広がる小豆の香ばしさ、漉し餡(こしあん)のようなまろやかさが、この菓子の特色。 ...
★あけび細工(あけびざいく)http://p.tl/owBq
山野に自生するアケビの類のつるを用いた細工物。細工に適するのは折れにくいミツバアケビのみである。... 花籠、手提(てさげ)籠、状差し、スリッパ、玩具(がんぐ)、おしぼり入れなどがあるが、籠のような箱状のものをつくるには、木製の底編型や木型(角形、丸形)がくふうされている。おもな生産地とし ...
★鋳物尺(いものじゃく) http://p.tl/TfZ7
鋳物用の木型をつくるために用いられる物差し。木型の寸法は、つくろうとする鋳物の寸法よりも大きめにしなければならないので、物差しの目盛りを必要なだけ大きめにしてある。 ...
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★落雁(らくがん) http://p.tl/uLTK http://p.tl/K_fo
干菓子の一種で打(うち)菓子、打物(うちもの)菓子ともいう。... 有名落雁には京都市のお千代宝(ちよぼう)、名古屋市の二人静(ににんしずか)、長野県小布施(おぶせ)町のそば落雁、福井県敦賀(つるが)市の豆落雁、群馬県館林(たてばやし)市の麦落雁 ...
★干菓子(ひがし) http://p.tl/Ms2C http://p.tl/b9GZ
生(なま)菓子に対して、水分の少ない乾いた菓子をいう。奈良時代から平安時代にかけての干菓子は、木の実の皮をむいたり、蒸したりして乾燥させたものをいい、寒食(かんしょく)の具という意味で寒具(ひがし)と ...
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★鋳物師(いものし) http://p.tl/ixrb
「いもじ」ともいい、銅、鉄を材料としておもに生活用具を鋳造する職人。その技術は、金属加工の導入された前3世紀には、鍛造(打物(うちもの)、鍛冶(かじ))と並んで始められていて、やがて、鏡作(かがみつく ...
★鋳物(いもの) http://p.tl/PPJT
casting 目的製品の形状に対応した型穴をもつ鋳型に溶融金属を注入し、そのまま凝固させるという方法(鋳造法)で製作した金属製品(鋳造品)をいう。金属製品には鋳物のほかに、簡単な形状に鋳造した鋳塊 ...
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★打菓子(うちがし) http://p.tl/wihQ
干菓子の一種で打ち物ともいう。葛粉(くずこ)や穀物の粉と砂糖をあわせ、木型に詰めて押し固め、木型の一端を木づちでたたき、慣性を利用して菓子を木型から打ち出す。打菓子の代表である落雁(らくがん)(のちに金花糖や有平糖(あるへいとう ...
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★菓子 - 和菓子の形成 http://p.tl/nyDh
... 炒(い)ってから甘味を加え、黒胡麻(くろごま)を散らして一寸四方の木型で押したものであった。帝が落甘の白地を雪に、黒胡麻を雁に見立てて、近江(おうみ)八景の「堅田(かたた)の落雁」に例えたところから ...
★菓子型(かしがた) http://p.tl/7dgn
干菓子(ひがし)などを製作するための型で... 明和(めいわ)・安永(あんえい)期(1764~81)の木型は小形で単純なものが多く、寛政(かんせい)期(1789~1801)に入ると、木型そのものは厚手となるが、紋様の彫りが薄くなる。また紋様の大形化も進み ...
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★型染め(かたぞめ) http://p.tl/zhsq
型を用いて文様を染め表すこと、またその技法による染物。... またジャワ更紗のチャップとよばれる金属製のものや、ヨーロッパでつくられた木型に細い鋲(びょう)を打ち込んだ特殊なものもある。なおインド更紗の染法には、型を使って布に蝋を置くだけでなく ...
★型模様(かたもよう) http://p.tl/GhQ3
型を使って表したプリント模様。型は主として木型と紙型とに分かれ、模様を一定の形にそろえたり、反復したり、量産したりする際に使われる。日本におけるもっとも古い型模様とし ...
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★松魚つぶ(かつおつぶ)http://p.tl/Rmmd
かつお節の姿を模した肉桂飴(にっけいあめ)。... と思いカンナあて」といった笑い話まで生まれた。いまは各地にみられる飴となった。水飴、砂糖、肉桂の油と樹皮を煮つめ、漉(こ)して、かつお節の木型に流し込んで固める。小槌(こづち)でたたき割って食する。 ...
★金花糖(きんかとう) http://p.tl/McUJ
... 白砂糖を練り、鯛(たい)、鯉(こい)、松竹梅など有平糖(あるへいとう)の細工物をまねて、あわせ木型の彫りに流し、有平糖のものそっくりに筆や刷毛(はけ)で彩色した。内部は空洞であるが ...
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★月餅(げっぺい) [現地読み:ユエピン] http://p.tl/uMgR
... 卵などを混ぜ合わせ、温湯でこねて皮をつくり、好みの餡(あん)を包み、彫りのある円形の木型に入れて形を整えてから抜き出し、上面模様のほうへ色つや出しの装液(そうえき)(卵黄、砂糖 ...
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★五勝手屋羊羹(ごかってやようかん) http://p.tl/JyXo
... 屋号はアイヌ語のホカイテ(波の打ち寄せる浜)からとったといわれ、松前藩時代には藩公の紋菓を献上した。往時を語る落雁(らくがん)の木型も残されている。[執筆者:沢 史生 ...
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★御所落雁(ごしょらくがん) http://p.tl/p4li
富山県南砺(なんと)市井波(いなみ)の名物落雁。... これに和三盆を蜜(みつ)に溶いてあわせ、木型に詰める。木型に糸巻きの文様があるので、糸巻き落雁ともいう。御所落雁のいわれは ... その板倉家に伝わる木型を譲られたのが、今日つくられる河内屋(かわち ...
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★更紗(さらさ) http://p.tl/iQOx
佐羅紗、沙羅沙、皿紗、佐良左とも記し、別名紗羅染(しゃむろぞめ)、華布(かふ)、印華布(いんかふ)という。とくに金箔(きんぱく)・金泥を施したものを金華布・金更紗と呼称する。 ...
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★羅紗(らしゃ) [ 日本大百科全書(小学館) ] .raxa [ポルトガル語]
厚手の紡毛織物の一種。経緯(たてよこ)とも紡毛糸を用い、製織後に起毛、縮絨(しゅくじゅう)、剪毛(せんもう)した地厚い毛織物である。黒、紺色の無地物が多く、古くは陣羽織、明治以降はオーバー地や軍隊用コート地など防寒服地として使われた。語源はポルトガル語のラーシャ(毛織物の意味)から。 [ 執筆者:並木 覚 ]
★紗(しゃ) http://p.tl/iPMe
からみ織の一種で、経糸(たていと)2本が絡むごとに緯糸(よこいと)一越(ひとこし)が交錯したもっとも簡単なからみ織組織である。一般に綜絖(そうこう)2枚と、からみ綜絖1枚を使って製織する。この紗を地として、紋を平(ひら)、綾(あや)などの組織で表した紋紗、金糸を織り込んだ金紗(京都竹屋町で織られたので竹屋町(まち)ともいう)などがある。 ...
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★漆器(しっき) http://p.tl/jQa1
... 皮革はなま乾きの状態のとき、木型にあてて成形し、漆を塗ったもので、漆皮(しっぴ)とよばれ、奈良時代の文献に記載され、遺品もある。麻布は原型の上に漆で数枚重ねて成形するが ...
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★すし【鮓・鮨・寿司】 http://p.tl/O931
... 押し抜きの意味は、三角、四角、花形など好みの木型をつくり、すし飯、煮た野菜、すし飯、サワラ(薄切り甘酢漬け)、薄焼き卵の順に重ねて入れ、上から強く押して型抜きするところにある。 ...
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★精密鋳造(せいみつちゅうぞう) http://p.tl/cSCR
普通の鋳造法に比べて寸法が正確で表面粗さも少なく、切削加工による表面仕上げを必要としない鋳造法。代表的なものとしてインベストメント法investment process、ショープロセスShaw processがある。 ...
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★染色(せんしょく) - 模様染め http://p.tl/vjii
... 中国で後世まで行われた技法に、文様を透彫りした2枚の木型の間へ裂(きれ)を挟んで、多色の染料を通して染める方法があり ... プリントは、凸版の木型により、これを部分的に用いて模様が構成されていく。 ...
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★鋳造(ちゅうぞう) http://p.tl/zJa5
... したがって原型模型を木でつくる場合の木型工場では、あらかじめこの分長く目盛った物差しを使い、これを鋳物尺または伸尺(のびじやく)という。[執筆者:井川克也] 造型機 この原型を定盤の上に置き ...
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★捺染(なっせん) http://p.tl/Ar6V
「なせん」ともいう。広い意味では、色を直接布面に施すプリント染めのこと。たとえば、絞りや中形(ちゅうがた)、纈(ろうけち)染めのように染料に浸(つ)けて浴染せずに、顔料、もしくは染料を顔料のように媒染によって発色した状態にしたものを直接布面に塗り、摺(す)り、押捺して染めるものをいう。... 摺絵の伝統はその後、蛮絵(ばんえ)と称する木型による摺染めにみられ、平安時代の料紙などにも盛んに用いられたようである。...
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★白雪(はくせっこう) http://p.tl/bRm4
白雪糖ともいい、落雁(らくがん)の一種。... 着色の場合は砂糖を染めて用いる。また白雪糕に少量の塩を入れ、餡(あん)を包んで型押しすると塩味まんじゅうとなる。さらに白雪糕を木型に押して乾燥させれば口あたりの堅い落雁となる。 ...
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★豆銀糖(まめぎんとう) http://p.tl/hO5v
... 現在は角形の一分銀風に姿が変わった。豆銀糖と似た菓子に、山形県米沢(よねざわ)銘菓「時雨(しぐれ)の松」がある。このほうは木型で押した豆糖である。[執筆者:沢 史生 ...
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★三春張子(みはるはりこ) http://p.tl/thP4
郷土玩具(がんぐ)。三春人形の名で古くから知られている。... 高柴には往年の木型約2000個が残されていて、その一部は福島県文化財に指定されている。現在つくられている人形では、天神、春駒(はるごま)、達磨(だるま)、子連れ、子曳(び)き、猩々(しょうじょう)舞い ...
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★本ノ木遺跡 http://p.tl/doWV
... 石槍とを同一時期とみる山内説と、段丘礫層(れきそう)上に生活面を想定して両者の伴出を認めない芹沢説とがある。石槍にもいくつかの形態があるが、本ノ木型の細身のものは、縄文時代草創期の特徴をなす一型式。 ...
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★弽(ゆがけ) http://p.tl/ttZt
弓を引くとき指の痛みを防止するために用いる鹿革(しかがわ)の手袋様の弓具の一種。... 的前用の三つ弽、礼家で使う諸(もろ)弽がある。 なおほかに、左手指の痛み防止のため押手弽(おしでゆがけ)とよばれるものもあ ...
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