●滝
★滝、瀧(たき) http://p.tl/hcuB
河川や湖の一部が段差になり水が落下している場所をいう。
瀑布(ばくふ)、飛瀑(ひばく)ともいう。水の落下地点で水深が深くなっている場所を滝壷(たきつぼ)という。
★瀑布 季語・季題辞典
読み方:バクフ(bakufu)
滝の別称 季節は夏
★ひばく 0 1 【飛▼瀑】
高い所から落下する滝。
★たきつぼ 0 【滝▼壺】
滝が落ち込んで深い淵(ふち)となった所。
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★滝の形状の呼び方
・直瀑(ちょくばく)
落ち口から滝壷まで一気に落下する滝で、もっとも迫力がある男性的な滝。名瀑と呼ばれるものが多い。
・分岐瀑(ぶんきばく)
落ち口から幾重にも分岐して流れを作る女性的な滝。
・段瀑(だんばく)
2 - 3段、またはそれ以上の階層がある滝で、風景的にも美しい滝。
・潜流瀑(せんりゅうばく)
水を通す地層と通さない地層が剥き出しになり、地下水が崖より直接落ちて滝となる。
・渓流瀑(けいりゅうばく)
滝口から傾斜した岩肌などの上を滑るようにして流れる滝で、ある程度の高低差があるものをいう。
・海岸瀑(かいがんばく)
海岸の崖の上に滝口があり、海に直接落ちる滝をいう。
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★滝行(たきぎょう) http://p.tl/d-lL 滝に入って行う修行のことである。
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★滝と生物
滝はもっとも激しい流れの渓流である。そこで生活する動物は、特に吸着力に優れた吸盤を持つアミカの幼虫などに限られる。また、アユのように流れを遡行する魚類などは大きな滝によってその遡上をさえぎられることがあり、魚類の分布範囲を決める場合がある。ただし、ウナギはヘビのように体をくねらせて滝の裏や側壁を這い登ったり、ボウズハゼやヨシノボリ類のように吸盤で吸着しながら垂直面を上れる魚の場合は、滝より上流へ進出できる。
滝の周辺は多量の水滴が飛散するため、特に湿度の高い状態を好む植物など特殊なものが生育する場合がある。
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★日本三大名瀑
特に定説はないが、那智滝、華厳滝が入っているのが定番。あと1つには以下のような滝が挙げられている(通常は袋田の滝とされ、地域限定で代わりに秋保大滝、安倍の大滝などが入ることがある)。
・袋田の滝(ふくろだのたき) http://p.tl/yw3T 冬は「氷瀑」と呼ばれる
・秋保大滝(あきうおおたき) http://p.tl/FL1g
・安倍の大滝(あべのおおたき) http://p.tl/htfp 「駿河大滝」「乙女の滝」とも言われる。
・称名滝(しょうみょうだき) http://p.tl/FP-S
・白糸の滝(しらいとのたき) http://p.tl/zY1G 国の名勝及び天然記念物。
・白水滝(しらみずのたき) http://p.tl/kEpt
その他にも、越後三名瀑(鈴ヶ滝、苗名滝、惣滝)や日光三名瀑(華厳の滝、霧降の滝、裏見の滝)、但馬三名瀑(猿尾滝、天滝、霧ヶ滝)など各地域の三名瀑がある。
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★那智滝(なちのたき) http://p.tl/hNLj
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の那智川にかかる滝。一の滝における落差は133mであり、総合落差では日本12位だが、一段の滝としては落差日本1位を誇る。華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。
国の名勝に指定されている(1972年7月11日指定、指定名は「那智大滝〈なちのおおたき〉」)[1]。2004年7月7日、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録された
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★華厳の滝(けごんのたき) http://p.tl/bcjP
栃木県日光市にある滝。発見者は勝道上人と伝えられ、仏教経典の1つである華厳経から名づけられたといわれる。華厳渓谷周辺では他に阿含滝、方等滝、般若滝、涅槃滝もあることから、五時の教判から、それらと同様に命名されたものと考えられている
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★鈴ヶ滝(すずかたき) http://p.tl/KVfx
新潟県下越、山形県との県境付近にある滝である。日本の滝百選に数えられている。三面川の支流、高根川上流の鈴谷本流にかかる滝で、朝日連峰の西側に位置するが、磐梯朝日国立公園の指定区域にはぎりぎり含まれていない。
落差55メートル、幅10メートル(諸説あり)の滝であるが、水量の多いときは豪快かつ美しい容姿を見せてくれる。また、滝壺に下り、飛沫を浴びる事もできる。広場から林道を少し遡ると、鈴ヶ滝を上流から見ることもできる。
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★苗名滝(なえなたき) http://p.tl/WZd8
新潟県と長野県の境にある滝で、新潟県妙高市側に駐車場やアクセスルートがある。苗江滝、南井滝とも表記される。関川上流に位置し、4連の滝が連なっていて、二の滝、三の滝、四の滝へは通行困難である。日本の滝百選の一つ。
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★惣滝(そうたき)は、新潟県妙高市にある滝。日本の滝百選。http://p.tl/T8mz
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★霧降ノ滝(きりふりのたき) http://p.tl/HD65
栃木県日光市の、利根川水系の板穴川の支流・霧降川にある滝。滝名の由来は、落下する間に水が飛び散って霧のようになる事とされる。華厳滝、裏見滝とともに日光三名瀑の一つ。また、日本の滝百選にも選ばれている。
上下二段に分れていて、上滝は25m、下滝は26mで、全長は75mとなる。頂部の幅は約3mだが、下部では約15mにも広がる。南側に設置された観瀑台からは滝壺へ下りる道があり、往復で約40分(2008年12月現在、通年通行止め)。なお、1915年にフランス人外交官・ガロアによって発見された珍虫・ガロアムシが滝付近に生息している。
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★裏見の滝(うらみのたき) http://p.tl/TZwZ
滝の裏側にあたる滝壺の奥に行くことができ、流下する水をそこから眺望することができる滝。このような特徴を有する滝一般を指して用いられるとともに、個別の滝の名称または別称としても用いられる。
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★猿尾滝(さるおだき) http://p.tl/C6ej
兵庫県美方郡香美町村岡区にある滝。日本の滝百選に選定されている。
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★天滝渓谷(てんだきけいこく)は、兵庫県養父市大屋町筏にある渓谷。http://p.tl/3GRk
兵庫県最高峰の氷ノ山を源とする渓流天滝川に刻まれた谷で、滝と森林の景勝地。氷ノ山後山那岐山国定公園の区域にあって、原生林に覆われた渓谷沿いの遊歩道は「森林浴の森100選」に選定されている。
渓谷には数多くの滝があり、中でも天滝は名高く「但馬三瀑」の一つとされ、「日本の滝100選」にも選定されている。
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★霧ヶ滝渓谷(きりがたきけいこく) http://p.tl/FYDo
兵庫県美方郡新温泉町の扇ノ山(標高1,310m)および上山高原(標高910m)の山麓にある渓谷。氷ノ山後山那岐山国定公園の区域。
名瀑「霧ヶ滝」をはじめとする多数の滝が点在するレクリエーションゾーン。また大雨が降っても決して濁ったことがない清流は岩魚の里としても知られている。
下流で合流する川の上流に赤滝渓谷があり、こちらにも「赤滝」や「ふきだしの滝」など多くの滝が点在する。
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