2012年10月25日木曜日

●おもかげ●於母影●面影

●おもかげ●於母影●面影
★於母影(おもかげ) http://p.tl/_qKN   http://p.tl/NtDL
森鴎外(おうがい)とその周辺にいた小金井喜美子、落合直文(なおぶみ)、井上通泰(みちやす)らの文学グループ新声社(S.S.S.)の手になる訳詩集。... 「『レモン』の木は花さきくらき林の中に/こがね色したる柑子(かうじ)は枝もたわゝにみのり」と始まるゲーテ「ミニヨンの歌」、「いづれを君が恋人と/わきて知るべきすべやある」と七五調で歌い出さ ...

★おも‐かげ【面影/×俤】大辞泉
1 記憶によって心に思い浮かべる顔や姿。「亡き人の―をしのぶ」
2 あるものを思い起こさせる顔つき・ようす。「目もとに父親の―がある」「古都の―は今やない」
3 実際には存在しないのに見えるように思えるもの。まぼろし。幻影。
  「夢に見えつるかたちしたる女、―に見えて、ふと消えうせぬ」〈源・夕顔〉
4 歌論用語で、作品から浮かびあがってくる心象。
  「詞(ことば)のやさしく艶なる他、心も―もいたくはなきなり」〈後鳥羽院御口伝〉
5 「面影付け」の略。
6 名香の名。香木は伽羅(きゃら)。
◆「俤」は国字。http://p.tl/culh
・面影に立つ
目の前に姿が浮かぶ。
「故郷の家の様子が―・って来るに過ぎない」〈鴎外・妄想〉
・おもかげぐさ【面影草】
ヤマブキの別名。
・おもかげづけ【面影付け】
連歌・連句で、付合(つけあい)手法の一。故事・古歌・古物語などを材料にして句をつけるとき、その内容をほのかに示す表現でつける方法。特に、蕉風で用いられた。

★於母影. データの所在 HTMLファイル(読み仮名省略版) http://p.tl/YKll
★於母影(おもかげ)---新声社「オフェリアの歌」     

★神田川のページ>面影橋(神田川) http://p.tl/a5Jt

★森鴎外 - Wikipedia   http://p.tl/BF4j
★シルバー假面 第2話「於母影(おもかげ)」とは - 映画情報 Weblio辞書  http://p.tl/R8s6

★日本の面影   http://p.tl/RPtS
★逝きし世の面影 http://p.tl/NvaT

★『其面影』(そのおもかげ) http://p.tl/hfbX
二葉亭四迷の小説。明治39年、『東京朝日新聞』連載。
1890年に『浮雲』を発表したあと、しばらく小説から遠ざかっていた二葉亭の、久方ぶりの小説作品である。勤務する朝日新聞社の池辺三山の懇請によってかかれたものである。
小野哲也という近代的性格の学校教師が、妻の妹である小夜子に恋し、ついにやぶれて中国、天津にわたるという筋の作品である。
★二葉亭 四迷(ふたばてい しめい) http://p.tl/a_Ep
(1864年4月4日(元治元年2月28日) - 1909年(明治42年)5月10日)は、日本の小説家、翻訳家。本名、長谷川 辰之助(はせがわ たつのすけ)。筆名の由来は、文学に理解のなかった父に、「くたばってしめ(ま)え」といわれたことから(ただし俗説であるとの見方も強く、確証はない。一説には自嘲ともいわれる)。長谷川 二葉亭(はせがわ ふたばてい)とも呼ばれる。江戸市ヶ谷生れ。彼の自筆履歴書によると、1883年2月1日から1885年12月25日まで、当時の専修学校(現在の専修大学)で学び、卒業した。また、東京外国語学校(現東京外国語大学)露語科入学後、同科が改組されてできた東京商業学校(現一橋大学)第三部露語科を1886年1月に中退[1]。
坪内逍遥と交流を結び、その勧めで評論『小説総論』を発表。1887年~1891年の間に出された写実主義小説『浮雲』は言文一致体で書かれ、日本の近代小説の鼻祖となった。また、ロシア文学の翻訳も多くてがけ、ツルゲーネフの「あひゞき」「めぐりあひ」は特に有名。自然主義作家へ大きな影響を与えた。
後に『其面影』『平凡』を書いたが、1909年、ロシア赴任からの帰国途中、ベンガル湾上で客死した。
★『浮雲』(うきぐも)  http://p.tl/joar
二葉亭四迷の長編小説。角書「新編」。1887年(明治20年)から1889年にかけて発表。一、二篇は、金港堂から刊行、三篇は「都の花」に連載。
主人公の文三とその従姉妹のお勢、友人の本田の3人の姿を中心に描かれている。言文一致の文体(ダ体)で書かれた日本の近代小説の始まりを告げた作品で、四迷の代表作。坪内逍遥の『小説神髄』を読んで満足しなかった四迷が『当世書生気質』に対抗して書いた。当初は坪内逍遥の本名「坪内雄蔵」の著者名で発表され、逍遥は報酬として印税の半分を受け取っていた。
しかし四迷は出来に満足せず、この後約20年間ほど小説の執筆から離れてしまった。

★言文一致(げんぶんいっち) http://p.tl/YtU8
日常に用いられる話し言葉に近い口語体を用いて文章を書くこと、もしくはその結果、口語体で書かれた文章のことを指す。口語体で書かれた文章を口語文という。
ただし、話した通りそのままに文章として書くという意味ではない。音声言語とそれに対応する文字言語をともにもつ言語において問題となる。日本語で特に注釈なく用いられた場合、この語は日本語における言文一致をさす。以下においても同様である。
日本語を主要な言語とする日本においては、明治時代に言文一致運動の高揚からそれまで用いられてきた文語文に代わって行われるようになった。言文一致運動とは言文一致を実践することを主旨とする。したがって、言文一致の実践は言文一致運動と不可分であった。文脈によっては主に言文一致運動の意味で言文一致の語が用いられている場合がある。

★口語(こうご)とは、 http://p.tl/wQGh
言語学等における会話などで用いられる口頭での言葉遣いのこと。話し言葉。本項で説明する。口頭言語も参照。
日本語の口語体のこと。明治以前に用いられていた文語体に対して、1を基盤として言文一致運動を経て成立した現代的な文語である。
言語学等におけるspoken language(音を媒介とする言語)のこと。音声言語参照。
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口語(こうご)とは普通の日常的な生活の中での会話で用いられる言葉遣いのことである。書記言語で使われる文語と違い、方言と呼ばれる地域差や社会階層などによる言語変種が応じやすく、これらと共通語などを使い分ける状態はダイグロシアと呼ばれる。
口語は人間の言語の基本となる形態である。「音声言語」という用語がこの意味で用いられることがある。アラビア語や近世日本語など、口語と文語の区別を持つ言語も多いが、言語や方言によっては、書記言語(文語)の体系を持っていないものもある。
文語と違い規範文法が適用されないことが多く、「日本語の乱れ」等とされる言語の「ゆれ」、慣用的な言い回し、本来の意味とは違った用法も多く見られる。ただし公式に認められている言語(公用語)や共通語にもその口語があり、社会的な受容度で区別される「俗語」の概念とは多少異なる。

★口頭言語(こうとうげんご)  http://p.tl/PiLN
話し手と聞き手との間で、口頭の音声を用いてコミュニケーションすることを典型とする言語変種の一つ。子供が半ば自然に習得するものであり、文字の教育によって習得される書記言語とは区別される。また文章を書くのではなく口で話す際に用いられる言葉遣いを一般に口語といい、「口頭言語」との概念の差異は不明瞭である。

★言語変種(げんごへんしゅ)  http://p.tl/nmez
方言の概念を拡張したものであり、同一言語内における特定の集団(もしくは個人)によって話されている様々な言語ヴァリエーションを指す。社会言語学において用いられる用語であり、英語 variety of language の訳語である。

★方言(ほうげん)  http://p.tl/dNls
ある一定の地域で使われる言語体系のことである。同一の言語が分岐して、発音・文法・語彙などの地域間の差異が見られる場合に、それぞれの地域で使われる言語体系を指す。また、より狭く、同一言語内での標準語・共通語に対立するものを指すこともある。

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