2013年12月11日水曜日
今しがた、御坊様がお帰りになりました。
今しがた、御坊様がお帰りになりました。
本川 京子
わたしがここで書かせていただこうと思いましたのは、先だって、同んなじように、大切な方を失った人を、この場で知ったからです。ひとり、ふたりではなく、たくさんいらっしゃいました。
わたしの子供は双子の姉と弟の二人でした。とても穏やかな気性で、いつも笑みを絶やさず、怒らず、仲良く遊ぶ子達でした。...
幼稚園に上がる前は、いつも手をつないでお散歩、お買い物をし、どんな時も一緒に過ごした子達。
子供達が小学校二年生、8歳の今日、12月11日、娘が先に旅立ってしまいました。
朝、いってらっしゃい、と表に出て手を振るわたしに、振り返り、にっこり手を振ってくれた姿が忘れられません。
あれから7年経ちましたが、あの子の姿は鮮明なままです。
髪をといてあげた感触、頭を撫でてあげたり、ほっぺを触ったり、手をつないだり、だっこしたり、いろいろな感覚が体中に残っていて、いつも一緒に居ます。
それが支えなのですけど、時折、ふと、揺らいだとき、いたたまれなく、やるせなくなります。
いつも一緒に居るのに、姿が無い…
息子がわたしを追い越し大きくなっていくのを嬉しく見ている生活の中で、あの子の中学の制服に身を包んだ姿がはっきり思い浮かびます。ごめんね、制服、着せてあげれなくて。ごめんね、守ってあげれなくて。
一緒に生活してきたから、生活のいろいろな場面でのあの子の姿が常にあります。
楽しい思い出です。
一緒に暮らした日々を悲しいものにしたくないですね…
だから、いつも思い出して、楽しいかったね、と言ってあげる。楽しい話題の中に入れてあげる。
そして、わたしが生の役目を終えて、あの子に会いに行けた時、必ず探し出して、抱きしめてあげたい。おかあさん、大好きと言ってもらいたい。
そう願って、がんばって生きてます。あの子に恥ずかしくない母でありたい、あの子がいつも大好きといってくれる母でありたいと思い、だから、精一杯、懸命に、楽しく生きなきゃいけないと思い、生きています。
大切な肉親を亡くされた方々、みなさま、ご自分の生を、存分に生きてくださいませ。
そうして生きることが、生を授かったこと、ご先祖様への感謝の気持ちを表すのに、他ならないと、思います。。。
読んでくださって、ありがとうございました。
拙い文でしたが、思うことを書かせていただきました。
感謝いたします。
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