2012年9月28日金曜日

●猿田比古命(サルタヒコノミコト)猿田毘古神・猿田毘古大神・猿田毘古之男神

●猿田比古命(サルタヒコノミコト)猿田毘古神・猿田毘古大神・猿田毘古之男神
★歴史の泉:猿田比古命(サルタヒコノミコト)     http://p.tl/f48I
★ハロくんの御祭神情報  >  サルタヒコ  http://p.tl/DS_5
★サルタヒコ      http://p.tl/H-yK
日本神話に登場する神。『古事記』および『日本書紀』の天孫降臨の段に登場し(『日本書紀』は第一の一書)、『古事記』では猿田毘古神・猿田毘古大神・猿田毘古之男神、『日本書紀』では猿田彦命と表記する。
 天孫降臨の際に道案内をしたということから、道の神、旅人の神とされるようになり、道祖神と同一視された。そのため全国各地で塞の神・道祖神が「猿田彦神」として祀られている。
祭礼の神輿渡御の際、天狗面を被った猿田彦役の者が先導をすることがある。
 さらに江戸時代に入って「サル」の音から庚申講と結び付けられたほか、垂加神道では「導きの神」として神道の「教祖」とされるなど複雑な神格を持つ。
こうしたことから、近年「謎の神」として鎌田東二などの学者にクローズアップされている。
常陸国の住人に猿田氏があるが、猿田彦の末裔であるとされる。前述の椿大神社・猿田彦神社の宮司もともに古くから猿田彦の神孫として名高い。
手塚治虫の『火の鳥』シリーズには、「猿田」もしくは「サルタヒコ」という人物が多く登場する。それらの多くが、鼻が大きいという身体的特徴を持っている。
★猿田彦大神を御祭神とする神社
・猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)http://p.tl/HvAr
・椿大神社(つばきおおかみやしろ)http://p.tl/OQ8F
・都波岐神社・奈加等神社(つばきじんじゃ・なかとじんじゃ)http://p.tl/rh1h
・白鬚神社(しらひげじんしゃ) http://p.tl/5kMz
・荒立神社(あらたてじんじゃ)(宮崎県西臼杵郡高千穂町)http://p.tl/ccDE
・庚申社(こうしんしゃ)  http://p.tl/jUOn  庚申信仰の三尸(さんし)説「見ざる聞かざる云わざる」
・猿田神社(さるだじんじゃ)(千葉県銚子市)http://p.tl/3erB

★三尸(さんし)http://p.tl/ZFHL
道教に由来するとされる人間の体内にいる虫。三虫(さんちゅう)ともいう。
上尸・中尸・下尸の三種類で、上尸の虫は道士の姿、中尸の虫は獣の姿、下尸の虫は牛の頭に人の足の姿をしている。大きさはどれも2寸で、人間が生れ落ちるときから体内にいるとされる。
★庚申信仰(こうしんしんこう)http://p.tl/pgm2
現在までに伝わる庚申信仰(こうしんしんこう)とは、中国道教の説く「三尸説(さんしせつ)」をもとに、仏教、特に密教・神道・修験道・呪術的な医学や、日本の民間のさまざまな信仰や習俗などが複雑に絡み合った複合信仰である。
★岐の神(ふなどのかみ、くなどのかみ)、(塞の神から転送) http://p.tl/6Y01
 岐の神(ふなどのかみ、くなどのかみ)、巷の神(ちまたのかみ)または辻の神(つじのかみ)とは、日本の民間信仰において、疫病・災害などをもたらす悪神・悪霊が聚落に入るのを防ぐとされる神である。道祖神、塞の神(さえのかみ)とも[1]。
岐(ちまた、巷とも書く)または辻(つじ)とは、道路が分岐・交叉する場所のことである。このような場所は、人だけでなく神も往来する場所と考えられた。神の中には悪神・悪霊もおり、これらの侵入を防ぐために祀られたのが岐の神である。このことから塞の神(さえのかみ)とも呼ばれる。
神話の中では、『古事記』の神産みの段において、黄泉から帰還したイザナギが禊をする際、脱ぎ捨てた褌から道俣神(ちまたのかみ)が化生したとしている。この神は、『日本書紀』や『古語拾遺』ではサルタヒコと同神としている。また、『古事記伝』では『延喜式』「道饗祭祝詞」の八衢比古(やちまたひこ)、八衢比売(やちまたひめ)と同神であるとしている。
『日本書紀』では、泉津平坂(よもつひらさか)で、イザナミから逃げるイザナギが「これ以上は来るな」と言って投げた杖から岐神(ふなどのかみ)、来名戸祖神(くなとのさえのかみ)が化生したとしている。『古事記』でも、上述のイザナギの禊の場面で、最初に投げた杖から衝立船戸神(つきたつふなどのかみ)が化生している。
後に、中国から伝来した道路の神である道祖神と習合した。そこから、道祖神もサルタヒコと同一視されるようになった。また、仏教の地蔵菩薩とも同一視された。

★道祖神(どうそじん、どうそしん)http://p.tl/K2NE
 道祖神(どうそじん、どうそしん)は、路傍の神である。集落の境や村の中心、 村内と村外の境界や道の辻、三叉路などに主に石碑や石像の形態で祀られる神で、松尾芭蕉の「奥の細道」では旅に誘う神様として冒頭に登場する。村の守り神、子孫繁栄、近世では旅や交通安全の神として信仰されている。 古い時代のものは男女一対を象徴するものになっている。餅つき(男女の性交を象徴する)などにもその痕跡が残る。

★『●魔除け●鬼瓦●道祖神●「蘇民将来(そみんしょうらい)之子孫」』 http://amba.to/QhqEgR
★『●道祖神(どうそじん、どうそしん) 日本宗教のルーツ』 http://amba.to/QhqLJ7
★『●手(て)』 http://amba.to/Qhr3Qq
一集落あるいは一地域において道祖神、塞神(さえのかみ)、道陸神(どうろくじん)などを別々の神として祀(まつ)っている所もあり、地域性が濃い。
★『道祖神(どうそじん、どうそしん) 日本宗教のルーツ   2010年12月21日  my日本から転』 http://amba.to/QhrM45

0 件のコメント:

コメントを投稿