2012年9月16日日曜日

●海馬(かいば)●タツノオトシゴ【海馬・竜の落子】★海馬島(かいばとう)

●海馬(かいば)●タツノオトシゴ【海馬・竜の落子】★海馬島(かいばとう)
★海馬(かいば) [ 日本大百科全書(小学館) ] .
ウマのような大きな海産動物の意。セイウチ(海象)、アシカ(海驢)、ジュゴン(儒艮)にも用いられるが、最近は胡櫞にかえてトドの漢名として定着しつつある。タツノオトシゴの異名でもある。 [ 執筆者:伊藤徹魯 ]
★タツノオトシゴ(たつのおとしご) [ 日本大百科全書(小学館) ] .http://p.tl/KLIp
【海馬・竜の落子】seahorse
硬骨魚綱ヨウジウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ亜科Hippocampinaeの海水魚の総称。全長18センチ以下の小形魚で、ウミウマともよばれ、英名はシーホース(海馬の意味)。吻(ふん)は管状で、口はその先端で斜め上方に小さく開く。体は側扁(そくへん)して輪状をした硬い骨質板で覆われる。頭と胴体はほぼ直角。尾部は長く伸びて尾びれはなく、その先端は内側にくるりと巻いて、これで藻に巻き付いたりする。
★海馬島(かいばとう) [ 日本大百科全書(小学館) ] .
南樺太(からふと)の西能登呂(のとろ)(クリリオン)岬西方約80キロメートルの海上にある小島。旧称(アイヌ名)トドモシリ島。フランス人探検家ラ・ペルーズの命名およびロシア名はモネロンМонерон/Moneron島。ロシア連邦サハリン州の所属。南北に長く約7キロメートル、面積16平方キロメートル。中央に台南岳(438メートル)がそびえる。下部は第三紀層の堆積(たいせき)岩、上部は火山岩よりなる。季節により、トド(海馬)、アシカのほか、エトピリカなどの海鳥も多く生息する。第二次世界大戦前は樺太庁本斗(ほんと)支庁に属し、海馬村の人口は751(1942)であった。古丹(こたん)、鴎沢(かもめざわ)などの漁村があって、ニシン、タラ、ナマコ、コンブなどを産した。1983年(昭和58)9月、付近の海域で大韓航空機撃墜事件が発生した。 [ 執筆者:渡辺一夫 ]
★樺太(からふと) [ 日本大百科全書(小学館) ] .   http://p.tl/tedP
北海道の北に、南北に長く連なる島。ロシア名サハリンСахалин/Sahalin。東はオホーツク海、西は日本海に囲まれる。大陸とはタタール海峡によって隔てられ、その最狭部にあたる間宮(まみや)海峡(ネベリスコイ水道)は幅7.3キロメートルしかなく、水深も浅い。北海道との間は宗谷海峡によって隔てられ、その幅は約40キロメートルである。南北948キロメートル、東西は最大部160キロメートル、最狭部27キロメートル。面積は7万6400平方キロメートルで、北海道(本島7万8073平方キロメートル)よりもわずかに小さい。ロシア連邦のサハリン州は、千島列島および周辺の諸島を含めて面積8万7100平方キロメートル、人口59万1000(2001)。中心都市は南端部の豊原(とよはら)(ユージノ・サハリンスク)で、人口17万9900(1999)。現在の住民の約8割はロシア人であり、ウクライナ人(6%)、朝鮮人(5%)、ベラルーシ人、モルドバ人などが住む。ほかに少数のギリヤーク(ニブヒ)、ウイルタらも住む。北緯50度以南の南樺太は1905年(明治38)から45年(昭和20)まで日本が領有していたため、第二次世界大戦前は約38万人の日本人が居住していた。朝鮮人の居住者は、日本を通じてやむなく移住させられ、残留した人たちである。 [ 執筆者:外川継男・渡辺一夫 ]
★モネロン島(もねろんとう) [ 日本大百科全書(小学館) ] .
Остров Монерон(キリル文字)、Ostrov Moneron (ラテン文字)
南樺太(からふと)(サハリン)南西部沖合いにある海馬(かいば)島の別名。
[ 執筆者:編集部 ]

★海馬(かいば)http://p.tl/hVht
1.seahorseの訳語。
  1.タツノオトシゴのこと。かいばではなく、うみうまと読む場合もある。
  2.セイウチのこと。また、トドなどを含む、アシカのことを指すこともある。
  3.ジュゴンの誤称。
2.脳の部位。タツノオトシゴに似た形なのでこのように呼ばれる。短期記憶を司る。=海馬体・海馬 (脳)
3.ギリシア神話の生物については、ヒッポカンポス参照。
4.日本人の姓の一つ。現在宮城県に多く東松島市に特に多い。
  ・海馬ゆう(芸名)
  ・海馬瀬人(漫画『遊☆戯☆王』の登場人物)
5.地名
  ・海馬島
  ・海馬村

★タツノオトシゴ   http://p.tl/xZ7A
タツノオトシゴ(竜の落とし子)は、トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属 Hippocampus に分類される魚の総称。狭義にはその中の一種 Hippocampus coronatus の標準和名としても用いられる。およそ魚には見えない外見と、オスが育児嚢で卵を保護する繁殖形態が知られた分類群である。
日本の別名はウミウマ、カイマ、ウマノコ(日本各地)、ウマノカオ(富山)、リュウノコマ(神奈川県三崎)、ウマヒキ、リュウグウノコマ(和歌山)、ウマウオ、タツノコ(高知)などがある。英名でも"Seahorse"(シーホース : 海の馬)と呼ばれる。

★セイウチ(海象、Odobenus rosmarus)http://p.tl/9oPs
哺乳綱ネコ目(食肉目)セイウチ科セイウチ属に分類される鰭脚類。本種のみでセイウチ科セイウチ属を形成する。名はロシア語でトドを意味する「シヴーチ」 (сивуч) に由来する。
★トド(Eumetopias jubatus)http://p.tl/aSGJ
哺乳綱ネコ目(食肉目)アシカ科トド属に分類される食肉類。本種のみでトド属を構成する。
★ジュゴン(Dugong dugon)http://p.tl/bDzz
哺乳綱カイギュウ目(海牛目)ジュゴン科ジュゴン属に分類される哺乳類。本種のみでジュゴン属を構成し、現生種では本種のみでジュゴン科を構成する。


★海馬島は、島の名前。
・海馬島 (樺太) - 樺太庁 本斗郡 海馬村に属す海馬島(かいばとう)・露名はモネロン島
・海馬島 (根室市) - 北海道 根室市に属す海馬島(とどじま)。北方領土である歯舞群島の島の一つ。
・海馬島 (猿払村) -宗谷郡 猿払村に属す海馬島(とどじま)
・海驢島 - 礼文郡礼文町に属す島。海馬島と略表記されることがある。

★海馬島 (樺太)   http://p.tl/LMZz
海馬島(かいばとう、トドモシリ)は、樺太島(サハリン)の南西端にある無人島である。晴れた日には、利尻島や礼文島、宗谷岬からも見ることができる。
当該地域の領有権に関する詳細は樺太の項目を参照のこと。現在はロシア連邦がサハリン州のモネロン島(Остров Монерон)として実効支配している。
★海馬村(かいばむら)は、日本の領有下において樺太に存在した村である。http://p.tl/B4re
・海馬島からなる。人口は昭和16年(1941年)度末には751人。終戦直後にソ連軍が上陸した際、略奪、暴行を恐れた全戸が島より脱出した。
・東部の北古丹地区に村役場があった。
・法的には 1949年6月1日、国家行政組織法の施行をもって消滅した。
当該地域の領有権に関する詳細は樺太の項目を、現状に関してはサハリン州の項目を参照。

★樺太庁(からふとちょう)http://p.tl/0W1i
(ロシア語: Префектура Карафуто)は、日本の領有下において樺太を管轄した地方行政官庁である。
この場合、樺太とは樺太島の内、ポーツマス条約により日本へと編入された北緯50度以南の地域(いわゆる南樺太)及びその付属島嶼を指す。

★北方領土(ほっぽうりょうど)、北方四島(ほっぽうよんとう)http://p.tl/zVXc
北方地域 - 日本の各種の法令において使用される用語で、歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島、その他内閣総理大臣が指定する「北方の地域」を指す。なお、郵政民営化まで、国際郵便料金の分野(郵政省の官報告示など)で、「北方諸島」との用語が使用されていた。
北方領土問題 - 上記「北方地域」を巡る領土問題。「北方領土の問題」と捉えるか「北方の領土問題」と捉えるかなど、解釈に争いの余地がある。

★北方領土問題(ほっぽうりょうどもんだい) http://p.tl/f5zL
(ロシア語: Проблема принадлежности южных Курильских островов)は、北海道根室半島の沖合にあり、現在ロシア連邦が実効支配している択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の島々、すなわち北方領土に対して、日本が返還を求めている領土問題。


★領土問題(りょうどもんだい)http://p.tl/l8Tg
ある地域がどの国家の領域に属するかをめぐって、国家間での争いが起きることである。
よく領土問題の原因になるのが、その土地にある石油などの天然資源や、国境付近にある川、農地、重要建造物である。また、その土地を始めに占有した国家が領有を明確にしていなかったり、付近に他の国家がありながらもその国家の了解を得ていなかったりといった歴史的経緯も、原因になりやすい。
領土問題は、植民地問題と並んで戦争やテロのきっかけになりやすく、過去に日本を初め世界各国で領土問題を発端に戦争が起きたこともある(ノモンハン事件、印パ戦争など)。これら領土問題を戦争に発展させないために、国連は国際法によって、一国が他国の領土を武力によって占有することを禁じている。
「国際法」も参照

★国際法(こくさいほう)   http://p.tl/iQaG
英: International Law, Law of Nations、西: Derecho Internacional、仏: Droit international public, Droit des gens)とは、国際社会(「国際共同体」(仏: la communauté internationale、西: La comunidad internacional、英: International Community)を規律する法をいう。国際公法(英: Public International Law、西: Derecho Internacional Público)ともいう。国家がその主権において自国内に制定する「国内法」と対比される。なお、その主要な法源は条約と国際慣習法である。

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