●葛 飾 北 斎 2010年12月18日 マイ日本に掲載
2010年12月18日16:47
http://www.hokusai.gr.jp/#anchorContent01
葛飾北斎について詳しく書かれているが
昔こんな話を聞いた事が有る。
江戸時代には浮世絵は肉筆画と版画とがあり
版画は今の金銭で三百円ほどで売られていたという。
江戸末期にパリ万博に日本間が出展されて
陶磁器もその中にあった。
凄く評判が良くて明治に入ってから
西洋に輸出を沢山するようになる。
北斎はその頃 西洋では無名だった。
ある日 画学生(画家のアルバイト学生)が
有る輸入会社で梱包を解いていた。
フト陶器に弛緩剤として挟まっていた
紙くずを広げてビックリした。
それが北斎版画で今三千万くらいで
取引されているモノだった。
タマタマ アルバイトが気に止めなければ
今もそんなに注目はされていない。
江戸時代には汚い話だけれども
ウンチをしたらお尻を拭く。
これに北斎や歌麿の版画が使われていた。
美人画などは昔 日本でも発売されていた
プロマイドになる。
スターの写真を製品にしたモノを「プロマイド」と言う。
戦後から昭和の末期まで売られていた。
今は古本などと一緒で古買されている。
ダカラ当然安い。
安くないと売れるわけがないから。
こうして西洋の世に出た浮世絵や版画が
今では世界のアーティストを牽引している。
特に北斎はゴッホや現在の人の手本になって居る。
ミケランジェロやダビンチやベートーベンと
色んなアーティストが居るけれども
西洋では王侯貴族が
人を殺して奪った財産で文化を作ってきた。
大聖堂の壁画などいくらだったのだろう。
版画や印籠の値付けなどは庶民文化。
諸外国の文化は詐取で創られている。
日本の文化は庶民文化と言われる由縁である。
コメント
2010年12月19日01:59
1: kou
日記興味深く読ませていただきました。
王侯貴族の文化と日本文化の違いも理解する事ができました。
日本の文化は日本人自身が誇れるものですね。
2010年12月19日02:24
2: 志葉楽(シバラク)
余り詳しく覚えていないがある人がこんな話をしていた。
エジプトの発掘物をイギリスが持って帰って保管陳列しているモノを
返して欲しいと要望したら断った。
ある国がマトモニ文化財を保存していないのにその国から持ち出したモノを
返還請求してきた。
日本でもこんな例はいとまがない。
その国に友好的に持ち出そうが強制的持ち出そうが年月は立っているから
その国のモノだしマシテ大事に保管管理しているなら尚更。
でもこれもどこまでソウしたら良いかは難しい問題だと。
日本に今ある他国の文化は日本なりに大事にしている。
価値が高いか安いかにも関わってくることもある。
朝鮮の王族の文献でも今更返せと言って問題にするめのは筋違いなのに。
話それてしまったけれども日本は文化財を大事にするのはどうも
世界ではトップクラスではないかな。
それだけ人が作ったモノを大事にする国のようだ。
それだけミンナのモノという意識が現れているのではないかな。
日本に生まれてこれだけ世の中荒廃しているのにマダ心の底にはそれが残っている。
嬉しい国である。
在日の人も早くソウ言う心を共有して欲しいモノだ。
庶民から産まれた文化はヤハリ意識が違うのだろう。
他の国のモノでも大事にするほど。
素晴らしい国だ。
この国に生まれて良かった。
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