●しせい-のひと
★市井
読み方:しせい・いちい
(1)人や家の集まっているところ、市街地、巷、などを幅広く指す表現。この用法の場合は「しせい」と読む。
(2)日本人の苗字の一つ。この用法の場合は「いちい」と読む。
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★しせい【市井】
〔昔、中国で、井戸のある周辺に人家が集まったことから、あるいは市街では道が井の字の形をしているからともいう〕人家の集まっている所。まち。ちまた。
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★しせい-のひと 【市井の人】
市中の庶民。市中の一般市民、などの意味の表現。
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★ざいや【在野】
(1)公職に就かず、民間にいること。
⇔在朝
「―の研究者」
(2)政党が政権を握らず、野党の立場にあること。
「―の第一党」
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★在野(ざいや) http://p.tl/8X9y
一般的に公職に就かず民間で活動する人物や団体を指す。そもそも漢語では「野」という言葉で政府以外の民間部門全体を指した。「野に遺賢なし」という成語や、コーエーの『三國志』シリーズで仕官していない武将を在野・在野武将と呼ぶのはそこから来ている。また、早稲田大学の創設者である大隈重信は、「在野精神」というものを唱えている。
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★ちまた 【巷/岐/衢】
〔「道股(ちまた)」の意〕
(1)道の分かれる所。分かれ道。辻(つじ)。
(2)物事の境目。分かれ目。
「生死の―をさまよう」
(3)町の中の道路。また、町中(まちなか)。
「紅灯の―」
(4)世間。世の中。
「―の声」「不況の風が―に吹く」
(5)物事の行われる場所。
「戦いの―」
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★巷 歴史民俗用語辞典 http://www.weblio.jp/cat/academic/nrkmj
読み方:チマタ
古代の道の分岐・交差点。
別名 衢、街
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★ろうにん【浪人】
(名)スル
(1)律令国家における浮浪人のこと。その多くは調庸の負担にたえかねて耕作を放棄し、本籍地から逃亡した農民であった。
(2)(「牢人」とも書く)主家の没落などによって主従関係を断ち、代々の家禄その他の恩典を失った武士。江戸時代には幕府のたび重なる諸藩取りつぶしもあって大量に発生し、幕府はその処遇に苦慮した。
(3)進学や就職に失敗し、次の機会を待ってその準備などをしている人。また、そういう状態。
⇔現役
「二年―してやっと志望校に入る」
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★浪人 歴史民俗用語辞典 http://p.tl/4lCZ
読み方:ロウニン
(1)古代、戸籍から抜け出たもの。
(2)職を離れた人。任官せずに主家をもたない武士。
別名 牢人、窂
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★浪人(ろうにん) http://p.tl/tL8k
古代においては、戸籍に登録された地を離れて他国を流浪している者のことを意味し、浮浪とも呼ばれた。身分は囚われず全ての民衆がなりうる。江戸時代中期頃より牢人を浪人と呼ぶようになった。したがって牢人と浪人は正確には別義である。
対して牢人は、主家を去って(あるいは失い)俸禄を失った者をいう。室町時代から江戸時代にかけての主従関係における武士や侍のみに当てられる、いわば狭義の身分語であった。江戸時代になり戦火が収まると、改易等により各地を流浪する牢人が急増した。その為浮浪する牢人を浪人と呼ぶようになった。
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★ろうにん-もの【浪人者】
浪人している武士。
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★居合抜き http://p.tl/IJ-i
... 寛文(かんぶん)(1661~1673)ごろから浪人者によって始められた。これに目をつけた越中(えっちゅう)(富山)出身の反魂丹(はんごんたん)売りの香具師(やし)松井一家が ...
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★江戸っ子 http://p.tl/o1wa
... 1603年(慶長8)江戸開府後、各地から浪人者その他が多数流入して江戸市井に入り込み、各町の草分けとなってから約1世紀半もたつと、蓄財も進み成長した町人ができてきた。 ...
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★相撲 http://p.tl/JH5b
... 京都、大坂で失業した浪人者を交えた職業力士の相撲集団が、神社の祭礼の際村人に雇われて、土地相撲を交え勧進相撲を興行することもあった。 ... 興行を主催する浪人者の勧進元の力士(元方(もとかた))と ...
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★水野十郎左衛門 http://p.tl/Mnxh
... 水野十郎左衛門は男達(おとこだて)幡随院長兵衛を討ち捨てた旨を老中に届け出たが、長兵衛が浪人者ということで無罪となった。しかしその後も市中で乱暴を働くので徳島藩主松平(蜂須賀(はちすか))光隆(みつ ...
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★男伊達【オトコダテ】 デジタル大辞泉
男としての面目が立つように振る舞うこと。強きをくじき、弱きを助け、命を捨てても信義を重んじること。また、そういう人。侠客(きょうかく)。「頼まれて嫌とは言えぬ―」
★おとこだて【男伊達】 大辞林
〔男(の面目)を立てる意〕
強い者をくじき,弱い者を助け,信義を重んじること。また,そういう人。俠客。 〔実際には無頼の徒が自らを美化して称するにすぎないことも多い〕
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