●〔七福神〕松の内
★しちふくじん〔七福神〕 人形辞典 http://www.weblio.jp/cat/culture/ningy
寿老人、大黒天、福禄寿、恵比寿、弁財天、毘沙門天、布袋和尚の7人の福の神をいう。
初演 寛永20(江戸・市村座)
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★七福神 植物名辞典 http://www.weblio.jp/cat/nature/nskmj
読み方:シチフクジン
ツバキ科のサザンカの園芸品種
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★しちふくじん【七福神】
福徳をもたらす神として信仰される七体の神。七福神信仰が盛んになった近世中期以降は、恵比寿(蛭子)・大黒天・毘沙門天(びしやもんてん)・弁財天・布袋(ほてい)・福禄寿・寿老人の七神をいう。それまでの仏教・民間信仰などで福神として信仰されていたものが、経典の「七難即滅、七福即生」や竹林の七賢などにならい、室町時代に「七」に整えられたもの。瑞祥(ずいしよう)の象徴として絵画・彫刻・芸能の題材とされる。
→宝船
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★しちふくじん【七福神】 http://p.tl/j8IS http://p.tl/DnHs http://p.tl/xeEf
福をもたらすとして日本で信仰されている七柱の神
★八仙起源説 http://p.tl/ZjjF
★真言 http://p.tl/YmNR
恵比寿尊 - おんいんだらやそわか
大黒天 - おんまかきゃらやそわか
布袋尊 - おんまいたれいやそわか
福禄寿 - うんぬんしきそわか
毘沙門天 - おんべいしらまんだやそわか
弁財天 - おんそらそばていえいそわか
寿老尊 - うんぬんしきそわか
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★宝船(たからぶね) http://p.tl/Q1vv
七福神が乗る宝物を積み込んだ帆船、または、その様子を描いた図のこと。新年をあらわす季語でもある。
宝船には珊瑚・金銀・宝石など、様々な宝物が積み込まれているという。そのため宝船はおめでたい船とされ、この船に七福神が乗っている様子をかたどった置物などが縁起物として親しまれている。その帆には「獏」の字が書かれることもある。
また、宝船が描かれた図には
なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな
(永き世の 遠の眠りの みな目ざめ 波乗り船の 音のよきかな)
という回文歌などが書かれることがあり、正月の2日にその絵を枕の下に入れて寝ると良い初夢を見ることができると言われている。
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★『なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな』 http://p.tl/Kene
和歌の一首。
この歌は最初から読んでも逆から読んでも同じ音になる「回文歌」である。
室町時代の頃から、「初夢」文化のひとつとして日本で行われた風習に用いられた。
現代ではマイナーな風習と化しているが、「初夢」に「宝船」はこの歌が簡略化された名残りでもある。
大抵は冒頭部の「長き夜の」(「長き夜の…」)、あるいは「なかきよの」「なかきよ」と略される。
『村草に くさの名はもし 具はらは なそしも花の 咲くに咲くらむ』や『惜しめとも ついにいつもと 行春は 悔ゆともついに いつもとめしを』などとともに有名な回文和歌のひとつ。
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★初夢(はつゆめ) http://p.tl/sbzl
新年のある夜に見る夢。この夢の内容で、1年の吉凶を占う風習がある。
字義どおりに新年最初に見る夢とされることは少なく、現代では元日(1月1日)から2日の夜、または、2日から3日の夜に見る夢とされることが多い。
★宝船の絵 http://p.tl/sWUo
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★八仙(はっせん) http://p.tl/FIOP http://p.tl/05L7
道教の仙人のなかでも代表的な存在であり、中華社会のいかなる階層の人にも受け入れられ、信仰は厚い。日本における七福神のようなもので、掛け軸や陶磁器に描かれるめでたい絵の題材になるなど様々な芸術のモチーフとなっている。
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★福神漬(ふくじんづけ) http://p.tl/hMAY
非発酵型の漬物の一種で、ダイコン、ナス、ナタマメ(鉈豆)、レンコン、キュウリ、シソの実、シイタケまたは白ゴマなどの7種の野菜類を細かく刻み、醤油と砂糖やみりんで作った調味液で漬けたもの。
江戸の名店「山田屋」(現在の酒悦)の野田清右衛門が作った漬物の商品名であるが、「ふくしんづけ」と呼ぶ地方もある
明治時代初頭、東京・上野の漬物店・酒悦の店主・第15代野田清右衛門が開発したもので、自分の経営する茶店で売り出したところ評判となり、日本全国に広まった。
名づけ親は、これを大いに気に入った当時の流行作家「梅亭金鵞」であり、7種類の野菜を使用し店が上野不忍池の弁才天近くにあった事から「福神漬」と命名されたとされる(表彰碑が存在する)。
また、この名称が広がる事を願った清右衛門は、商標登録をしなかった。
異説もあり、寛文12年(1672年)、出羽国雄勝郡八幡村(現・秋田県湯沢市)出身の了翁道覚が、上野寛永寺に勧学寮を建立した。
勧学寮では寮生に食事が出され、与えられたものは質素なものであったが、おかずとしては、了翁が考案したといわれる漬物が出された。
大根、なす、きゅうりなど野菜の切れ端の残り物をよく干して漬物にしたもので、輪王寺宮がこれを美味とし「福神漬」と命名、巷間に広まったとされる。
「ご飯のお供にこれさえあれば他におかずは要らず、食費が抑えられ金が貯まる(=家に七福神がやってきたかのような幸福感)」という解釈で、梅亭金鵞が名付けたという説もある。
なお、白土三平の漫画『カムイ伝』では、登場する商人・夢屋が集めさせた供え物の野菜を刻んで漬け、「ヤタラ漬」の名で売り出し評判を呼んだものとあるが、あくまで創作と推測される。
日本においてカレーライスに添えられるもっとも定番の漬物だが、これは大正時代(1902、1903年説あり)に日本郵船の欧州航路客船で、一等船客にカレーライスを供する際に添えられたのが最初であり、それが日本中に広まったとされる。
福神漬が赤くなったのは、このときにチャツネに倣ったという説がある。
市販品では、人工着色料などを使って真っ赤な色をつけられたものが多かったが、近年では色をつけない茶色の福神漬が好まれている。
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★台湾七福神(たいわんしちふくじん) http://p.tl/--kJ 台湾各地の七寺廟に祀られている七福神の巡礼札所。
なお、旅行社主催のツアーイベントなので、霊場会はない。
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★吉祥天 http://p.tl/aUJp(きっしょうてん、Skt:Srii-mahadeii、音写:摩訶室利など)は、仏教の守護神である天部の1つ。
もとヒンドゥー教の女神であるラクシュミー(Laksmii)が仏教に取り入れられたもの。ヒンドゥー教ではヴィシュヌ神の妃とされ、また愛神カーマの母とされる。
仏教では毘沙門天の妃また妹ともされ、善膩師童子を子と持つ。鬼子母神を母とし、徳叉迦龍王を父とするとも言われる。また妹に黒闇天がいる。 毘沙門天の脇待として善膩師童子と共に祀られる事もある。
早くより帝釈天や大自在天などと共に仏教に取り入れられた。後には一般に弁才天と混同されることが多くなった。 北方・毘沙門天の居所を住所とし、未来には成仏して吉祥摩尼宝生如来(きちじょうまにほうしょうにょらい)になると言われる。
吉祥とは繁栄・幸運を意味し幸福・美・富を顕す神とされ、密教においては功徳天ともいわれている。また、美女の代名詞として尊敬を集め、金光明経から前科に対する謝罪の念(吉祥悔過・きちじょうけか)や五穀豊穣でも崇拝されている。
今では七福神で唯一の女神は弁才天(弁財天)であるが、当初の紅一点は吉祥天であったとも言われる。同じく金運等の福徳の女神としては、主に貴族から崇拝されていた吉祥天よりも、庶民を主とする万人から崇拝されていた弁才天が一般的であったためであろうと思われる。
日本においては、神社でも信仰の対象としているところもあり、神道の神でもある。 吉祥院天満宮の吉祥院に菅原清公卿、菅原是善公、伝教大師、孔子と共に祀られる。
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★まつのうち 【松の内】
正月の松飾りのある間。元旦から七日、あるいは一五日まで。[季]新年。《はらからの訪ひつ訪はれつ―/星野立子》
正月を祝う期間。松飾りを飾っておく間の意味で、多くは正月七日、または十五日までを指すことが多い。正月七日までの松の内を「松七日」とも言う。
★松の内(まつのうち) ご贈答マナー http://www.weblio.jp/cat/life/gztmn
松の内(まつのうち)について
正月に飾る松飾り(門松)を立てておく期間のことを松の内といいます。年の暮れに松飾り(門松)を立ててお迎えした年神様に滞在していただく期間で、松を取り付けている間とか、神様に待っていただく間などという意味といわれています。
一般的には1月6日までとし、松飾り(門松)を6日の深夜または7日の早朝に取り除くのが風習になっていますが、一部の地区では14日の深夜または15日の早朝に取り除くなど、地方によって異なります。
新年に入って初めて出合った人に、新年の挨拶を交わすのも松の内までです。
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★正月(しょうがつ、しょうがち) http://p.tl/Z-0T
各暦の年初のことである。文化的には旧年が無事に終わった事と新年を祝う行事である。正月飾りをし、正月行事を行ったり正月料理を食べて、盛大に祝う。
日本では、1月1日の元日のみを国民の祝日としているが、実際には少なくとも3日までの三箇日は事実上の祝日と同じ状態となる。
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★かどまつ 【門松】 http://p.tl/Js6Z
正月に、家の門口に立てる松の飾り。本来は年神の来臨する依り代で、中世以降、竹を一緒に飾ることが多い。松飾り。[季]新年。
» (成句)門松は冥途の旅の一里塚
・門松(かどまつ)とは、正月に家の門の前などに立てられる一対になった松や竹の正月飾りのこと。松飾りとも。古くは、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがある。地域の言い伝えにより松を使わない所もある
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