●はごいた
★こすき 【木鋤/杴】(羽子板の大きなもの。こーすきと伸ばして言っていた。長さは0.8メートルくらいかな。)
(1)全体が木製のすき。
(2)雪かきに用いる木製のすき。
★脚注 http://p.tl/tvri
2.^ 奇怪な面と奇抜な衣装で獅子の周りに出没し、子供を驚かしたり、道化のように「棒振り」に参加したりする者のこと。修験者が持つような錫杖や、木鋤板(こすきいた・この地方の雪かき道具)などを手にし、縄に繋がった一灯缶などの缶容器を腰から下げて、ガラガラとそれを引き摺って歩く。
・雪かき道具 http://p.tl/ABCT
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★はごいた 【羽子板】
羽根をつく用具。普通、先の開いた長方形の板に持ち手をつけてある。押し絵などを施した装飾用の大形のものもある。胡鬼板(こぎいた)。[季]新年。《―の重きが嬉し突かで立つ/長谷川かな女》
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★羽子板 隠語大辞典
読み方:はごいた
1.好男子のことをいふ。羽子板には役者の似顔を描くからいつたもの。〔情事語〕
2.好男子のことをいふ。
3.〔隠〕好男子のこと。
4.好男子。羽子板によく役者の似顔を描いてあることより。それより役者買をする女を「はごいたかい」といふ。
5.陰語。好男子のことを云ふ。羽子板には多く役者の似顔を書くから云つたものである。
6.美男子のこと、羽子板には役者の美しい似顔などが書いてあるところから出た語。
7.好男子。羽子板によく役者の似顔を描いていることから。
分類 情事語
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★羽子板(はごいた) http://p.tl/mP91
長方形で柄のある板。羽根突きに用いる競技用の羽子板と、飾り羽子板に分別できる。
室町時代の文献『下学集』に「正月に羽子板を用いた」という旨の記述があり、これが文献における羽子板の初見だと言われる。胡鬼板(こぎいた)とも呼ばれ、羽子板で突く羽根を胡鬼子(こきのこ)と言い、蚊を食べる蜻蛉に似せて作られていた。
当初は羽根突きの道具として用いられたが、徐々に厄払いとしても使われるようになり、魔除けとして正月に女性にあげる習慣もこのころ出来たとされる。江戸時代に入ると、歌舞伎役者などをかたどった押絵羽子板が流行し、元禄期以降になると、遊びの道具として定着した。井原西鶴の『世間胸算用』に、正月に羽子板が江戸の市場で他の正月用の玩具と共に売られていたという言及がある。その後種類が増加し、金箔、銀箔を施した高級品も現れ、幕府が華美な羽子板の販売を禁止したり、製造について制約を課すなどの干渉をすることもあった。文化、文政年間になると、押し絵により人気俳優などの有名人を模った羽子板も登場、明治時代に入ると、新たな技術が応用され、羽子板の種類は更に増えた。近代から現代における羽子板は、運動用、遊戯用に主眼を置いており、かつての儀式的な道具としての要素は失われている。現代では東京の伝統工芸品に指定されている。
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★羽根突き(はねつき) http://p.tl/Y1Sk
日本の正月に行われてきた伝統的な遊戯のひとつであり、ムクロジの種子に羽を付けたものを羽子板で打つ遊戯。
・羽根突き(左右)と手鞠(中央)http://p.tl/k1gc
★用具 http://p.tl/j_Re
・羽子板
羽子板は胡鬼板(こぎいた)とも呼ばれる。コギノキという木は、その種子が羽根突きの羽に形が似ていることから、「突く羽・衝羽根(ツクバネ)」と名づけられた。
羽子板には装飾用に作られるものもあり、人物像や花鳥の図が布の押し絵で豪華に作りつけられる(詳細は羽子板の項を参照のこと)。
・羽根
木製の小球で、もともとはムクロジの種子に数枚の鳥の羽をさしこんだもの。羽子(はご)ともいう。
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