2013年4月28日日曜日

●てんかい 【天海】【天界】●天道(てんとう、てんどう)

●てんかい 【天海】【天界】●天道(てんとう、てんどう)
★てんかい 【天海】
(1536-1643) 江戸初期の天台宗の僧。号は南光坊。諡号(しごう)は慈眼大師。会津の人。比叡山・興福寺などで諸宗について学び、川越の喜多院などに住した。徳川家康の帰依をうけて政治にも参与し、日光山を授けられた。家康死後、家康を久能山から日光山に東照大権現として改葬。また、江戸上野に寛永寺を創建。天海版と呼ばれる「大蔵経」の版行を発願、その死後に完成。
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・てんかい 0 【天界】
(1)「天上界」に同じ。
(2)〔仏〕〔「てんがい」とも〕「天道(5)」に同じ。
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・てんかい 0 【展開】
(名)スル
(1)(次々と物事を)繰り広げること。また、広げて事が行われること。
「面白い場面が―する」
(2)(順や筋を追って)発展すること。進展すること。また、発展させること。
「主題を―する」「多様な外交を―する」
(3)目前に広がりあらわれること。
「目の前に―する大パノラマ」
(4)軍隊で、密集した隊形から、散開した隊形になること。
(5)〔数〕
(ア)単項式と多項式の積あるいは多項式と多項式の積の形の式を、分配法則を使って単項式の和の形にすること。
⇔因数分解
(イ)一つの関数を級数の形に表すこと。
(ウ)多面体・柱体・錐体などの表面を切り開いて一平面上に広げること。
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・てんかい ―くわい 0 【転回】
(名)スル
(1)正反対に方向を変えること。また、大きく方向を変えること。
「船の針路を北に―する」
(2)ぐるぐるまわること。回転。
「小車の―するが如きもの/三日月(浪六)」
(3)〔音〕 音の上下を移しかえること。
(ア)音程をなす二音のうち低い音を八度上に、または高い音を八度下に移すこと。例えば五度の転回は四度となる。
(イ)ある和音の根音以外の音を最低音として和音を構成すること。例えば三和音では、第一転回、第二転回の二通りができる。
(ウ)旋律を構成している音程に応じて上行と下行を逆にすること。
(4)体操で、体の軸を移動させて回ること。
「天海」に似た言葉»     空


★天道(てんとう、てんどう)(日本語カテゴリ)
てんとう
1.天地の神。天帝、上帝。
2.太陽、日輪。
てんどう
1.天帝の道。宇宙の超自然原理。
2.自然法則。
3.天体の営み(古い用法ではてんとう)。
4.神々の領域(仏教)。
・類義語
てんとう
  お天道様
  お日様
  日光
  陽
・熟語
てんとう
  天道神
  天道花
  天道虫
てんどう
  天道教

★あまじ ―ぢ 【天路/天▽道】
(1)天へ行く路(みち)。天への通路。
「ひさかたの―は遠し/万葉 801」
(2)天上にある道。
「夕星(ゆうつづ)も通ふ―を何時までか/万葉 2010」
(3)仏教で、六道の一。天上の世界。天道。
「直に率(い)行きて―知らしめ/万葉 906」
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・てんとう ―たう 1 【天道】
(1)太陽。日輪。
「お―さま」
(2)天の神。宇宙の万物を支配する神。てんどう。
→てんどう(天道)
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・てんどう ―だう 0 1 【天道】
〔「てんとう」とも〕
(1)天の道理。天理。天の道。
⇔地道
(2)天地を支配する神。天帝。天。
「其時に―の許し有りて/今昔 24」
(3)天体の運行する道。天の運行。
「人間の算術を以て―の行度を知る/中右記」
(4)太陽。
「あくる日は―を黄色に拝む位なれど/滑稽本・世の中貧福論」
(5)〔仏〕 六道の一つ。天人の住む世界。欲界・色界・無色界の天をいう。天趣。天界。
→天
» (成句)天道人を殺さず

★てんとう 【天道】 世界宗教用語大事典
天地を主宰する神。天帝・上帝。また太陽・日輪をいい、これを神格化して天道神とする。自然のなりゆきにまかせることを「天道任せ」という。(西日本で四月八日の節日に、竹竿の先に結んで高くかかげる花を天道花とか高花・八日花という)
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・てんどう 【天道】
(中国思想の重要概念)天帝の道。超自然の宇宙の道理。天は人を見捨てることはないとして「天道は人を殺さず」という諺がある。(仏教では六道の一つ)→ 六道

★天道(てんとう)http://p.tl/Cx_B
太陽または日輪である。太陽が空を通過する経路をいう。

★おてんとさん  あがつま語 http://www.weblio.jp/cat/dialect/aasmg
[多]=お天道さん=太陽

★おてんと
「お天道様」(おてんとうさま、おてんとさま)の部分。「天道」は太陽のこと。丁寧の「お」と敬称の「様」は共に用いられることが多い。


★天界(てんかい、upper region)http://p.tl/EPSG
天使や神々の住まう、我々の住んでいる「地上」の遥か上に存在しているとされる世界。
プラトンの『ティマイオス』の中には、「超天空の座」という表現で、現実の我々の居住する世界を超越した場というものが登場している。
ただし、これは極めて哲学的な概念としてのもの。
 
航空科学が発達し、宇宙空間にまで到達した今も、そのような存在は確認されていない為、存在するとすれば天界は「宇宙の果て」か我々が住む宇宙と違う「異世界」に在るという事になるだろう。
 
天国と同一視される事もあり、各種宗教に於ける教義の中で言及されている事もある。
 
多くの民族の神話などには、その存在を認められる。

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