2013年4月28日日曜日

●けいがん【慧眼】●般若●四智(しち)

●けいがん【慧眼】●般若●四智(しち)
★慧  出典:『Wiktionary』http://www.weblio.jp/content/%E6%85%A7
発音
 音読み
   呉音 : エ(ヱ)
   漢音 : ケイ(クヱイ)
 訓読み
   さとい、さとし、さとる、あきら
熟語
  慧眼
  智慧(=知恵)

★えげん ゑ― 1 【▼慧眼】
〔仏〕 五眼の一。この世の空(くう)であるという真理を悟る能力をもつ目。二乗(にじよう)の修行者、菩薩、仏が備える。
   ・・・・・・・・・・
・けいがん 0 【▼慧眼】
物事の本質を見抜く鋭い眼力。鋭い洞察力。また、それをもつこと。
「―の士」
→えげん(慧眼)
「慧眼」に似た言葉»    炯眼

★けいがん 0 【▼炯眼】
(1)鋭く光る目。眼光。
「―人を射る」
(2)真偽・本質を見抜く鋭い眼力。また、眼力が備わっていること。慧眼(けいがん)。
「―をもって鳴るベテラン刑事」

★え ゑ 1 【恵/▼慧】
(1)知恵。さとり。
(2)〔仏〕 真理を見通す心のはたらき。智慧。般若(はんにや)。
「戒・定・―の三学を兼備し給へる独(ひとり)の沙門おはしけり/太平記 2」

★般若 http://p.tl/zSOY(はんにゃ、サンスクリット: प्रज्ञा, prajñā,プラジュニャー; パーリ語: पञ्ञा, paJJaa,パンニャー、漢訳音写:斑若、鉢若、般羅若、鉢羅枳嬢など)
一般には智慧といい、仏教におけるいろいろの修行の結果として得られた「さとり」の智慧をいう。
ことに、大乗仏教が起こってからは、般若は大乗仏教の特質を示す意味で用いられ、諸法の実相である空と相応する智慧として強調されてきた。
★智と慧の漢訳   http://p.tl/3lIe
一般に般若は「智慧」と訳されるが、厳密には中国に翻訳される場合、それは「慧」と訳され、「智」とは区別されていた。
・智と慧の区別
この慧と智の区別について、慧遠は『大乗義章』の中で、「智」を照見、「慧」を解了とし、「智」は一般に世間で真理といわれるものを知ること、「慧」は出世間的な最も高く勝れた第一義の事実を照見し、それに体達するものであるとする。

★四智(しち)http://p.tl/XglO
仏教において仏・羅漢などが持つ4種の智慧を言う。

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