2013年4月26日金曜日

●はじ 〔はぢ〕 【恥/▽辱/▽羞】

●はじ 〔はぢ〕 【恥/▽辱/▽羞】
★恥
出典:『Wiktionary』
・発音
 ・音読み
   呉音 : チ
   漢音 : チ
 ・訓読み
   ・常用漢字表内
      はじ、は-じる、は-じらう、は-ずかしい
・名詞
(はじ)現実の自分の姿が理想とする姿に比べ、劣っていることを自ら認識して、不快又は悲痛に感じること。
・熟語
 恥骨
 恥辱
 羞恥
 羞恥心
 廉恥/破廉恥
 無恥
 屈辱
 生き恥
★はじ はぢ 2 【恥/▽辱】
(1)面目を失うこと。はじること。
「そんなことをするのはわが家の―になる」
(2)はずかしいと感じられる行為や事柄。
「―とも思わない」
» (成句)恥無し
» (成句)恥の上塗り
» (成句)恥も外聞も無い
» (成句)恥をかく
» (成句)恥を曝す
» (成句)恥を知る
» (成句)恥を雪ぐ

★短編小説作品名辞典
・恥
作者太宰治
収載図書太宰治全集 4
出版社筑摩書房
刊行年月1988.12
シリーズ名ちくま文庫
収載図書太宰治全集 4
出版社筑摩書房
刊行年月1989.12
収載図書太宰治全集 5 小説
出版社筑摩書房
刊行年月1998.8
収載図書文豪ミステリ傑作選 太宰治集
出版社河出書房新社
刊行年月1998.10
シリーズ名河出文庫
収載図書大活字版 ザ・太宰治―全小説全二冊 下巻
出版社第三書館
刊行年月2006.10
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・恥
作者池波正太郎
収載図書谷中・首ふり坂
出版社新潮社
刊行年月1990.2
シリーズ名新潮文庫
収載図書池波正太郎短篇コレクション 15 碁盤の首
出版社立風書房
刊行年月1992.6
収載図書完本 池波正太郎大成 第25巻 時代小説短編
出版社講談社
刊行年月2000.7
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・恥
作者金堀常美
収載図書モカコーヒーを、ブラックで
出版社新風舎
刊行年月2004.5
シリーズ名新風舎文庫
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・恥
作者バリー・ユアグロー
収載図書ケータイ・ストーリーズ
出版社新潮社
刊行年月2005.4

★羞恥心(しゅうちしん)http://p.tl/mvye 自らを恥ずかしいと感じる心。

★はじらい はぢらひ 0 【恥じらい/▼羞じらい】
はじらう気持ち。はじらう態度。
「―の色も見えない」

★はにかみ 0 4
はにかむこと。恥ずかしがること。
「はにかみ」に似た言葉»
    羞恥  含羞  つつしみ  内気  遠慮
★はにかみ、ハニカミ
はにかむ(はずかしがる)こと。些細なことではずかしがる人を「はにかみ屋」という。

★恥 【はじ】世界大百科事典
恥とは,なんらかの比較の基準にもとづく劣位の感情であり,またその劣位の観念でもある。
比較されるものは人の属性(地位,容姿など),もしくはふるまい(機敏さ,勇気など)である。
比較基準が特定の社会集団において一様に支持されている場合,恥の感情あるいは観念はその集団の秩序を維持する機能をもつ。
たとえば,特定の状況において従うものとされている作法にかなって行動できない場合,その人の行動はこの作法の見地から劣っているとみなされ,周囲の人びとからの軽視や嘲笑(ちようしよう)を受ける。

★はじ 〔はぢ〕 【恥/▽辱/▽羞】
1 恥じること。自分の欠点・失敗などを恥ずかしく思うこと。「―を忍んでお願いする」
2 それによって名誉や面目が損なわれる行為・事柄。「家の―」「生き―」

★世界大百科事典内の恥の言及.
【文化型と国民性】
 社会構造における以上のような日本的特色は,文化とパーソナリティのレベルに,その成立基盤をもっていると考えられる。
[〈恥の文化〉論]
 日本の文化の基本的特徴を最初に指摘したのは,アメリカ文化人類学者,R.ベネディクトであった。ベネディクトは,その著《菊と刀》の中で,日本文化の型を,欧米の〈罪の文化guilt culture〉と対比して〈恥の文化shame culture〉だと断定した。


★恥を意識する日本人 http://p.tl/6LXE
その中で、女史は欧米の文化は「罪の文化」であるのに、日本人の文化は「恥の文化」で あると規定しました。以下、少々その説を見てみましょう。 キリスト教文明の欧米では、 行動の規範には宗教の戒律があり、神の戒律を守れば、心は清澄、一点の曇りもない ...


★菊と刀 http://p.tl/nRbV
ルース・ベネディクトの『菊と刀』(The Chrysanthemum and the Sword)は、日本文化を説明した文化人類学の著作である。『菊と刀』は、ベネディクトの戦時中の調査研究をもとに1946年に出版された。ベネディクトは、フランツ・ボアズより教わった急進的な文化相対主義の概念を日本文化に適用するべく、恩や義理などといった日本文化『固有』の価値を分析した。

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