●父の口癖で 騙されても 騙すな
父は手の器用な男でした。
大工から刺身 寿司まで幅広く色んなことをしました。
チョット照れるけど自慢の父です。
ある日 向かいの料理屋の旦那が どうせ又仕事変えるからシバラクにしたらどうかと。
それからしばらくして 平仮名でしばらくとしていました。
万葉仮名にしたり 綴り時にしたり くずし字にしたり
最後に固まったのが 志葉楽(シバラク)
これもくずし字でののれんを幾つか変えていました。
聞いたことはないので判らないけれども気に入っていたのではないかな。
頑固者で武器っ面で家の者には 良い顔はしなかった。
内弁慶の外素掘り。
典型的な昔もんでした。
集まる人間は結構多くて店も大流行。
警察関係者や役所の人が多かった。
バクチもよくやっていた。
今考えてみても父は何処でこんな知識を付けたのかと思い姉や兄に聞いても知らないと。
葉は綴りになるとをの字に近く見える。
子供の時からこの文字が大好き。
表現の言い様がない印象が良かったのだろう。
良い物見せられていたのに私は余り知識がなくて
時々 寂しいと思う。
父に少しでも近づきたいと。
だけど大きすぎて足元にも及ばない。
バクチだけは遠慮するけど。
マッサージをしていた時にイスラエル人が客と来て触りながら世間話。
彼の国ではいやその他の世界中の殆どの国では小さい時から
騙す 取る 殺す
これが当たり前の教訓とし小さい頃から教えるのが当たり前だと。
彼はそれが寂しいと。
日本語流暢にマダシャベレないけれども 羨ましいし 心意気が大好き。
そんな話に暮れたものでした。
外人のほうがわかるのだなと。
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