2013年5月8日水曜日

鳥インフルは中国の生物兵器化か

鳥インフルは中国の生物兵器化か http://p.tl/_yD4
2013/05/04/Sat
中国農業科学院ハルピン獣医研究所で鳥インフルエンザ参考実験室の主任を務める陳化蘭氏は五月二日、米科学誌サイエンス(電子版)で、H5N1鳥インフルエンザとH1N1新型インフルエンザのウイルスを混合させ、哺乳類に感染するウイルス株を作り出したと発表した。
 
この研究の動機について陳化蘭氏は「ワクチン開発のため。この二つのウイルスは自然界で出会う機会が多い」とし、新華社も「H5N1型の予防に役立つ研究」と評価しているが、これに対する海外からの批判は大きい。
 
陳化蘭氏は「(実験で使った)モルモットは、幸いしななかった」などと説明しているが、台湾大学医学院小児科副教授の李秉穎氏によれば、「多くの国の実験室はこのような実験は行わない」という。なぜなら「実験室での遺伝的組み換えと自然界での進化は異なる。万が一ウイルス株が実験室から流出すれば、大災害を惹き起すことがある」からだ。
 
この実験に対し、「ワクチンの開発には何の役にも立たない。新型インフルエンザの抑止に有益とするのは嘘だ」と指摘するのはフランスのワクチン研究の権威であるサイモン・ウエインホブソン氏だ。同氏は「このウイルスの致死率はわからないが、もし〇・一%から二〇%の間なら、五億人に感染した場合、五十万人から一億人が死亡することになる」と分析する。
 
英国の王立協会前会長であるロバート・メイ氏は「中国の科学者は盲目的な野心に駆られるだけで、常識というものがまったくない。このような人から人へ感染する危険極まりないウイルスを作り出す人々は、非常に無責任だ」と痛罵したが、問題は科学者たちが如何なる野心に駆られているかだ。
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