2013年5月15日水曜日

●摂(せつ)

●摂(せつ)
★せつ 【摂〔攝〕】
[常用漢字] [音]セツ(慣) ショウ(セフ)(呉)(漢) [訓]とる
1 いろいろ合わせ取り入れる。取り込む。「摂取・摂生・摂理/包摂」
2 事をあわせ行う。兼ねる。代行する。「摂行・摂政/兼摂」
3 摂津(せっつ)国。「摂州」
[名のり]おさむ・かぬ・かね

★北摂(ほくせつ)http://p.tl/SnYD
令制国の摂津国北部に由来する地域名称。一般的に現在の大阪府北部、兵庫県南東部を指す。

★摂津国(せっつのくに)http://p.tl/1x8h
かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。畿内に属する。

★令制国一覧(りょうせいこくいちらん)http://p.tl/8HOW
7世紀後半から明治時代までの日本国内の地方行政区分、国(令制国)の一覧である。
令制国の改廃は、奈良時代までと明治時代になされ、その間の平安時代から江戸時代には長期にわたって変更がなかった。

★豊崎県(とよさきけん)(摂津県から転送) http://p.tl/7hTB
1869年(明治2年)に摂津国の旧幕府領・旗本領を管轄するために明治政府によって設置された県。管轄地域は現在の大阪府北部から兵庫県東部に分布している。本項では前身の摂津県(せっつけん)についても記す。

★摂津市(せっつし)http://p.tl/GHrc 大阪府の北摂(三島)地域に位置する市。
大阪市の北東端に隣接し、大阪都心から10km圏内にある。東海道新幹線の鳥飼車両基地、吹田操車場跡地、阪急電鉄正雀工場がある。


★摂政(せっしょう、英:Regent)http://p.tl/SxPf
君主制を取る国家において、君主が幼少、病弱、不在などの理由でその任務(政務や儀式)を行うことができない時、君主に代わってそれを行う(政を摂る)こと、またはその役職のことである。多くの場合、君主の後継者(皇太子など)、兄弟、母親、あるいは母方の祖父や叔父などの外戚が就任する。
 
琉球王府における官職の摂政(シッシー)|琉球の摂政}} ...うことができない時、君主に代わってそれを行う(政を摂る)こと、またはその役職のことである。

★接心(せっしん)http://p.tl/lCmG
攝(摂)心とも書き、散乱する心を一つに摂むることをいう。
心によく気をつけること。 摂心不乱(せっしんふらん)などともいう。
遺教経には「常当摂心在心」とある。


★韻図(いんず)または等韻図(とういんず)http://p.tl/FNiI
中国古代において漢字音を表すために用いられた一種の音節表をいう。韻書のように反切で表音するのではなく、声母(頭子音)の軸と韻母(母音を中心とした音節後半部)の軸をもった表内の位置で漢字の発音を示した。日本語の五十音図のようなものであるが、中国語は音節数が多いため数十枚、数千字にも及ぶ。このような図を用いた音韻学を等韻学(とういんがく)と呼ぶ。
★形式 http://p.tl/ps7U
『韻鏡』の形式を例に挙げれば、以下の通りである。まず広韻206韻が四声を除外した韻腹と韻尾の違いによる「摂」と呼ばれる大きな部別に分けられ、十六摂が設けられている。それがさらに韻頭・韻腹の違いによって「転」に分けられる。この1転が1枚の図表にまとめられる。このため1枚の図を「転図」と呼び、『韻鏡』では第一転から第四十三転までの43枚の図がある

★十六摂(じゅうろくせつ)http://p.tl/w96H
中国音韻学において中古音の韻母を韻腹と韻尾によって16種類に統括したもの。このような韻腹・韻尾の違いによるまとまりを摂(せつ)または韻摂(いんせつ)という。宋元の等韻学者たちが『広韻』の韻目を介音の開合等呼と声調の四声は区別せず、韻腹の発音の近いものを内外転の2種類に分け、韻尾の入声韻(内破音韻尾)と陽声韻(鼻音韻尾)を同一音価として16種類に帰納したものである。すなわち通摂・江摂・止摂・遇摂・蟹摂・臻摂・山摂・效摂・果摂・仮摂・宕摂・梗摂・曾摂・流摂・深摂・咸摂。

★等呼(とうこ)http://p.tl/NQsX
中国の伝統的な言語学である音韻学の術語。韻図などで韻母(母音あるいは母音+末子音)を分類するために使われた。音節の頭子音を除いた母音部分が唇をすぼめる合口呼(ごうこうこ)で始まるか、唇をすぼめない開口呼(かいこうこ)で始まるかといった開合(かいごう)に2大分類し、さらに細かく口の開き方の違いによってそれぞれ一等韻・二等韻・三等韻・四等韻の四等(しとう)に分けた8分類である。

★摂の熟語
 摂取 「摂取(せっしゅ)」に同じ。 「念仏の人を―して浄土に帰せしむるなり」〈三帖和讚〉
 摂政せっ‐しょう 天皇が成年(満18歳)に達しないとき、または病気や事故によって国事に関する行為を遂行できないと皇室会議が判断したときに「摂政」が置かれる。
 摂理 せつ‐り【摂理】
 1 自然界を支配している法則。「自然の―」
 2 キリスト教で、創造主である神の、宇宙と歴史に対する永遠の計画・配慮のこと。
 神はこれによって被造物をそれぞれの目標に導く。
 しょう‐しゃく【摂折】摂受(しょうじゅ)と折伏(しゃくぶく)。
 しょう‐じゅ【摂受】 仏語。衆生(しゅじょう)の善を受け入れ、収めとって導くこと。→折伏(しゃくぶく)
 摂氏
 摂子

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