2013年5月15日水曜日

『平成25年5月14日(火) 安倍首相の一日』

『平成25年5月14日(火) 安倍首相の一日』
(第2次安倍内閣:140日目)

14日の参院予算委員会では、憲法改正が焦点でしたね。

... 《首相答弁要旨》
(5月15日 産経新聞)

【憲法改正】
安倍晋三首相は「他国から『駄目だ』といわれる筋合いはない」と筋を通しつつも「修文の議論にも建設的に応じたい」と述べ、改正内容には柔軟に応じる姿勢を強調した。憲法改正には、衆参両院議員の3分の2以上という発議要件(96条)に加えて、国民投票で過半数の賛成を得るという高いハードルがあり、よりウイングを広げる必要があるとの判断も働いているようだ。

憲法は他国から「変えてよい」「駄目だ」といわれる筋合いのものではない。

9条を変えることにおいて、このまま通ると思っていない。(自民党憲法改正草案は)私たちの案として出している。簡単だとは思っていない。修文の議論にも建設的に応じたい。

96条(改正)は反対意見が多いのも事実だ。国民投票で成立するとはかぎらない。たとえ今、国民投票に付したところで否決されるが、その中で国民の意思表示を尊重すべきだ。

法律と同じように憲法を変えてよいとは思わない。(政権交代で)政党が入れ替わったら“民主党憲法”になるというものであってはならない。できるだけ多くの政党の理解を得る努力をしていくべきだ。

【衆院選挙制度改革】

「違憲状態を改正せよ」という司法の要請なので、まずはこれに応えていくことが先決だ。選挙の正当性そのものに関わる。できるだけ早く成立させたい。

【潜水艦航行】

潜水艦が5月2日に接続水域に入った。近い距離まで来たのは重大な行為だが、意図せずに航行したこともあり得た。12日に入ってきたことはある種の意図を感じざるを得ず、公表する判断をした。二度と行わないよう認識していただかなければならない。

【日米地位協定】

他国の地位協定との比較でも、接受国(日本)側に特に不利になっているとは考えていない。具体的な運用の改善を積み重ねることが重要だとの考えのもとに最大限努力したい。

【国立追悼施設】

靖国神社が中心的な施設になっているのは、多くの遺族が魂が触れ合うことができるかもしれないと思うからだ。国がいくら立派な施設を造っても、そうしたものが感じられないのであれば誰も行かない。「靖国が問題になっている」との判断で別のものを造るのであれば間違いだ。

【靖国神社参拝】

閣僚の参拝を中国、韓国から非難されているが誤解に基づくものが多い。靖国神社が軍国主義の象徴なのか。参拝すればすぐ分かる。特別な日(8月15日)に騒がしい場所になっているのは大変残念だが、ひたすら英霊の慰霊をする静かな場だ。

【琉球帰属の論文】

「人民日報」だから直ちに抗議した。本来、琉球の帰属は日本のものだとたださなければいけない。

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さて、安倍首相の一日です。

【午前】
7時58分 官邸。
8時7分 閣議。
8時20分 世耕官房副長官。
9時29分 小野寺防衛相、
     防衛省の徳地防衛政策局長、君塚陸上幕僚長。
9時54分 国会。
10時00分 参院予算委員会。
11時59分 官邸。

【午後】
12時00分 自民党の江島潔参院議員。
12時12分 米バイオ医薬品企業セルジーン社のロバート・J・ヒューギン最高経営責任者(CEO)。
12時54分 国会。
13時00分 参院予算委。
16時17分 官邸。
16時19分 北村内閣情報官、防衛省の徳地防衛政策局長、木野村情報本部長。
16時38分 財務省の真砂事務次官、田中主税局長。
17時00分 日本医師会公益社団法人移行記念祝賀会であいさつ
17時24分 衆院第1議員会館。同会館の歯科診療室で治療。
17時53分 官邸。
18時7分 産業競争力会議。
19時30分 中日新聞の小出宣昭社長、
     東京新聞の長谷川幸洋論説副主幹と食事。
21時56分 私邸着。

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