2013年5月6日月曜日

涙が止まらないさんが元気が湧いてくるさんの WBC日本VS台湾戦のエピソードです。

涙が止まらないさんが元気が湧いてくるさんの WBC日本VS台湾戦のエピソードです。
それは、まもなく震災から2年を迎える
頃のことでした。
...
一人の日本人(東北出身)がツイッターにこうつぶやきます。

「WBC、日本は初戦が台湾に決定。この試合を見に行かれる方、先般の東日本大震災への台湾からの多大な支援のお礼の横断幕やプラカードをお願いします。WBCを通じ、日本と台湾の信頼関係を深め、私達が本当に台湾に感謝している事を伝えて下さい」

台湾からの多大な支援。
そう、意外と知られていませんが、
先の震災で世界最多となる200億円を超える義援金と、
400トンを超える援助物資を送ってくれたのが
台湾だということ。
そればかりか、
震災の翌日に世界のどこよりも早く
救助隊を派遣してくれたのも、また台湾でした。

「そんな台湾にお礼をしよう。」
WBC日本台湾戦の2日前にそう呼びかけたツイッターは、
瞬く間に日本中に拡散しました。
そしてその展開は日本だけにとどまりませんでした。
台湾に感謝を示そうとした日本人の心が、
翌日には海を超え、
中国語に翻訳されて拡散され、
台湾の人をも動かし始めます。

台湾の街角でも、何人もの人が中国語に訳されたあのツイートを。

こうして広がっていったやりとりは、
台湾のマスコミにも取り上げられ、
多くのことに知られることになります。

ただ、この時すでに来日していた台湾選手たちは、
こうした盛り上がりを知りません。
彼らにとってWBCの日本戦はあまりに特別なもの。
台湾にとっての野球、
それは日本と切っても切れない縁で結ばれたスポーツです。
そもそも野球は日本が台湾を統治していた時代に
持ち込まれたものでした。
実は、多くの日本人が台湾野球の発展に力を尽くしています。

そんな日本は台湾の野球人にとって
常にその背中を追いかけてきた父のような存在なのです。

今回のWBCも各地で大型のパブリックビューイングが催され、
2,300万人の人口の半数を超える
1,200万人が視聴しました。


試合当日、スタンドにはツイッターの呼びかけ通り、
「台湾に感謝」と書かれた色とりどりのプラカードが。

それが1枚や2枚ではありません。
プラカードの存在に球場で初めて気づいた台湾選手たち。

その名勝負は夜23時半を超えても決着がつかず、
いつしか敵と味方という立場も超えて、
球場を一つにし、東京ドームにはウェーブが起こります。

試合は10回表ついに日本が逆転し、勝利しました。
しかし、これで物語は終わりませんでした。

日本の地上波では放送されなかったシーンです。

喜びを爆発させる日本代表選手の後ろで、
ベンチを出て行く台湾代表選手たち。

彼らは全員でマウンドに向かうと、
360度、スタンドの全方向に深々と一礼をします。

「ホームグラウンドでもない私たちを
日本のファンは応援してくれる。…それに感謝したい」

その姿に観客から惜しみない拍手が贈られました。
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「礼には礼でこたえる。」という事を様々な角度から感じる事が出来るエピソードだと思います。
互いにリスペクトする関係が築けたこと。
あの日私達はそんな幸せな光景を目の当たりにしました。
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