近況アップデート作成者: 京免 史朗さん
「男女共同参画」「夫婦別姓」「ジェンダーフリー」・・・
香しいものにはヤハリそれなりの理由が!
転載元
http://eight-americann.seesaa.net/article/184326691.html・・・・・・( ^ω^)・・・・・・
『なぜ夫婦別姓が家族解体につながるのか』
夫婦別姓に反対する方々の主張は「家族の絆をしっかり保つためには 家族は同じ姓であった方がいい」ということなのです。
ここでなぜ「男女共同参画基本計画」の中に盛り込まれている「夫婦別姓」が 「家族解体」につながるのかを、今回は考えたいと思います。
この「男女共同参画基本計画」は 実は 共産主義国家であった 旧ソ連で実際に行われたことをお手本としているのです。
『ソ連の「革新」的な実験がもたらした大惨事』という小田村四郎氏が書かれたコラムを引用させていただきます。
~~~引用ここから~~~
夫婦別姓論者の真の狙いは何か
その結果はどうなるか
かつて事実婚を公認した唯一の国家であった旧ソ連の実験を紹介したい。
以下は、ニコラス・S・ティマシエフ(Timasheff)の 「ロシアにおける家族廃止の試み」という論文(N.W.Bell"A Modern Instrucion to the Family"1960 N.Y.Free Prees所収)による。
旧ソ連の家族破壊はどう行われたか
1917年、ロシアの共産革命によって政権を掌握した共産党及び革命政府の 施策は多くの抵抗に遭遇した。
ソ連政府はその原因を家族、学校、教会にあると 考え、革命を成功させるため、家族の絆を弱め教会を破壊し、学校を革命の担い手に変えることとした。
「旧秩序の要塞・伝統文化の砦」とされた家族に対す る攻撃は次のように行われた。
一、従来、法律婚の要件とされていた教会での結婚式を不要とし、役所での登録だけで婚姻の効力が生ずるものとした。
二、離婚の要件を緩和し、当事者合意の場合はもちろん、一方の請求だけでも 裁判所はこれを認めることとした。
三、犯罪であった近親相姦、重婚、姦通を刑法から削除した。
四、堕胎は国立病院で認定された医師の所へ行けば可能となり、医師は希望者 には中絶手術に応じなければならないことになった。
五、子供たちは、親の権威よりも共産主義のほうが重要であり、親が反動的態 度に出たときは共産主義精神で弾劾せよ、と教えられた。
六、最後に、1926年には「非登録婚」も「登録婚」と法的に変わらないとする新法が制定された。
この結果、
一、同居、二、同一家計、三、第三者の前での結合宣言、四、相互 扶助と子供の共同教育、のうちの一つでも充足すれば、国家はそれを結婚とみなさなければならないこととなった。
これにより「重婚」が合法化され、死亡した夫の財産を登録妻と非登録妻とで分け合うことになった。
こうした反家族政策の狙いどおり、家族の結びつきは1930年頃には革命前よりは著しく弱まった。
しかし、
彼らが予想もしなかった有害現象が同時に進行していた。
1934年 頃になると、それが社会の安定と国家の防衛を脅かすものと認識され始めた。
すなわち、
一、堕胎と離婚の濫用(1934年の離婚率は37%)の結果、出生率が急減した。
それは共産主義国家にとって労働力と兵力の確保を脅かすものとなった。
二、家族、親子関係が弱まった結果、少年非行が急増した。
1935年にはソ 連の新聞は愚連隊の増加に関する報道や非難で埋まった。
彼らは勤労者の住居に 侵入し、掠奪し、破壊し、抵抗者は殺戮した。
汽車のなかで猥褻な歌を歌い続け、 終わるまで乗客を降ろさなかった。
学校は授業をさぼった生徒たちに包囲され、 先生は殴られ、女性たちは襲われた。
三、性の自由化と女性の解放という壮大なスローガンは、強者と乱暴者を助け、 弱者と内気な者を痛めつけることになった。
何百万の少女たちの生活がドン・ファ ンに破壊され、何百万の子供たちが両親の揃った家庭を知らないことになった。
前車の轍を踏んでもいいのか
以上が、結婚と家族を破壊しようと試みたソ連の壮大な実験の経緯と結末を紹介したティマシエフ論文の概要である。
ところが、「家族」を敵視した共産主義 者たちですら失敗と認めたソ連の悲惨な実験について、
福島瑞穂氏は「ロシア 革命の後、様々な政策が根本から見直され、一時的であれ、事実婚主義がはっき り採用されていたとは素晴らしいことだと思う」(『結婚と家族』岩波新書)と 手放しで絶讃している。
別姓論者の意図が奈辺にあるかは、この一文によって察せられるであろう。
ソ連の「革新」的な実験がもたらした大惨事 文・小田村四郎
~~~引用ここまで~~~
いかがでしょうか?
民主党や社民党が押し進めようとしている「男女共同参画基本計画」は まさに旧ソ連が実際に行って失敗したことと みごとに合致するんです。
「男女共同参画基本計画」は表面上は「男女が協力して 女性もイキイキ働ける社会作り」などと さも素晴らしいことのように言っていますが、実は社会主義、共産主義の考えからきたものなんです。
つまり国民はみんな労働力なのです。
専業主婦は家庭だけが全世界で生き甲斐がない。女性ももっと社会に貢献しよう!
…というスローガンものと、女性をどんどん家庭から引き離し 社会に出そうとしているのです。
もちろん働く女性はすばらしいと思いますよ。
生き甲斐を持って働く女性は応援したいと思っています。
でも、全ての女性が社会に出て働きたい…って思っているわけではないですよね。
家庭を守り、夫を支え、子育てに生き甲斐を持つ女性は数多く存在すると思います。
でも社会主義の考え方は 男性女性 関わりなく国のために貢献すべし!という考えなのですよ。
父親は威厳のある存在っていうのは、母親をないがしろにするからけしからん!
母親が家を守るっていうのは、女性を家に縛り付けることだからけしからん!
男女は平等!
父親も母親も どちらも大黒柱でいいのだ!
家族は個人の集合体であり、父親、母親、子供 すべて個人が尊重されるべきである!
…これ ↑ が「男女共同参画基本計画」の考えなのです。
ところで「嫡出子と非嫡出子の権利を同等にする」ということが「選択制夫婦別姓法案」の中に盛り込まれています。
嫡出子と非嫡出子を差別するのはかわいそうだ! 子供には罪はない!
…と、こんな風 ↑ に夫婦別姓推進派の方々はおっしゃいますが。
では親の責任はどうなるのでしょう。
法律では認められない子供を作ってしまった親の責任は追求されないのでしょうか?
嫡出子と非嫡出子を相続で差別化をすることで 不倫が抑制されているのではありませんか?
また事実婚でできた子供の権利も考えて!と言われる方もおられます。
事実婚を選ばれている方は それぞれにいろんな理由があるのでしょうけど、
事実婚を選ばれている方は自らの意志で「事実婚」を選択されたわけですよね。
自分の意志で籍を入れない選択をして子供を作って、その子供が婚外子になるのは仕方がないのではありませんか?
それに 割合としては普通に結婚されているカップルの方が 断然多いでしょう?
自らの意志で事実婚を選択した少数派のために 莫大な費用をかけて法律を変えろというのでしょうか…?
だから選択制にしたらいいんじゃないか…とも言われますが、
選択制だからこそ 余計に混乱を招くのです。
家族によって何通りものパターンになってしまうのですから…。
ご近所の家の表札に何通りもの苗字があったら 混乱しませんか?
役所の仕事も煩雑になって 間違いが発生する可能性が高くなります。
自分たちさえ良かったらいいのだから法律を変えろ…では自分勝手、利己主義でしかないのではないでしょうか?
権利ばかりを主張して 社会が成り立つわけはないのです。
夫婦別姓で 家族の姓をバラバラにして家族は個人の集合体であるという教育を行うことで、
夫は妻や子供を守ろうとせず、妻は夫を敬うことなく、
夫・父親である前にオトコ、妻・母親である前にオンナ。
家庭内では家族を装ってはいるが、一歩外に出ると 個人を主張する他人。
そんな両親を子供は尊敬することなく、権利ばかり主張する子供に育ってしまう。
あげくの果ては家族の絆が壊れてしまう=家族解体…っていうことなんです。
これは旧ソ連が実際に行って失敗したことなんです。
なぜ日本は 旧ソ連と同じ道を歩もうとするのでしょうか…?