●あぐら ●せいざ ●座法
★あぐみ 【足組み /〈胡坐〉】
足を組んで座ること。あぐら。
「丈六―の像」
・・・・・・・・・・
・あぐら 【〈胡坐〉/〈胡床〉】
〔足(あ)座(くら)、の意〕
(1)両ひざを左右に開き、両足首を組み合わせて座る座り方。
「―を組む」
(2)寝所や座席とするため、高く大きく設けた席。
「やすみししわが大君のしし待つと―に坐(いま)し/古事記(下)」
(3)一人用の椅子(いす)・床几(しようぎ)の類。腰掛け。
「かりに―どもを召したり/源氏(胡蝶)」
(4)高い所に登るために、材木を組み立てて作ったもの。足場。
「―を結(ゆ)ひて上げて窺はせむに/竹取」
» (成句)胡坐をかく
・・・・・・・・・・
・こざ 【胡坐】
(名)スル
あぐらをかくこと。あぐら。
・・・・・・・・・・
・アグラ [Agra]
インド北部の都市。ガンジス川の支流ジャムナ川南岸にある。
ムガル朝の初めの首都で、タージ-マハル・アグラ城などの遺跡が多い。
★
★安倉 名字辞典
名字 読み方
・安倉 あくら、あぐら(やすくら)
・・・・・・・・・・
・粟国 あぐら
★
★胡坐(あぐら、こざ) http://p.tl/wOxr
両膝を左右に開き、体の前で両足首を組んで座る座り方。
胡坐をして座ることを『胡坐をかく』と言い、安座とも言う。
字を見ての通り胡から伝わった座り方とされる。足の裏を見せることが失礼になるアラビアでの一般的な座り方である。
現在の日本では男性の座り方という印象が強く、もともとは男子の座り方ではあったが、平安・鎌倉時代には宮廷につかえていた女官たちも胡坐をかいていた。
その後室町時代ごろから服装の変化から胡坐をかくと秘部があらわになる危険が生じたため、女性の間では正座が広まった。
★
★座法(ざほう、もとの用字は坐法) http://p.tl/Jik3
ヒトが椅子等の家具なしに床など敷物の上に座る際の足の組み方である。
敷物に座る文化は各国にあるが、日本では正座、胡坐(あぐら)といわれる座り方が現代でも日常的に行われている。
★ヨーガ・仏教 http://p.tl/vJ-Z
ヨーガ・仏教では修行の際の結跏趺坐(けっかふざ) http://p.tl/3vWR など各種座法がある。
パドマ・アーサナ(蓮華坐)(「結跏趺坐(けつかふざ)」に同じ)など。
★れんげ-ざ 0 3 【蓮華座】
(1)「結跏趺坐(けつかふざ)」に同じ。
(2)仏像を載せる蓮華形の台座。蓮座。
★
★
★足を組む http://p.tl/db6C
★足を組む(2)http://p.tl/HM09
★足を組む(3)http://p.tl/9gvr
★足を組む(4)http://p.tl/kMk9
★足を組む(5)http://p.tl/zAC9
★足を組む(6)http://p.tl/JWes
★
★
★
★せいざ 【星座】
天空の恒星をその見かけ上の位置によって結びつけ、動物や人物などに見立てて、天球上の区分としたもの。
現在学問上は、古代ギリシャの星座をもととして加除整理し、南天の星座を追加したものが使用されており、八八座ある。星宿。
・・・・・・・・・・
・せいざ 【正座/正坐】
(名)スル
足をくずさず、行儀正しくすわること。端座。
「―して対する」
・・・・・・・・・・
・せいざ 【静座/静坐】
(名)スル
気持ちを落ち着けて、静かにすわること。
「宿に帰りて―する事久し/ふところ日記(眉山)」
★
★
★正座は http://p.tl/syDI
1.正しい姿勢で座ること、およびその座り方
膝を揃えて畳んだ座り方。
2.上座、正面の座席、正客が座る位置
正座(せいざ、元の用字は正坐)は、正しい姿勢で座ること、およびその座り方、特に膝を揃えて畳んだ座法(屈膝座法)である。部屋では履物を脱ぎ、畳に座る日本人の伝統的な生活文化の一形態である。
●歴史
正座の歴史では、正座の座り方(後述)がいつ頃から始まったのか、という部分と、この座り方を「正座」とする概念がいつ頃発生したのか、について分けて考える必要がある。
正座とは、元々、神道での神、仏教で仏像を拝む場合や、征夷大将軍にひれ伏す場合にのみとられた姿勢であった。日常の座法は武士、女性、茶人などでも胡座(あぐら)、立膝で座る事が普通であった。
平安装束に見られる十二単や神主の袍は、下半身の装束が大きく作られており、正座には不向きで、あぐらを組むことを前提に作られている。
★作法 http://p.tl/X8Jv
正座をするためには、まず始めに床にひざまずき、臀部をかかとの上に載せ跪座(きざ)となり、次に足を伸ばして、臀部の下にかかとがくるようにする。手は控え目にひざの上かまたは腿の上におき、背中をまっすぐ伸ばす。伝統的に、男性はわずかにひざを開け、女性はひざを閉じて座る。いくつかの武道(剣道と居合道)においては、(急所を守るため)男性もひざを閉じて座る場合があり、また、ひざの距離は拳2つ分の幅とする場合もある。新体道では体を開き開発するためにできるだけ足を開いて座る開放体正座という方法がある。また、正座する際、足の親指はしびれを防ぐために時々重ねる場合がある。昔は足の親指を重ねる場合、男性が左の親指が上、女性は右という決まりがあったものの、現在に於いては特にそういった決まりは無い。ただし、居合道などの武道によっては、正座の状態から膝を立てる際に遅延が生じるといった理由で、親指は重ねないように指導をしている。
正座をするときの入り方とくずし方は、着ている着物によって流儀が異なり、それらは作法として体系化されている。
0 件のコメント:
コメントを投稿