●ウロコ
★鱗 歴史民俗用語辞典 http://www.weblio.jp/cat/academic/nrkmj
読み方:ウロコ
(1)魚のうろこ。
(2)魚。
(3)ふけ。
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★鱗(うろこ、ギリシア語: λεπις (lepis)、ラテン語: squama)http://p.tl/8rAX
動物の体表を覆う硬質の小片状の組織である。
主な役目として、動物の体を外部環境の変化から守り、攻撃から防御する。防御のため一枚板の装甲板で体表を覆った場合、その動物の体の可動性は著しく損なわれるが、これを小片に分割し、小装甲板の間に可動性を持たせれば、かなりの防御性を維持したまま身体の可動性を得ることができる。
さまざまな分類群の動物が鱗を発達させたが、その起源、構造、組成などは異なる。
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★魚類(ぎょるい)http://p.tl/uJHN
生物学的には脊椎動物亜門 Vertebrata に属する動物群のうち、両生類と有羊膜類を含む系統である四肢動物を除外した動物群である。
基本的に一生の間水中生活を営み、えら(鰓)呼吸を行い、ひれ(鰭)を用いて移動する。体表はうろこ(鱗)で覆われている。一部の種[1]を除き、外界の温度によって体温を変化させる変温動物である。
魚類は地球上のあらゆる水圏環境に放散し、その生息域は熱帯から極域、海洋の表層から深層、また内陸の淡水域まで多岐におよぶ。その生態や形態も実に様々である。魚類全体の種数は2 万5000 - 3 万近くにものぼり、脊椎動物全体の半数以上を占めている。
大きさは種による。現存種で最大のものは体長 14 m に達するジンベエザメである。
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★逆鱗(げきりん)とは、伝説上の神獣である「竜(龍)」の81枚の鱗(うろこ)のうち、あごの下に1枚だけ逆さに生えるとされる鱗のことをいう。当記事においては、主に「逆鱗」を用いた慣用表現について述べる。
●由来と概要
「竜」は、元来人間に危害を与えることはないが、喉元の「逆鱗」に触れられることを非常に嫌うため、これに触られた場合には激高し、触れた者を即座に殺すとされた。このため、「逆鱗」は触れてはならないものを表現する言葉となり、帝王(主君)の激怒を呼ぶような行為を指して、「逆鱗に嬰(ふ)れる」と比喩表現された。
この故事をもとに、現代では、「逆鱗に触れる」として広く目上の人物の激怒を買う行為を指すようになり、また「逆鱗」が目上の人物の怒りそのものを指す言葉として用いられることもある。「逆鱗に触れる」を、漢語を使って「嬰鱗(えいりん)」とも言うが、一般会話においてはほとんど使用されない。
●出典
この故事の出典は、『韓非子』の「説難(ぜいなん)」篇であり、君主を臣下が説得することの困難さについて述べた以下のくだりにある。
・白文
夫龍之爲蟲也 柔可狎而騎也 然其喉下有逆鱗徑尺 若人有嬰之者 則必殺人 人主亦有 逆鱗 說者能無嬰人主之逆鱗 則幾矣
・書下し
夫(そ)れ龍の蟲(むし)たるや、柔(じゅう)なるときは狎(な)れて騎(の)るべきなり。然(しか)れども其(そ)の喉下(こうか)に逆鱗の径尺(けいしゃく)あり、若(も)し人之(これ)に嬰(ふ)るる者有らば、則(すなわ)ち必ず人を殺す。人主(じんしゅ)も亦(ま)た逆鱗有り。説者(ぜいしゃ)能(よ)く人主の逆鱗に嬰るること無くんば、則ち幾(ち)かからん。
・大意
龍という生きものは、穏やかな時には、馴染めば(背中に)またがる事もできるものだ。しかし、竜の喉元には鱗が逆さに生えた部分があり、これに触れる者がいると、(竜は怒り)その者をすぐに間違いなく殺してしまう。君主にも同じように逆鱗がある。(臣下の)発言者は、(具申の際に)自ら君主の逆鱗に触れるようなことがなければ、(上手くいく結果が)近いものである。
・その他
この故事が生まれた背景には、中華圏においては、君主の象徴(シンボル)として「竜」が用いられていたことがある。シンボルとして描かれる竜の爪指の数は異なっており、帝王(皇帝)は5本、冊封された王は4本ないし3本であった。
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★魚鱗癬(ぎょりん せん、英語名:Ichthyosis)http://p.tl/Wbcz
皮膚病の一つ。魚の鱗のように皮膚の表面が硬くなり、剥がれ落ちる病気。
遺伝子異常による皮膚表面角質の形成障害が原因と考えられており、特にケラチン1や10の遺伝子異常に起因することが示唆されている[1][2]。夏は特に体温調節が難しく、根本的な治療法はまだ見つかっていない。水疱型と非水疱型は、国の小児慢性特定疾患研究事業に認定されており18歳未満、治療継続の場合は20歳未満まで、医療費補助を受けることができる[3]。伝染性は全くないが、外見の印象が強い症状であるため、差別・偏見の問題がある。
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