2014年3月24日月曜日

【台湾で一般人が国会を占拠するという重大事件が起きている】

【台湾で一般人が国会を占拠するという重大事件が起きている】 台湾は親日の国であることはよく知られているが、現在の馬英九政権は親中の政権であり、日本よりも中国を優先する動きを加速させている。 ...2013年6月に中国と結んだサービス貿易の自由化協定(両岸サービス業貿易協議)は、まさに馬英九政権が中国と「経済的な統一」を目指したものであった。 この協定は、中国人と台湾人が、互いに相手の国で自由にビジネスができるようにするというものだった。 ところが、この自由化協定をそのまま取り入れると、中国製の安い製品がどっと台湾を席捲して、台湾の中小企業を根こそぎ破壊してしまう危険性があった。 本来であれば、そういった事態が起きたときはどうするのかという問題を国会で審議しなければならない。 ところが、馬英九政権はそのプロセスをすべてすっ飛ばし、台湾立法府による審査もすることなく、上海で勝手に協定に署名したのである。 ☆ 中国政府に言われるがままの馬英九政権 要するに、中国国民党の馬英九は、国民の危惧の声を完全に無視して、中国政府に言われるがままに中国を利する協定を結んでしまった。 そもそも、このサービス貿易の自由化協定も、国民に事前に知らされる前に結ばれたものでもあった。 台湾国内では、これが中国による台湾合併、あるいは台湾の属国化の動きであると捉えられている。 実は、この馬英九はこの件だけではなく、多くの案件で親中ぶりを発揮して台湾国民を激怒させていた。 たとえば、馬英九は中国人が台湾の銀行に30万ドルを預金すれば、中国人一家3人まで永住権を与えるという取り決めを中国と決めている。 これも、金で台湾国籍を売り飛ばし、台湾を内部から中国の属国にしてしまう売国政策でもあった。 また、台湾は中国政府にそそのかされて「尖閣諸島は台湾のものだ」と主張し、日本政府の謝罪と賠償を求めている。 「尖閣諸島は台湾のもの」という主張が通ると、中国は最終的に台湾を手に入れることで尖閣諸島も手に入れることになる。 安倍首相の靖国参拝でも「被害者の傷口に塩を塗る行為で遺憾」と声明を発しているが、これが中国の立場に沿ったものであることは言うまでもない。 馬英九はもともと「台湾独立論は虚妄だ」という立場であり、最終的には中国と台湾は統一すべきという持論を持った人間でもある。中国政府が、馬英九という男を使って台湾の政治を乗っ取ったと考える方が早い。 ☆ 「台湾の民主と未来のために祈って」という声 2013年10月には、もう馬英九政権は国民の支持率は10%を切ってしまっている。だいたい、どこの国家でも国民の支持率が20%を切ったら、その政権は崩壊すると言われているが、馬英九政権は10%すらもない。 この数字の衝撃度は計り知れないものがある。台湾国民は、ほとんど誰も馬英九を支持していないということになる。 その中で、馬英九政権は中国とのサービス貿易の自由化協定を「国民に知らせず密室で署名」して強行採決したので、国民は激怒した。 そして、2014年3月18日より台湾の学生や活動家200人が決起して国会を占拠して立てこもるという前代未聞の事態に突入していった。 もちろん、このような事態になったのは、台湾の歴史でも初めてのことである。 警察は彼らを排除しようとしたが失敗し、彼らは現在も国会を占拠したままだ。彼らはこのような声明を発している。 ------------------------------------- 世界の皆様へ: 現在台湾の国会議事堂(立法院)内に民衆が立ち入っております。それは先日「両岸(台湾と中国人民共和国)サービス業貿易協議」法案が強行可決されたことが原因です。 その協議は、理不尽な程不平等で、数多くの市民と学生が国会で反対運動を行っております。しかし政府は鎮圧部隊を結集し、台湾を守りたい市民たちを強制的に退去、解散させようとしています。 今、この時こそ、台湾にとって大切な時です。世界各国からの支援及び関心を頂きたいと存じ上げます。 もしこのメッセージをご覧になられましたら、台湾のためSNSにシェアして頂けないでしょうか。そして、ほんの少しでも構いません、一緒に台湾の民主と未来のために祈って頂けませんでしょうか。 ご関心、誠にありがとうございます。 -------------------------------------- ☆ 台湾で起きている激動の先に日本の未来がある 中国政府は、刻々と領土拡張に動いており、モンゴルもチベットも新疆ウイグル自治区もすべて暴力と圧政で飲み込もうとしている。 そればかりではなく、日本の尖閣諸島ばかりか沖縄まで手中にしようと画策している。 その流れの中で、親日国家だった台湾が今や風前の灯火となってしまっているということだ。台湾が中国の手に落ちたとき、次の標的は日本になるのは言うまでもない。 中国は、政権批判を一切許さない支配を中国全土に敷いている超独裁国家である。現在の中国には、自由な民主主義など望むべくもない。 それがどんなに危険なことなのかは、チベット人が置かれている立場を見れば分かる。(助けを求めるチベット人の炎の叫びを、私たちは拡散すべきだ) あるいは、法輪功の信者たちの身に起きている凄惨な暴力を見れば分かる。(中国では、女性の乳房を高電圧で壊死させるような拷問をする) このような非人道的な国家が台湾を飲み込み、日本をも侵略しようと虎視眈々と動いていることを、私たちはもっと危機感を覚えてもいい。 例によってマスコミは、台湾で起きているこの激動の事態を申し訳程度にしか取り上げない。しかし、馬英九政権が崩壊の危機に瀕していることは、非常に重要なニュースである。 台湾の売国政権がどうなるのか。このまま崩壊するのか、それとも国民の声を封殺してしまうのか。 ここに日本の将来がかかっていると言ってもいい。

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