2014年4月6日日曜日
●折鶴
●折鶴
◆おり づる をり- [2] [0] 【折(り)鶴】
紙で折った鶴。
◆折鶴(おりづる、折り鶴)http://p.tl/yO1i
正方形の紙を折って鶴に似せた形に作るもので、折り紙の一種。最もポピュラーな作品のひとつであり、折り方も簡単なため多くの世代に知られている。初心者向けの折り紙本の多くには作り方が掲載されている。
1枚の紙に切り込みを入れて、多数の折鶴を完全に切り離さずにくっついた状態で折る「連鶴」や、単体の折鶴を多数折って繋げていく「千羽鶴」などもある。他に尻尾を引っ張ることで羽を動かすものもある。また、折り終えた際に鶴の下部に息を吹き込むことで、胴体部分を膨らませることができる。
広島の七夕や仙台七夕などでは、七夕飾りの一つとして折り鶴を用いる。
・歴史
折鶴が文献に現れるのは江戸時代であり、井原西鶴の1682年に出版された『好色一代男』の中で、主人公の世之介が「比翼の鳥のかたち」をした「をり居(おりすえ)」をつくるという記述がある[1]。ただし『好色一代男』では図や絵がなく文章のみで書かれているため、「比翼の鳥」の折り紙がどのようなものなのかは定かではない。はっきりと折鶴が描かれるのは1700年に出版された『當流七寶 常盤ひいなかた』である。そのひいなかたの中の121番「落葉に折鶴」の項に、着物の模様として折鶴が描かれている。
その後、折鶴を発展させた連鶴が誕生した。明確な形で連鶴が記載されているのは1797年京都で出版された『秘伝千羽鶴折形』である。しかし1800年前後の複数の錦絵(浮世絵)には連鶴と思しき連なった鶴が描かれており、『秘伝千羽鶴折形』以前から連鶴が存在していたと考えられている[2]。具体的には、少なくとも18世紀後半には江戸で連鶴が折られていたと考えられる[3]。
『秘伝千羽鶴折形』はその後その存在が忘れ去られていたが、1957年に吉澤章が国際折紙研究会の機関紙「O・T通信」で発表し、更に同年の『週刊朝日』の書評欄で紹介されたことにより、一般の人にも広く知られることとなった[3]。
現在折り鶴や特に千羽鶴を、病気快癒・長寿の願いをこめて入院患者へ贈るという習慣がある。この理由の一つには「鶴は千年、亀は万年」という慣用句があることがあげられる。また広島市への原子爆弾投下により被爆し、後に白血病で死亡した佐々木禎子が、生前に病気の恢復を祈って折り鶴を折り続けたというエピソードも広く知られている。佐々木禎子のエピソードや千羽鶴・折り鶴はカルル・ブルックナーの"Sadako will leben"(サダコは生きる)やエレノア・コア (en:Eleanor Coerr) の"英:Sadako and the Thousand Paper Cranes"(サダコと千羽鶴、en) によって広く英語圏にも知られることとなった[4]。そのため千羽鶴は世界平和の象徴としてとらえられ、広島平和記念公園などに供えられている。
・世界最大の折鶴
2009年8月29、30日に、広島の市民団体の呼び掛けで両翼81.94m、高さ36mの折鶴が作られた。広島修道大学の駐車場で学生ら約1000人が協力しクレーンなどを使い折り上げ、ギネスブックに世界最大と認定された。
◆★つる http://p.tl/0ugu
(2)家紋の一。鶴の文様ををもとに作られたという。舞鶴・鶴の丸・折鶴など。
◆
◆おりがみ畑のおりがみ教室 折り鶴の折り方 東京折紙教室の会 http://p.tl/-fYC
◆折り鶴の作り方 http://nanapi.jp/38900/
◆折り鶴の種類 http://p.tl/JwDD
折り鶴は平和のシンボルとして、色々なところで利用されています。折り方も様々で、種類によっては難しいのもありますが、みなさんもチャレンジしてみてください。
◆恋結び折鶴伝説 http://p.tl/3bTr
ムービーを見る
ときは江戸時代。上方の大店、ひとり娘の葵と使用人の佐吉は、結ばれぬ恋を思いつめ湯の山に。
そして、蒼滝にふたりで身を投げようとしたその時、ひとりの僧兵が現れ「温泉にでもつかれば、気持ちも変わるかも知れんぞ」と励ましたのです。
その言葉に気を取り直したふたりが湯に入ると、なぜか思い詰めていた気持ちが、ほんのりと解けていくのが分かりました。
あくる朝、僧兵に礼をと三岳寺を訪れたところ姿がみえません。せめて感謝の気持ちを伝えようとふたりは鶴を折り、寺へ奉納しました。すると折鶴は連なってひらひらと舞い上がり、飛びたっていきました。
この不思議な出来事に、明るい望みが生まれ、ふたりは上方に帰る決心をしたのです。
それから数年後、幸せになったふたりは三岳寺を訪ね、住職にあの僧兵のことを話すと、もう何十年も僧兵はいないとのこと。
ふたりを救った僧兵は仏様の仮のお姿だったのでしょうか…。
今でも三岳寺では、永遠の愛と、幸せに結ばれることを願い、折鶴を奉納する恋人たちの姿が絶えません。
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