2012年12月4日火曜日

●はやし●囃し歌

●はやし●囃し歌
★はや・す  【▼囃す】
(動サ五[四])
〔「栄(は)やす」と同源〕
(1)手を打ち鳴らしたり、囃子詞(はやしことば)を唱えたりして、歌舞の調子をとる。
「一人が歌い、一人が―・す」「人々拍子を変へて、伊勢平氏はすがめなりけり、とぞ―・されける/平家 1」
(2)囃子を奏する。
「笛・太鼓で―・す」
(3)からかったり、冷やかしたり、ほめたりする言葉を大声で唱える。
「いたずらっ子たちが―・す」
(4)株や商品の市場で、有望なものとして皆が取りざたする。
「建設株が―・されている」
[可能] はやせる

★はやし  【▼囃子/▼囃】
〔動詞「囃(はや)す」の連用形から〕
(1)日本の各種の芸能で、演技・舞踊・歌唱(謡・唄)の伴奏のために、あるいは雰囲気を出すために、楽器(主に笛と打楽器)や人声(掛け声・囃子詞(ことば))で奏する音楽。
(ア)能楽の囃子では、笛・小鼓・大鼓・太鼓の四種の楽器(四拍子(しびようし))を用いる。
(イ)歌舞伎の囃子では、四拍子を中心的に用い、さらに多種類の打楽器を補助的に加えて奏する。これを鳴り物とも呼ぶ。また演技・舞踊に対して、唄と三味線まで含めて囃子と呼ぶこともある。
(ウ)寄席の囃子では、三味線と鳴り物が主で、上方落語では唄われることも多い。
(エ)祭り囃子・神楽(かぐら)囃子など民俗芸能の囃子では、笛と各種の打楽器が用いられる。
(2)能の略式演奏形式の舞囃子・居囃子・番囃子などの通称。

★囃  隠語大辞典
読み方:はなし
〔芸〕落語や人情話のこと。
分類 芸能界、落語界
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・囃
読み方:はやし
同上(※「はっぱ」参照)。〔第一類 天文事変〕
暴動を云ふ。


★初午(はつうま) http://p.tl/WZES
2月の最初の午の日。稲荷社の縁日で、雑節の一つとすることがある。
富山県南砺市利賀村(旧 東礪波郡利賀村)の上村(うえむら)地区では、子供達が藁でできた馬(午)の頭をもって家々を回り、家の中に上がり込み囃し歌に合わせ舞う「利賀のはつうま」が行なわれる。各家庭からはお礼にお菓子やみかんなどのご祝儀をもらう。昭和57年(1982年)12月21日には「利賀のはつうま行事」として国の選択無形民俗文化財に選択され、平成16年(2004年)7月16日には、富山県の無形民俗文化財に指定されている。

★七草(ななくさ) http://p.tl/iX5U
人日の節句(1月7日)の朝に、7種の野菜が入った粥を食べる風習のこと。本来は七草と書いた場合は秋の七草を指し、小正月1月15日のものも七種と書いて「ななくさ」と読むが、一般には7日正月のものが七草と書かれる。現代では本来的意味がわからなくなり、風習だけが形式として残ったことから、人日の風習と小正月の風習が混ざり、1月7日に「七草粥」が食べられるようになったと考えられる。
七種は、前日の夜にまな板に乗せて囃し歌を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れる。囃し歌は鳥追い歌に由来するものであり、これは七種がゆの行事と、豊作を祈る行事が結び付いたものと考えられている。歌の歌詞は「七草なずな 唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、合わせて、バタクサバタクサ」など地方により多少の違いがある。


★ローソクもらい  http://p.tl/Mgvr
7月7日 もしくは月遅れの8月7日の七夕に北海道で行われる行事である。「ローソク出せ」とも呼ぶ。
函館の古い習俗を記した安政2年(1855年)の『函館風俗書』(蛯子七左衛門著)には、七夕の習わしとして、子供たちがめいめいにガク灯籠を差し出して、竹に五色の短冊をつけて、笛や太鼓を鳴らし囃し立てて歩くようすが描かれている。ここではローソクを貰い集めることは記されていないが、灯籠を見せて歩く習わしは、「ねぶたッコ見てくれ」と練り歩く青森県のねぶたの習わしに似ている。
ローソクもらいの日には、学童前から小学校低学年の子供たちが缶灯籠や提灯を手に三々五々集まり、7人前後の集団となって、囃し歌を歌って近隣各戸を訪ねあるく。

★3.囃し歌の地域性と時代性 http://p.tl/SvRv
ニシン漁で栄えた漁師町では「今年豊年七夕まつり」という歌詞からはじまることが多く、地域によってはローソクを強要する歌詞も歌われた。かつて北海道経済の中心であった小樽では「商売繁盛」の歌詞が付け加わっている。内陸部の多くの地域では、枕言葉になる部分が省略され、ストレートに「ローソク出せ」と歌う歌詞が多い。時代が新しくなればなるほど、こうした簡略化された直接的な囃し歌が歌われ、現在では貰い集める品が飴や菓子類などに替わってしまっている。函館において言えば、「ローソクけなきゃ(くれなければ) かっちゃくぞー」は小学校の指導で消滅し、「おー いやいやよ」も意味不明とされ、学校などの指導が元で「大いに祝おう」が普及した。

★◇七草囃子(ななくさばやし) http://p.tl/5V4d
 七草粥の準備は前日1/6 の夜から行い、七草囃子と呼ばれる囃し歌を歌いな
 がら粥に入れる七草をまな板の上で49回(7×7)叩きます。このときの囃し
 歌は、

★春の七草・秋の七草について http://p.tl/ARcx
七草の囃し(ななくさのはやし)=七草の祝に、前日の夜または当日の朝、
俎(まないた)に薺(なずな)または七草や台所のすりこぎ・杓子など
を載せ、吉方(えほう)に向かい、「唐土(とうど)の鳥が日本の土地
へ渡らぬ先になずなななくさ(ななくさなずな)」、または「唐
土の鳥と日本の鳥と渡らぬ先に、ななくさなずな手に摘み入れて」
などと唱え囃しながら、それらを叩く習俗。〈(季)新年〉
                     (以上、『広辞苑』第6版による。)

★囃し歌 悪口 からかい いろいろ  http://p.tl/FiM0
めそめそ泣いている妹をからかって、こんなふうに囃しました。私も兄や兄の友達に合唱で囃されたのです。
  泣き虫 毛虫 はさんで捨てろ
さっきまでピーピー泣いていた子が、気がつくとニコニコしている…そんなときに、こういって囃しました。私も妹によく言ったものです。
  今泣いたカラスが もう笑った

★神楽歌と囃子  http://p.tl/075K
 神楽歌は普通、舞歌と呼ばれ、本来、神懸かりになることを目的として囃子とともに歌われる。
 歌の形式は五七五七七からなる短歌形式が殆どで、その数は百首を数えるそうである。
 神楽歌は舞の序段と神の喜びの舞の時に奏し、夫々の演目にふさわしい歌が作られている。

★神輿 囃し歌 大阪 生根神社 平成21年10月11日 秋季例大祭 http://p.tl/QGbP


★囃し物(囃子物)【はやしもの】
中世後期に流行した風流(ふりゆう)系の芸能で,〈拍子物〉とも記す。
芸態は風流傘などを中心に,趣向のある仮装をした者や作り物などを,笛,太鼓,小鼓,鉦(かね)などで囃すもので,歌謡をともなう例も多い。
十数人から数十人の者が組をつくり,正月の松囃子(まつばやし),左義長(さぎちよう),盆,祭礼などに囃しながら要所をまわるが,その具体的ようすは《看聞日記》や《桂川地蔵記》に詳しい。
室町時代中期以降には,囃子物のまわりに踊り衆が付くようになり,風流踊が誕生する。

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